雄大な琵琶湖の眺めに癒される「びわ湖テラス」

山頂まではロープウェイで琵琶湖を眺めながら空中散歩をしているかのような気分に

琵琶湖を一望できる施設として人気の山頂展望施設「びわ湖テラス」。リゾートのような雰囲気と標高1100mのまるで空中に浮かんでいるかのような絶景を求めて多く人が訪れます。ウッドテラスが階段状に設置され、琵琶湖の8割が見渡せる「Grand Terrace」と、北湖を一望する「North Terrace」は、特等席で優雅に眺望を満喫することができますよ。

（左）「テラスカフェ」の「ジェラートダブル」(650円)、（右上）「ノーステラス カフェスタンド」の「シューアラゴスタ」(600円)、（右下）落ち着いたウッディな空間でくつろげる「テラスカフェ」

併設しているカフェでは、眼下にパノラマビューを楽しみながら、地元素材を生かしたメニューがそろいます。おすすめは、小牧牧場の牛乳を使用したオリジナルジェラート。濃厚な牛乳の味わいと瑞々しいフルーツのおいしさを感じることができます。他にもエリア内にはさわやかなノンアルコールカクテルやソーダ、洋菓子を販売しているお店がありますよ。

古い商家が並ぶ「黒壁スクエア」でお買いもの♪

「ガラスの街」とも呼ばれ、ガラスショップや工房が並ぶ

琵琶湖の北東、近江と福井の越前を結ぶ北国街道の宿場町として栄えた長浜。 その古い街並の一角にある「黒壁スクエア」は、120年の時を越えて今なお長浜のランドマーク「黒壁ガラス館」をはじめ、ガラス工房や体験教室、セレクトショップやカフェが点在する、散策も楽しいスポットです。

（左）海外から輸入されたガラス食器やアクセサリーが並ぶ、（右）オリジナルの食器も販売

中心にある 「黒壁ガラス館」は、1900(明治33)年に建てられた旧第百三十国立銀行長浜支店の建物を生かした施設。館内では、国内外のガラス製品が販売されています。 日常に取り入れやすい食器をはじめ、ヨーロッパなど海外直輸入のガラス、作家がつくる一点物やアンティークなど気軽に購入することができます。 ガラス雑貨が並ぶ空間では、その美しさに引き込まれるアートに浸れる時間を過ごせますよ。

和洋スイーツでほっと一息。「カフェ 叶匠壽庵 長浜黒壁店」

（左上）「あんみつ」（850円税抜き）、（左下）築100年の古民家を改装したモダンカフェ、（右）「抹茶パフェ」（850円税抜き）

街をたっぷり散策した後は、カフェでスイーツを食べて休憩を。黒壁スクエアのカフェは、古い建物を生かしているので、落ち着いた雰囲気で、ゆっくりとした時間が過ごせます。 「黒壁ガラス館」から歩いて5分、博物館通にある「カフェ 叶匠壽庵 長浜黒壁店」は、和菓子の「叶匠壽庵」が営むお店。和菓子の素材と技法をミックスさせたスイーツや長年愛される和菓子をいただけます。

四季の花々を楽しめる庭園と"ひつじのショーン"に癒される「ローザンベリー多和田」

（左上）かわいいひつじたちが牧場で遊ぶ風景が再現されている©SHAUN THE SHEEP AND SHAUN'S IMAGE ARE ™ AARDMAN ANIMATIONS LTD. 2021、（左下・右）四季折々の花々が咲き誇る。春にはビオラや桜、山野草が咲く

伊吹山に代表される豊かな自然が広がる滋賀県・米原市。雄大な緑に囲まれたこの地に、「ローザンベリー多和田」はあります。四季の花々を楽しめる庭園をはじめ、2019年のオープン以来、多くの人でにぎわう「ひつじのショーン ファームガーデン」のエリアなど、見どころいっぱいの施設です。

（左下）「ショーンのチョコレートケーキ」（850円）、（右下）「ショーンのミルキーソフト」（600円）、（上）「ヨークシャープディングサンド 全4種ポテトつき」（各900円）

施設内にある「ヒルサイドカフェ Tearoom」でひと息つくのもおすすめ。ショーンのチョコレートをトッピングしたソフトクリームなど、フォトジェニックなスイーツが味わえます。さらに、フィッシュ＆チップスやオリジナルキッシュといったフードメニューも充実。 かわいい「ひつじのショーン」に癒されたり、自然の香りに包まれて、ゆっくりと園内を散策して心地のよい時間を過ごしてみませんか。

