ブルックリンで誕生した抹茶カフェ

エントランスには手書きのウェルカムボードが

NYの抹茶ブームは、大学生だったグラハムさんとマックスさん兄弟が抹茶にインスパイアされて、 ブルックリンのおしゃれなエリア、ウィリアムズバーグに小さなカフェを2014年にオープンしたのがはじまり。 甘さ控え目で香り高い抹茶を使ったオリジナルドリンクはたちまち話題となり、ついにはマンハッタンのチェルシー地区にも進出。昨今、話題の店舗が続々オープン中のこのトレンディなエリアで、２号店もすっかりおしゃれさんたちの人気スポットとして定着したようです。今回はそんな２号店を訪ねてみました。

グリーンで統一された店内の壁紙。座席はハイスツールとテーブル席がある

抹茶に斬新なアレンジを加えたフュージョンドリンク

「シナモン・メープル・ラテ」$4.99。シナモンスパイスと抹茶のコンビネーションに脱帽

抹茶は日本一の抹茶の生産地・愛知県西尾産のものを使用という本格派。エスプレッソ、ラテ、ホットココアなど、抹茶を使ったメニューはすべて$5前後です。 オリジナルドリンクのひとつが、グリーンが鮮やかなラテ。抹茶にアールグレイやバニラアーモンド、ココナッツやチャイを組み合わせるなんて、日本人ではなかなか思いつかない斬新なメニューですね。 なかでもおすすめは「シナモン・メープル・ラテ」。メープルシロップのやわらかな甘さが抹茶のほろ苦さとマッチしており、独特の味わいを楽しめます。

スイーツも抹茶づくしです

フランスの代表的なスイーツ、カヌレも抹茶パウダーでより落ち着いた味わいに $2.99

ドリンクにあわせてスイーツもおすすめ。抹茶ビスコッティや抹茶マシュマロなど、抹茶を練り込んだ香り高いスイーツは、ドリンクとの相性もばっちり。 おすすめは抹茶をふりかけたカヌレ。カラメルのような優しい甘さに、ほろ苦い抹茶が絶妙にマッチ。カリっとした外側としっとりした食感の内側を楽しめる人気メニューです。

自宅で気軽に使える抹茶アイテムもラインナップ

会計カウンター脇のショップコーナー

店内では日本人にはなじみ深い茶筅や基本の抹茶セットなども販売。手が疲れるという人のために、電動式フローサーまで揃っているところがアメリカらしいですね。 日本を飛び出し、独自の進化を遂げたユニークな抹茶ドリンク。ニューヨークに来たなら一度試してみてはいかがでしょう。