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2020.10.22
思わず深呼吸したくなる。高尾山のふもとの「Mt.TAKAO BASE CAMP」で、豊かな自然に癒されて
気軽に行ける自然の宝庫として人気を集める高尾山。ふもとの京王線高尾山口駅周辺にはカフェや温泉など、魅力的なスポットが豊富です。なかでも2019年11月にオープンしたゲストハウス&カフェバー「Mt.TAKAO BASE CAMP」は、ハイカーやトレイルランナーに人気の新スポット。宿泊しなくても利用できるカフェで、緑を眺めながらのんびりと過ごしてみませんか?
川沿いのテラス席が気持ちいい、1階のカフェ
登山講習など各種ワークショップも開催される
京王線高尾山口駅から徒歩3分、甲州街道沿いに建つグレーと木目の外観がスタイリッシュな建物が「Mt.TAKAO BASE CAMP」です。1階がカフェ、2階がゲストハウスになっていて、トレイルランニングやソロハイク、ファミリーハイクなど、さまざまなスタイルで山を楽しむ人たちが利用しています。
豊かな緑に癒されるデッキテラス
1階のカフェは宿泊客以外も利用可能。おしゃべりに花を咲かせる地元のお年寄りや、ワイン片手に読書する人など、登山目的以外のお客さんも多く訪れています。 晴れた日なら奥に広がるデッキテラスのテーブルがおすすめ。すぐそばを流れる案内川のせせらぎや野鳥のさえずりに耳を傾け、高尾の自然を身近に感じながら、のんびりとした時間を過ごせる特等席です。
ランチやスイーツ、ワインや地元のクラフトビールも
(左)骨付き鶏もも肉のBASE CAMPカレー 1350円(右)ミニ高尾山バーガー 1630円
カフェで味わえるのは、八王子産の野菜や地域ブランドのハチタマ(卵)、八王子ベーコンを使った「高尾山バーガー」や、ゴロっとした野菜や大きな鶏もも肉がのった「ベースキャンプカレー」など、下山後のハイカーのお腹も満たすボリュームのあるフードメニューの数々。 地元産ブルーベリーソースがかかった「高尾チーズケーキ」や「天狗珈琲ゼリー」など、オリジナリティあふれる自家製スイーツも評判。スイーツに合うコーヒーは、地元高尾の「Tengu Coffee」がプロデュースしています。 厳選したワインや、地元高尾の小さなブリュワリーで醸造されているクラフトビールもあるので、夕暮れのテラス席で静かにグラスを傾けるのもいいですね。
2階にはドミトリーやファミリールームを完備
広めのファミリールームは1室15200円〜(定員4名)
2階のゲストハウスは宿泊客専用のスペース。4人部屋と10人部屋の2タイプのドミトリールームのほか、トイレや洗面、シャワー付きのファミリールームも用意しています。 ドミトリーは3000円〜とリーズナブルに宿泊できるのが魅力です。従来の山小屋とは異なり、各ベッドには読書灯やUSBポート付きのコンセント、セキュリティボックスを設置。専用カーテンで仕切れば、プライベートスペースは十分に確保できます。 宿泊しなくても、ロッカーやシャワーのみを利用できるので、着替えをロッカーに預けて高尾山へ出かけ、下山後にシャワーを浴びて着替えてからカフェで打ち上げをするグループも多いそうですよ。
高尾の自然の中で、リモートワークしてみませんか?
リモートワークプランでは2階コンコースも利用可能
「Mt.TAKAO BASE CAMP」では「山小屋リモートワークプラン」を用意しています。フリーWifiで電源も利用できるので、パソコンを持ち込んでの作業が可能。半日(5時間以内)1100円、終日(7:00〜19:00)1650円で、1階カフェと2階コンコースのスペースを利用でき、カフェのドリンクが飲み放題になるというもので、宿泊をプラスしても4100円と、お手頃価格で利用することができます。 豊かな緑の中では、家にいるより何倍も作業に集中できそう。気分転換したくなったら、ロッカーに荷物を入れて、高尾山のふもとをのんびり散策してもいいですね。
山小屋リモートワークプランの詳細はこちら
************ 世界一登山客が多いことで知られ、日本遺産にも認定された高尾山。ふもとでの楽しみ方がますます充実しています。これから紅葉の見頃を迎えるこのエリアへ、ふらりと出かけてみませんか?
Mt. TAKAO BASE CAMP
マウントタカオベースキャンプ
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小野澤啓子 写真:熊野淳司
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