商家の街並みや水路が残る城下町「近江八幡」へ

屋形船が約2kmを35分ほどかけて往復する

琵琶湖の東に位置する近江八幡は、戦国時代に豊臣家が築いた城下町で、江戸時代まで国内外で活躍した近江商人のふるさとです。琵琶湖水運の要衝として設けられた八幡堀や歴史のなごりを感じる街並みに、商家を生かしたショップが並びます。往時の風情を感じながら、屋形船に乗ったり、ゆっくり歩いてみましょう。

絵本のような美しい景色と限定スイーツも。自然と共生する「ラ コリーナ近江八幡」

緑豊かな広々とした敷地内には、専門ショップやカフェが点在している

滋賀県を代表するスイーツブランド、和菓子の「たねや」、洋菓子の「CLUB HARIE（クラブハリエ）」を展開するたねやグループが、自然豊かな近江八幡でスタートさせたフラッグシップ店「ラ コリーナ近江八幡」。ＪＲ近江八幡駅からバスで10分の広大な敷地内には、和・洋菓子のメインショップをはじめ、本社、カフェ、ベーカリーなど専門ショップが点在しています。また、敷地内には「お菓子づくりの原点は自然に学び感謝すること」というモットーを体現した、お米や野菜を作る自社農園まで完備した学びの場にもなっています。

（左）内装は建築家・建築史家 藤森照信氏のデザイン、（右上）「焼きたてバームクーヘンセット」（1001円）、（右下）「バームソフト（バニラ・ジャージー牛乳）」（550円）

メインショップの2階にあるカフェ「CLUB HARIE」では、1階の工房で焼き上げた看板メニューのバームクーヘンをいただけます。「CLUB HARIE」のバームクーヘンは、職人が一層一層、丁寧に重ねて手作業で焼き上げ、最後にフォンダンでコーティングしています。出来立てのバームクーヘンは、ふんわりと柔らかく、バターと濃厚な卵の風味が口いっぱいに広がります。 店内は栗の木を使った家具でそろえられています。評判のスイーツを味わいながら、木のあたたかみのあるカフェでほっと一息ついてみませんか。

芝生の丘から琵琶湖の絶景をのんびり眺められる「びわこ箱館山」

（左上）ゴンドラに乗って楽々頂上へ、（左下）季節の花が絨毯のように咲き誇る、（右）テラスに腰かけて、琵琶湖の絶景を堪能

琵琶湖の北西部にある高島市は、森と湖に抱かれた自然豊かな街です。京都駅からJR湖西線にのって近江今津駅で下車。バスとゴンドラに乗った、標高680mの箱館山山頂付近にある「びわ湖のみえる丘」は、広々とした丘から琵琶湖を一望できるスポットとして隠れた人気スポットです。青々とした芝生に寝転んで、雄大な琵琶湖の景色をのんびり眺めると、心がリセットされ清々しい気持ちになれます。

思わず写真を撮りたくなるかわいいパフェが話題。「パフェ専門店LAMP」

まるで星がきらめくプラネタリウムにいるよう

びわ湖のみえる丘から歩いてすぐ、ゴンドラの横にある「パフェ専門店LAMP」はスキー場の山小屋をリノベーションしたカフェ。元の山小屋の暗い空間を生かし、天井からたくさんのランプを下げ、優しい光に包まれる雰囲気を演出しています。

思わず写真に収めたくなる美しさ

このカフェでぜひオーダーしたいのが、ランタンに入った11種類のパフェ。ランプの灯りを受けて輝くパフェはフォトジェニックで、内観と一緒に写真を撮りたくなります。季節ごとに旬のフルーツを使ったメニューも変わるので、お店のSNSでチェックしてみてくださいね。このパフェとセットになったランチメニューやノンアルコールジュースもいただけます。

電車に乗ってのんびり安全安心な旅を♪

安心して鉄道をご利用いただけるよう、鉄道事業者は新型コロナウイルス対策に取り組んでいます。今回ご紹介のスポットは、JR線が最寄り駅。JR西日本では、車内の消毒・抗菌・換気をはじめ、混雑状況のお知らせを行っています。 移動・観光の際はマスクを着用いただき、会話は控えめに。混雑を避けて、のんびり安全で安心な鉄道の旅を楽しんでくださいね。