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2016.03.30
開店から1時間で完売することも!ごろごろと具が入った、もっちりベーグルのお店「くじら堂」
※こちらの記事は2016年3月30日に公開されたものです 富山にある「ベーグルの店くじら堂」。週末には、開店前から行列ができる人気店です。毎朝300個以上焼き上げるベーグルは、早いときにはオープンから1時間で完売してしまうこともあるそう。 そんな人々を魅了する、こだわりのベーグルをご紹介します。
絵本の1ページのようなかわいらしいお店
立山連峰のふもとの町に「ベーグルの店くじら堂」はあります。2016年2月、現在の場所に移転オープン。もっちりとした人気のベーグルを目当てに、12時の開店前から行列ができています。 白い塗り壁に薪ストーブの煙突がかわいらしい「ベーグルの店くじら堂」。店主の堀奉子さんが、たった一人で切り盛りしています。 アメリカに留学したときに初めてベーグルの美味しさを知った堀さんは、その後パン屋で働きながらおいしいベーグルの研究をしてきました。“作るものの味を一定に保ち、ベーグルに込める想いや空気を変えないように”と、すべて一人でやることにこだわっています。
滑車の力で閉まる個性的なドアは店主が友人と手作りしたもの
ごろごろと具が入ったボリューム感たっぷりのベーグル
ベーグルは一日に300~400個ほど作られます。夜11時頃から仕込みを始め、朝の10時頃までに焼きあがります。素材は季節によって変わり、常時15〜20種類ほどが並びます。 定番の商品のなかでもおすすめなのは「ねぎくるみチーズ」(200円)。おかず感覚で食べごたえがあり、ランチにもぴったりです。人気があるのは「黒ごまとさつまいも」(210円)甘みのあるさつまいもがごろごろと入っています。 「チョコ」(200円)は土・日・祝日のみ(※期間によっては平日もあり)、一日50個限定なので、開店直後に完売する人気ぶりです。
最高の美味しさを保つため、一つひとつ丁寧に梱包
ベーグルが、乾燥を防ぐため一個ずつラップで包まれているのは、「一つひとつ包むのは大変だけど、美味しい状態で食べてもらいたい」という堀さんのこだわりです。 その結果テイクアウトした後も、もっちりとした食感がしっかり残っています。
今後はワークショップや雑貨の販売も
今後はベーグルの販売以外に、店内の空いたスペースで雑貨や古道具の委託販売もしていきたいと考えているそう。「日常の中で大事に使われる手仕事のものを置きたいです」と堀さんは言います。 ご自身も何でも手作りするのが大好きな堀さんは、ワークショップも企画していきたいと考えています。「おばあちゃんになっても手を動かして、ものづくりをしていたい」と堀さんは語ります。 「ベーグルのお店くじら堂」の行列はまだまだ途絶えることがなさそうですね。
ベーグルの店くじら堂
ベーグルノミセクジラドウ
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小林 麻衣
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