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2023.03.04
不昧公ゆかりの鯛めしなど、城下町・松江ならではの名物料理4選
城下町・松江には、古くから続く伝統的な料理があります。不昧公ゆかりの鯛めしや元祖むし寿司、うなぎ料理に松江おでんなど、味わい深い郷土の味がそろっています。
不昧公好み、皆美家伝の鯛めし「庭園茶寮 みな美」

鯛めし御膳「福」(昼)、「八雲」(夜)。鯛のそぼろや玉子、薬味などをご飯にのせ、秘伝のだし汁をかけて食べる。昼、夜でセットの内容は異なる
旅館の皆美館1階にある食事処。不昧公ゆかりの鯛めしは、長崎へ赴いた使用人が持ち帰った西欧料理をアレンジしたのが始まりと伝わります。ほかにも島根和牛、ウナギ、旬の魚介、地元野菜を使った一品料理が豊富にそろいます。

宍道湖を借景に庭園を眺めながら食事を
庭園茶寮 みな美
テイエンサリョウミナミ
知る人ぞ知る、松江の名物元祖むし寿司「浪花寿司」

むし寿司1100円。シイタケ、タケノコなどを混ぜ込んだすし飯にエビ、牛肉甘辛煮、玉子などをのせて蒸し上げている
明治期創業の老舗すし店。名物「むし寿司」は、初代店主の妻が「冬でも寿司を楽しんで」と考案したそう。エビやウナギなどの具がたっぷりのり、熱々のすし飯とともに香りたつのが魅力。魚のあらを使ったみそ汁と合わせて味わって。
浪花寿司
ナニワズシ
伝統の技を受け継ぐ、松江名物のうなぎ料理「大はかや」

うなぎ丼 かさね二段(肝吸い付)4400円。関西風の“焼き”で仕上げたふっくらしたうなぎ。二段重ねにした大ぶりな鰻に秘伝のタレが絡む看板メニュー
創業70年を超すうなぎ料理専門店。生のうなぎを手早くさばき、炭火で外はしっかり身はふっくら焼き上げる職人の技が光ります。脂がのった肉厚のうなぎは、焼きの香ばしさや身の甘みが絶妙で食欲をそそります。

座敷席のほかテーブル席もある
大はかや
オオハカヤ
葉物野菜が入った松江おでんを楽しむ「やまいち」

松江おでん100~400円。常時15~16種類のネタがそろう。トロトロに煮込まれた牛すじや大根など、醤油味はひかえめでダシの味がしっかり楽しめる
懐かしい味が楽しめるおばんざいや、近海や宍道湖の鮮魚を使った料理がそろう店。葉物野菜をさっと浸して食べる松江ならではのおでんが人気です。店主手作りの野菜巾着やロールキャベツ、つみれなど、おすすめのネタを味わって。

カウンターと座敷席がある
やまいち
ヤマイチ
松江の名物料理はいかがでしたか?美味食材が豊富な松江ならではの味を、ぜひ楽しんでくださいね。

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