４つのアロマオイルをブレンドして、免疫力アップ

免疫力アップにおすすめな精油は以下の4つ。今の季節に癒しを運んでくれる清々しい香りばかりです。 １　ティートリー…すっきりとした清涼感のある香り ２　ユーカリ…シャープでクリアな香り ３　パイン（パインニードル）…松の仲間で、清々しい森林の香り ４　ラベンダー…フローラルで爽やかな香り

マスクにオイルをつけるときは、直接唇にふれない場所に

それぞれのオイルの効能をご紹介します。 ・自律神経を整え、免疫活性化…「ティートリー」「ユーカリ」「ラベンダー」 ・鼻やのどなど、呼吸器の炎症を抑える…「ユーカリ」「パイン」 ・抗ウイルス、殺菌作用…「ティートリー」「ユーカリ」「ラベンダー」「パイン」 ・鎮静・鎮痛作用…「ラベンダー」 「ティートリー」「ユーカリ」は特に強い殺菌作用があるります。オイルはひとつずつ使っても有効ですが、樹木系の香りが強い「ティトリー」「ユーカリ」「パイン」は「ラベンダー」のフローラルな香りをブレンドすると、さわやかで心地よい香りになり、強い香りが和らぎ使いやすくなります。4種類をすべてブレンドする場合はラベンダー6、ティートリー2、ユーカリ1、パイン1の割合がおすすめ。ぜひ好みの香りで調合してみてください。 バスタブに数滴たらしたり、マスクに一滴落としたり…香りを楽しみながらウイルス対策ができますよ。

3種のアロマで作る、簡単消毒スプレー

最近はなかなか入手しにくい除菌スプレーも、今回紹介したアロマを使って簡単に作ることができます。植物成分100％のオイルを使うことで、体にも優しく、香りでも癒されます。作り方は以下の材料を合わせるだけです。 材料（50ml分） ・無水エタノール…35ml ・精製水（またはミネラルウォーター）15ml ・エッセンシャルオイル（精油）…ユーカリ8滴、ティトリー8滴、ラベンダー4滴 無水エタノールがない場合はアルコール度95％のスピリタスやウォッカなどで代用ですることも。アルコール類を使わず、精製水50mlに精油を入れて作ってもOKですが、使う前によく振ってオイルと水を混ぜ合わせて、早めに使い切ってください。敏感肌の人は精油の量を1/2か1/4に減らすと安心です。

手荒れが気になる…という人に。ケアアイテムの作り方

手洗いやアルコール除菌による手荒れが気になる…という人には、今回紹介した精油を使ってハンドケアアイテムを作ってみてはいかがでしょうか。しっとりとした使い心地のミツロウのクリームならば保湿と除菌が一度にかないます。 ＜ミツロウクリームのレシピ＞ 材料 ・蜜ろう(ビーワックス)…3g ・ ホホバオイル…20ml ・ 精油・・・ラベンダー3滴、ティートリー2滴 作り方 1：ビーカー(耐熱容器)の中にミツロウとホホバオイルを計って入れる 2：1を湯煎にかけて、ホホバオイルの中のミツロウを溶かす 3：2のミツロウが完全に溶けたら、クリーム容器に移す 4：3を竹串を使って時々かき混ぜながら冷まし固めていく 5：粗熱がとれて固まってきたら、完全に固まる前に精油を加えてよく混ぜて完成

いかがでしたか。今回紹介した精油とその活用法を教えていただいたのは、愛媛県宇和島市でアロマテラピーのショップ・サロン・スクール「Aromahouse Leaf」を主宰し、手作りのアロマグッズのワークショップなども開催している坂本早苗さん。（公社）日本アロマ環境協会認定 アロマテラピーインストラクター・アロマセラピストとの資格を持ち、産婦人科でも施術を行っています。 カビや匂いが気になるこれからの季節にも今回のオイルはおすすめです、という坂本さん。植物生まれのナチュラルな精油を暮らしにいろいろ活用して、心と体にやさしい対策をしてみてくださいね。

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