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2020.04.27
鎌倉・由比ヶ浜通りの新進気鋭のパティスリー「Grandir Ensemble」
歴史と伝統がありながら、新しいワクワクも感じさせてくれるのが、鎌倉の魅力。そんな鎌倉で、スイーツ好きや地元の人々の間でいま話題のパティスリーが、「Grandir Ensemble(グランディールアンサンブル)」。鎌倉駅にほど近い由比ヶ浜通り沿いの小さなお店は、テイクアウトはもちろん、季節ごとに変わる極上スイーツを楽しみながらのひと休みもできる素敵な空間です。
自由で新しい空気に刺激されて生まれるスイーツ
白が基調のシンプルでスタイリッシュな店内
由比ヶ浜通りに面したシンプルなガラス扉を開けて一歩店内に入ると、美しく並ぶケーキや色とりどりのマカロンに目を奪われます。 2015年にこの場所にお店をオープンしたオーナーパティシエの門脇勝彦さんは、丸の内の「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」で10年にわたってパティシエを務めたという経歴の持ち主。
ショーケースに並ぶケーキは季節ごとに入れ替わる
マカロン(250円~)も定番のほか季節の限定フレーバーが登場
なぜ、鎌倉にお店を? 「鎌倉が好きなんです。都心よりも自由でゆったりした時間を過ごせるのに、どんどん新しいお店ができたりして、つねに刺激がもらえる環境なのがいいなと思って」 そう語る門脇さんの生み出すケーキは、シンプルなのに隅々まで美しく、ショーケースに並んでいるところはまるでアートのよう。 「いま流行りのあっさり系ではなく、インパクトのあるパーツを組み合わせて生まれる個性を大切にしています」と門脇さん。どのケーキも、チョコレートやフルーツ、クリームなど一つひとつの味は個性的で強いのに、口の中でとけ合うと絶妙なハーモニーを奏でます。定番商品に加え、季節ごとに新作も登場するので、何度訪れても新しい楽しさと驚きを味わえそう。
「ひと休み」の幸せをゆっくり味わって
ミルフィーユ(500円)
店内には、イートインも4席設けられています。「散策途中などでケーキを持ち帰れないときにも、その場でおいしく食べていただけるようにしたいと思って。ちょっと歩き疲れたときなどに、ゆっくり味わってひと息ついていただければ嬉しいです」ということで、コンパクトなお店ながら、通りに面した窓際の席はくつろげる雰囲気。ケーキのサイズは決して小さくないのですが、甘さがくどくなく、それぞれのケーキの個性がはっきりしているからか、一度に2、3個食べてしまう人も少なくないとか。
タルトショコラ(530円)。マカロンの追加はプラス200円~
イートインでは、ケーキに好きなマカロンをプラスできるのも嬉しいポイント。色とりどりのマカロンから、どれを選ぼうかと迷ってしまいます。また、イートイン用ドリンクのラインアップは、酸味を抑えたコーヒーややわらかな香りの紅茶など、ケーキをおいしく食べられるように考えてセレクトしているそうです。
大切な方へのギフトにも
マカロンの他、焼き菓子やサブレなども充実
日持ちのする焼き菓子やマカロンの詰め合わせは、気の利いたギフトとしても喜ばれそうですね。鎌倉に来たときには、ぜひ立ち寄ってみてください。
Grandir Ensemble
グランディールアンサンブル
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田渕嘉子 写真:依田佳子
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