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2020.08.20
王道から個性派まで!「山中温泉アイスストリート」で探すアイスの旅へ
アイスの1世帯あたりの年間消費量が全国トップの石川県。加賀温泉郷のひとつ、山中温泉では40種類を超える個性的なオリジナルアイスが楽しめる「アイスストリート」が話題を呼んでいます。かわいらしい形の「菊の湯アイスキャンディー」をはじめ、地酒アイス、わかめアイスなど種類も豊富。 温泉に入浴した後のアイスクリームは格別です。散策のひと休みとしても、こだわりの涼菓を楽しんでみては。
「山中温泉アイスストリート」って?
山中温泉の至る場所で、いろんなアイスを楽しめる「山中温泉アイスストリート」。2017年から始まり、最初はとある一角のストリートからはじまったことからこの名前がつけられたんだとか。 年々アイスを販売するお店も増えており、今では43種類の正統派から個性派アイスを24店舗で販売しています。 販売しているお店は、カフェや餃子屋さんや薬局などさまざま。地元愛がいっぱいが詰まった、お店オリジナルのこだわりアイスを楽しめます。
温泉からつくった「菊の湯アイスキャンディー」
「菊の湯アイスキャンディー」(200円)/山中座、御菓子調進所山海堂でも購入可
かつて松尾芭蕉が山中温泉へ訪れた際に、不老長寿の薬「菊」にも負けず劣らない湯だと、大絶賛した山中温泉の湯。美肌の湯とも言われる山中温泉の源泉から作った「菊の湯キャンディー」は、「山中温泉アイスストリート」の代表格です。 菊をかたどったアイスキャンディーには、菊花が散らしてあり、清涼感あふれる仕上がりに。
加賀五彩をイメージしたアイス「加賀五彩」
「加賀五彩」(各330円)
山中温泉の観光拠点にもなっている「山中座」でいただけるのが、加賀友禅の五彩(えんじ・藍・黄土・草・古代紫の五色)を表現したアイスクリーム。抹茶、加賀棒茶、加賀梅、獅子の里、ブルーベリーの5種類のアイスを楽しめます。 アイスは、山中温泉にあるケーキ屋さんや、青果店、酒造とコラボしており、どれも加賀らしさが詰まった自慢のお味です。 菊の湯(女湯)に併設しているので、湯上りのひと休みにもおすすめ。
山中座
ヤマナカザ
人気和菓子がアイスに!「そっとひらくとアイスバージョン」
「そっとひらくとアイスバージョン」(400円)/御菓子調進所 山海堂にて購入可
かわいらしい御干菓子が入った最中で人気を博している「そっとひらくと」が、アイスになって登場。 最中の表面には、山中温泉のシンボルでもある「こおろぎ橋」が描かれています。 アイスは、バニラとチョコの2種類。中身は季節によって変化し、それぞれの季節を感じられるデザインに。今夏は、バニラには朝顔、チョコレートには青葉と星の御干菓が入っています。 パリっとした最中の食感を感じながら、アイスを堪能してみては。
葛を使用した和風アイス「くずバー」
5月~9月のみ販売の「くずバー」(各250円)
「くずバー」は、葛を使用しているので、つるんとした口当たりのあとに、ねっとり歯ごたえある食感を楽しめます。まるで和菓子のようなアイスは、食べ応え抜群。溶ける心配が少ないので、真夏でもゆっくり美味しさを堪能できるのが嬉しいポイントです。 味は、甘夏、すいか、ラムネの3種類。どれもスッキリとした味わいで、涼しさも誘います。
御菓子調進所 山海堂
オカシチョウシンジョ サンカイドウ
美しい庭園を眺めながら「抹茶でアフォガード」を
「抹茶でアフォガード」(アイスのみ350円 / 見学時550円 ※入館料200円込)
松尾芭蕉が泊まった「泉屋」に隣接していた別荘「扇屋」を改築した「芭蕉の館」。山中温泉最古の宿屋建築でもあり、その中でいただけるのが「抹茶でアフォガード」です。 バニラアイスの上には、たてたての濃厚な抹茶ソースがかかっています。 美しい庭園を眺めながら味わう清涼感は、至福のひととき。
山中温泉 芭蕉の館
ヤマナカオンセンバショウノヤカタ
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土屋香奈
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