
181
2016.02.17
ロンドンの真ん中で露天風呂? 全部屋インテリアが異なる遊びいっぱいのホテル
ロンドンのオックスフォード・ストリートといえば、いつも多くの買い物客で賑わうショッピング街。そこから歩いてわずか2分のシーモア・ストリートにある「Zetter Townhouse(ゼッター・タウンハウス)」は、まるで個人宅をおとずれているような落ち着いた雰囲気のホテルです。
看板もレセプションもない隠れ家のようなホテル

まるで普通のお家のような門構え
シーモア・ストリートは、オックスフォード・ストリートのすぐ近くにありながら、落ち着いた静かな通り。 このなかで、住所を確認しないと見逃してしまいそうなレンガ造りの建物がゼッター・タウンハウスです。よく見るとドアにホテルの名前が控えめに書かれています。

収集家のリビングルームのような内装のバー「シーモアズ・パーラー」
なかに入ると、ヴィクトリア時代の収集品があちらこちらに飾られた、リビングルームのようなバー「Seymour’s Parlour(シーモアズ・パーラー)」が広がります。 なんとこのホテルは、「世界中を旅する、収集家のシーモアおじさんの家」というコンセプトから、看板もなければ、レセプションもありません。それでも、ドアを開けるとすぐにスタッフが声をかけてくれるので、チェックインもスムーズです。
小さな工夫がいっぱいの客室

「スーパー・デラックス」のお部屋には、なんとベッドルームにバスタブが。これとは別にシャワールームがある
客室はすべてインテリアの異なる24室(1泊税込み234〜726ポンド)。重厚なアンティーク調の家具を採用しているお部屋、ポップなユニオンジャックをあしらった天蓋付きベッドのあるお部屋など個性派揃いなので、ウェブサイトでチェックしてから、お部屋を指定して予約するのがおすすめです。

8つある客室タイプのなかで、一番お手頃な「クラブ」の一室(1泊税込み234ポンド)
全室、無料の無線インターネット完備、ふかふかのバスローブやスリッパ、お茶のセット、さらに手編みのカバーのついた湯たんぽまで用意されています。バスルームのアメニティは、イギリスの自然派コスメブランド「REN」、ラップトップ・コンピュータがすっぽり入る金庫も室内にあり、安心して快適に滞在することができます。
ロンドンの真ん中で楽しむ露天風呂

この帽子を外に出すと「部屋の掃除をしてください」のメッセージ。遊び心を感じさせる ©Kazuyo Yasuda
客室のなかでも46平米と一番広く、スペシャルな驚きに満ちているのがリアーズ・ロフトという最上階のお部屋(1泊税込み726ポンド)です。ひとフロアすべてをぜいたくに使ったこの部屋には、屋内のバスルームに加えて、なんとテラスに露天風呂が用意されているのです。 広々とした部屋のなかには、ゆったり大きなソファベッドがあり、小さな子どもならふたりまで寝ることができるので、家族連れにも人気の部屋です。 ゼッター・タウンハウスは、ちょっと特別なロンドン旅行になりそうな、ひと味違うホテルなのです。

広々としたバルコニーに置かれた大きなバスタブ。外から見られないような工夫もなされている

Zetter Townhouse Marylebone
ゼッター・タウンハウス・マリルボン
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
海外
の人気記事
の人気記事























