606
2016.02.02
フランス産の高級チョコを贅沢に使った「生チョコサンド」が人気。路地裏にある老舗洋菓子店
※こちらの記事は2016年2月2日に公開されたものです 杉並区・西永福商店街の路地にある「菓子工房 CQL(シーキューエル)」は、高品質の手作りチョコレートが愛されているお店。気軽に食べられるチョコサンドや一粒ごとに違う味を楽しめる一口チョコなどおいしさに定評があり、オンリーワンの贈りものにもぴったりです。
駅前商店街の路地にある隠れた名店
京王井の頭線西永福駅から商店街を歩いてすぐ。カレーライス店やちゃんこ鍋店が並ぶ路地にフランス国旗が立っているお店を見つけたら、そこが1972年の創業以来、地元の人々がお茶菓子や贈答品を買い求めに訪れる「菓子工房 CQL」です。
店名は「Confidence(信頼)」「Quality(品質)」「Life(生活)」の頭文字を取って合わせたもの。フランスなどで修行を繰り返したパティシェの松岡敏夫さんが安心で安全な材料のみで手作りした品質のよいお菓子によって、お客さんの生活に喜びを提供したいという思いから名づけられました。
定番や季節の生ケーキをはじめ、九州・霧島高原高千穂バターを使った豊かな風味とコクのあるクッキーやマドレーヌなどの焼菓子も種類豊富にそろいます。焼菓子は井の頭線沿線の名品として知られ、手みやげに利用する人も多くいます。
おいしさを突き詰めた手作りチョコレート
「オレンジチョコレート」(30g500円)。右側はより甘いホワイトチョコレートをコーティングした「オレンジチョコレート ホワイト」(30g500円)
高品質チョコレートの風味をそのままいかそうと試行錯誤を重ね、ベストなものだけを提供しているというオリジナルの手作りチョコレート。 生チョコクリームをチョコスポンジ生地で挟んだ「生チョコサンド」(メイン写真、750円)は、カカオ分55%の高級フランスチョコレートを贅沢に使用。ふわりとしたスポンジ生地をつまんで口に運ぶとチョコレートの香りがよく、舌の上でとろけるチョコクリームの甘味と苦味のバランスが絶妙です。 無農薬の上質オレンジピールをシロップ漬けにしてからココアパウダーでコーティングした「オレンジチョコレート」も人気。オレンジの爽やかさとチョコレートのほろ苦さがマッチして、コーヒーにはもちろん、ウイスキーやブランデーなどのお酒にも合います。
「プラリネ」(6個入り1850円、化粧箱とリボン包装を含む )。12個、15個,20個入りもある
「プラリネ」と「トリュフ・コニャック」は、季節限定の一口チョコレート。4月まで販売している「プラリネ」は、ナッツ、レーズン、ミルクなどを包んださまざまな形のチョコが詰め合わされています。「トリュフ・コニャック」は5月まで販売。アルコール度数40度のコニャックがたっぷり入れられ、箱を開けるとお酒の香りがふわっと立ちます。 どちらも希少なマダガスカル産クリオロ種カカオの最高級チョコレートがベース。融点が低いので口の中に入れるとさっと溶け、チョコレートの濃厚な風味が広がるとともにいろんな味を楽しめるのがたまらないのだとか。
「トリュフ・コニャック」(8個2300円、化粧箱とリボン包装を含む)。5個1500円も
地元の人に2代、3代と親しまれ、引っ越しても高品質の味が忘れられず遠くからわざわざ買いに訪れる人もいるという「菓子工房 CQL」。オンリーワンのオリジナルチョコレートは、バレンタインの贈りものにも喜ばれそうですね。どうぞお試しください。
菓子工房CQL
シーキューエル
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
森田奈央
の人気記事