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2020.04.29
【荻窪&西荻窪編】名店の味をテイクアウトして、食卓に彩りを♪
快適なおうちでの生活のために、おいしいごはんは大切なエッセンス。 何を作ろうかとあれこれ考える自炊も楽しいですが、せっかくなら普段は自宅で味わえないグルメをテイクアウトしませんか?ことりっぷのGW特集は、自宅でのごはん時間が華やぐようなテイクアウトできる名店の味ご紹介。第3回目は荻窪&西荻窪です。 昔ながらの小さなお店が並ぶ荻窪や、店主さんの趣味やセンスがうかがえる個性的なお店が多い西荻窪には、地元に愛されるグルメのお店が多く存在します。今回は、そんな荻窪・西荻窪エリアの自宅で楽しめるテイクアウト店をご紹介します。
【荻窪】「カフェ・バスク」身体の中からきれいになる料理
店名はお店の特徴であるテラスのイメージ「ひなたぼっこ」から名付けたのだそう
荻窪駅から徒歩6分。環八通り沿いの歩道橋の下にあるのが「cafe Bask」です。動物由来の原料を使わないヴィーガンを、日本でももっと身近な食事として感じていただけるよう、お酒を飲みながらでも楽しめるような味付けや、メニュー作りにこだわっています。
左:「本日のご飯プレート」(1100円/税別)右:「季節野菜とリーフのサラダ(フルサイズ)」(950円/税別)
現在は、デリや野菜などランチでもディナーでも一日を通して食べられるテイクアウトメニューを販売しています。オススメは「本日のご飯プレート」。日替わりのおかずにデリ2種、サラダが付いてきて、ご飯は玄米か7分づきご飯が選べます。ひとつひとつ手作りで、ほっこりやさしい味わい。ボリューム満点な上に、身体が喜ぶものがぎゅっと詰まっています。 「季節野菜とリーフのサラダ」は、フルサイズとハーフサイズがあり、野菜をたくさん食べたい方はフルサイズがオススメ。にんじんで作ったドレッシングが付いてくる気遣いも嬉しいですね。
左:「季節野菜のバーニャカウダ」950円(税別)右:「today's デリ・3種」580 円(税別)
その日によって内容が変わる「季節野菜のバーニャカウダ」も人気です。オリジナルのヴィーガンバーニャカウダソースで食べられるものポイント。3種と5種(950円/税別)から選べる「today'sデリ」をプラスすると、見た目もバランスも取れた食卓に♪ テイクアウトメニューは、オーダーを受けてから用意するため事前に電話予約すると待つことなく購入できます。身体の内面からキレイになれる食事を取り入れてみてくださいね。
cafe Bask
カフェ・バスク
【荻窪】「パンとcafé えだおね」の手作りパンとサンドイッチ
緑あふれるウッディーでナチュラルな雰囲気の外観が目印
荻窪駅から歩いて約3分。南口の仲通り商店街をまっすぐ進み、八百屋さんとお花屋さんの間の道を右折したところに、ベーカリーカフェ「パンとcafé えだおね」があります。「えだおね」は、山の尾根(稜線)が枝のように見えるさまを意味する登山用語なのだそう。 こちらはオーナーさんが、高校生からの夢だったベーカリーカフェを荻窪にオープンした思いの詰まったお店。何度も試作と試食を繰り返しながら作るこだわりのパンは、ハード系パンを中心に、お惣菜系やスイーツ系など豊富なラインナップが揃います。
左:「いぶりがっこクリームチーズ」(260円)、「ほうれん草ベーコンチーズ」(280円)右:「オムレツサンド」(350円)、「ハムとチーズのバゲットサンド」(480円)
現在は店内のイートインはお休み。期間限定でテイクアウト販売するパンは手作りにこだわり、自宅のオーブンやトースターで温めてもおいしく食べられるように作られているのだそう。 豊富な種類のパンの中から特にオススメなのが、秋田名産のいぶりがっこを使用した「いぶりがっこクリームチーズ」や、具材とチーズの香ばしさのマッチングが抜群の「ほうれん草ベーコンチーズ」。卵好きにはたまらない関西風の「オムレツサンド」と、グリエールチーズの美味しさが堪能できる「ハムとチーズのバゲットサンド」は、朝食にもぴったりです。
左:「えだおねフレンチ・シュガー」右:「えだおねフレンチ・シナモン」(各280円)
おやつの時間に食べたくなる「えだおねフレンチ」は、シュガーとシナモンの2種類。口の中で溶けるような柔らかい食感を楽しめます。他にも自家製のパテや人参のラペサラダなど、購入したパンに挟んだりお酒に合わせたりできるサイドメニューもそろっています。 人気のパンは売り切れる場合もあるので、早めの来店がオススメ。荻窪で親しまれているパンでおうち時間を充実させてみて。
パンとcafé えだおね
パントカフェエダオネ
【西荻窪】「sing」でおやつと自然栽培コーヒーを
店頭のショーケースには手作りの焼菓子が並ぶ
西荻窪駅から徒歩7分。南口の仲通商店街を抜けた神明通り沿いにあるのが、2019年春にオープンした「sing」。店名の由来は、シングで過ごした時間やお菓子、いつか聴いた歌のように心に優しく残りますように、との想いを込めて名付けられたのだそう。そんな「sing」では、身体にやさしい食材を使った焼菓子やマフィン、ケーキをドリンクと一緒に楽しめます。
「米粉マフィン」(360円)
テイクアウトできるオススメのおやつは、卵や乳製品を不使用の「米粉マフィン」。朝食やちょっとした軽食にぴったりの「おかず系の米粉マフィン」は、季節の野菜を使用しており、トマトハーブ、ひよこ豆のスパイスマフィンやごぼうマスタードなどの種類を日替わりで販売しています。 また、甘酒と自家製ジャムで作った米粉マフィンは、かわいらしく季節のフルーツをトッピング。見た目もキュートでおやつに最適。コーヒーや紅茶と合わせてみて。
「たまごカステラ」(1本1200円、1切れ300円)
じっくり湯煎焼きして、しっとりと焼き上げた「たまごカステラ」は、女性やお子様に人気。平飼い卵で作るカステラは、ふっくらやわらかく弾力性があり、頬張るだけで幸せな気持ちになれます。おうち時間のおやつにどうぞ。 マフィンやカステラなどの焼菓子は、数量限定で事前予約も行なっています。販売日はツイッターやインスタグラムで確認してみてください。
sing
シング
【西荻窪】「LA CREPERIE」でお惣菜やスイーツを
爽やかなコバルトブルーの外観がまるでフランスのパリを訪れたかのよう
JR西荻窪から徒歩2分。南口から高架下を進み、昔ながら商店街を少し歩いた先にあるのが「LA CREPERIE」。恵比寿のフレンチビストロ「Abbesses(アベス)」のオーナーシェフ矢作さんが手がけるクレープスタンドです。 矢作さんがフランス修業時代に出会ったクレープ屋さんの味を日本で提供したい、と想いを込めてお店をオープンしました。注文後にその場で焼き上げる本場フランス仕込みのクレープの味と人気を集めています。
「ベーコンとほうれん草のキッシュ」(900円)、「パテ・ド・カンパーニュのワッフルサンド」(500円)、「自家製和牛カレー」(1000円)、「紅茶とアプリコットのケーキ」(200円)
現在、期間&数量限定でお惣菜やスイーツなどがテイクアウトできます。中でもオススメなのが、ベーコンとほうれん草をたっぷり詰めて焼き上げた定番のキッシュが入ったデリ「ベーコンとほうれん草のキッシュ」。旨味たっぷりの厚切りパテと新鮮な野菜をワッフル生地でサンドした「パテ・ド・カンパーニュのワッフルサンド」も食べ応え抜群です。 じっくり3日かけて煮込んだ「自家製和牛カレー」や、食後のカフェタイムで楽しみたい「紅茶とアプリコットのケーキ」も揃い、どれもとてもリーズナブル。本場の味を学んだシェフならではのセンスが光るご馳走をぜひご自宅で楽しんでみて。
「スティッククレープ3種セット(イチゴ・ブルーベリー・レモン)」(900円)※GW限定・数量限定・13時〜
焼きたてのクレープは、ゴールデンウィークの期間中のみお休み。4/29〜5/6までの間は、いつものクレープに代わって「スティッククレープ3種セット」(数量限定)を13時から販売。スティック状に巻かれた生地の中には、たっぷりのホイップクリームとイチゴ・ブルーベリー・レモンのコンフィチュールを包みます。 もっちりした弾力のある生地はそのままに、食後にもカフェタイムにもぴったりな一味違ったクレープを味わってみて。
LA CREPERIE
ラ・クレープリー
https://www.instagram.com/abbesses.chef/
※スティッククレープの販売期間:4/29、30、5/1、4、5、6
※提供メニューは仕入れ次第で変更する場合があります
*** いかがでしたか?刻一刻と変わる状況を見ながらオープンしているお店が多いため、メニューや営業時間は変更になることがあります。 お店の情報欄に掲載されているものは2020年4月26日時点の情報です。最新情報はSNSやHPなどからご覧いただけますので、行く前にチェックをお願いします。
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南森エレナ
Writer
スイーツコンシェルジュ 南森エレナ
テレビ局や大手旅行会社などの勤務を経て雑誌やwebで執筆するライター。カフェめぐりと旅行が趣味
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