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2021.04.25
パリと京都の文化が融合。フォションの名を冠した「フォションホテル京都」がオープン
京都・下京区にオープンした「フォションホテル京都」 は、130年以上の歴史を持つフランスの美食ブランド「フォション」が手がける日本初のグルメホテル。ラグジュアリーでモダンな客室は、パリのヨーロピアンスタイルと京都らしい和テイストのデザインを織り交ぜており、パリと京都の魅力を体感することができます。京都でエレガントな「フォション」の世界を体験してみてください。
「フォション」が手がけるグルメホテルが日本初上陸

アーチ状のファザードはフランス・パリを彷彿とさせるデザイン
京阪本線「清水五条駅」から徒歩約6分。歴史ある寺社が並び、鴨川と高瀬川がゆっくりと流れる閑静な東山エリアに日本初の「フォションホテル京都」が2021年3月16日にオープンしました。こちらは、2018年にパリのマドレーヌ広場にオープンした「フォション ホテル パリ」に続き、世界で2軒目のグルメホテル。 館内や客室などホテル全体に「フォション」のブランドカラーであるフォションピンク、ホワイト、ブラック、ゴールドのテーマカラーを使用しており、パリのエスプリが感じられるラグジュアリーな空間の中、京都らしい和テイストのデザインが融合されています。

エントランスでは美しく雅な春の京都が迎えてくれる
エントランスの中央には⼤階段が広がり、パリの街に⾜を踏み⼊れたような雰囲気に包まれます。大階段から見上げた先には、満開に咲き誇る桜をモチーフにしたステンドグラスが施され、桜の花びらが今にも落ちてくるかのよう。

夜に利用できるバーではフォションオリジナルのロゼシャンパンなど様々なアルコールが楽しめる。※営業開始は2021年5月以降予定
チェックインは最上階10階に位置するレセプションへ。ラウンジエリアでは、チェックイン完了を待っている間にゆったりとソファに座りながら「フォション」自慢のマカロンを紅茶と一緒に楽しむことができます。
全室35平方メートル以上の客室

「プレステージスイート」2名1室 (128,500円~)
全59室ある客室は、全室35平方メートル以上のゆったりとした広さ。部屋のタイプは、東山側と河原町側があり、高層階からは京都の景色を眺望することができます。寝具には米国Silly社のマットレスを使用し、バスアメニティには今治タオルを取り入れるなど快適さを重視。 ホテル最上級の「プレステージスイート」は61平方メートルあり、客室の中で一番広い部屋。客室内には、京都の景色を切り取ったモノクロのフォトグラフアートを配置するなど、客室ごとに異なる空間アートが楽しめます。

「スイート」2名1室 (116,500円~)
こちらの「スイート」は、リビングダイニングとベッドルーム、バスルームなど部屋の仕切りを設けておらず、広々としたワンルームになっているのが特徴です。ベットルームのカラーは、ホワイト、ブラック、シルバーなどモノトーンでまとめてあり、シックな雰囲気。 幾何学をイメージしたベッドボードは、京都の着物デザイナーが手がけたアート作品。クッションのカバーには、西洋のファブリックを取り入れるなど、日本の歴史と文化を感じながらも、「フォション」のデザインテーマであるグラフック要素を交えており、パリと京都の融合を表現しています。

「デラックスルーム」2名1室 (94,500円~)
部屋に入ると華やかなピンクカラーが目を惹く「デラックスルーム」。上品なピンクのグラデーションが非日常感を誘います。淡いピンクのソファーやクッションなど素材に西陣織を使用するなど、さりげなく京都の伝統的工芸品を取り入れており、パリと京都が融合されたデザインとなっています。
「フォション」のスイーツや紅茶が楽しめるグルメバー

「グルメバー」のアイテムはホテルオリジナルのショッパーで持ち帰ることができる※アルコール含む冷蔵庫内商品は有料
全客室に設置されているシャンパンピンクのクローゼット「グルメバー」の扉を開けると、「フォション」のスイーツがずらりと並びます。こちらは、パリの「フォション ホテル パリ」の客室にも設置されており、部屋にいながら「フォション」の味を堪能できる嬉しいサービス。客室内でのティータイムやディナーの後のスイーツなど、楽しみ方はさまざま。ぜひ利用してみてくださいね。
朝食からディナーまでフォションの美食を味わえるレストラン

左:ディナーコース MENU FAUCHON(4950円)「サーモンパイ包み焼き」右上:MENU DISCOVERTE(7150円)デザート「フォション特製ビズビズ」右下:MENU FAUCHON(4950円)「フォションホテル京都サラダ」
東山を一望できる最上階のフレンチレストラン 「レストラン グラン カフェ フォション」では、朝食からランチ、ディナーまで、一日をとおして「フォション」の味を堪能できます。窓の外に広がる京都の街や流れゆく鴨川など、その眺望も他にはない魅力のひとつ。 京都の食材を使用し、パリ直伝のレシピで作る料理が味わえるだけでなく、くちびるの形をしたフォション特製「Bisous bisous(ビズ・ビズ)」のケーキやスイーツなど、パリで人気のメニューも楽しめます。
「フォション ホテル パリ」でも人気のアフタヌーンティー

「アフタヌーンティー」(5000円)※予約制
吹き抜けのロビーエントランスの階段を上がると見えるのが「サロン ド テ フォション」。エレガントな空間で楽しめる「アフタヌーンティー」は、日によって変わるマカロンや焼き菓子、セイボリーがティースタンドに並びます。 ぜひ味わっていただきたいのが、フランスから直輸入している「フォション」オリジナルのマカロン。さっくりやわらかな生地とクリーミーなクリームの味わいが楽しめます。色合いも華やかな、フランス直輸入の「フォション マカロン」が楽しめるのは、現在日本では「フォションホテル京都」のみ。23種類から選べる紅茶と一緒に楽しんでみて。
宿泊者以外でも利用できる「ペストリーブティック」

レストランのコースデザートでも提供される「フォション特製ビズ・ビズ」も購入することができる
ホテル1階にあり、宿泊者以外でも気軽に立ち寄れる「ペストリー&ブティック フォション」では、14種類の宝石のような色とりどりのマカロンやペストリー、スイーツがずらりとショーケースに並びます。日本ではこのブティックでしか購入することができないフランス直輸入のマカロンや紅茶は、大切な方へのプレゼントや自分へのご褒美にもおすすめです。 4席あるイートインスペースでは、表通りを行き交う人の流れを眺めながら、気軽にスイーツや紅茶など「フォション」の味に触れることもできますよ。

ne night in kyoto〜京都の夜〜(2592円)
「フォション」ブランド初のスパ

日本人の肌質や好みを反映させたオリジナルオイルも販売している
フォションブランド世界初となるスパ「ル スパ フォション」がホテルの3階に開設。「フォションホテル京都」のコンセプトである 「FAUCHON Meets Kyoto. Feel Paris.」を基に、ボディ、フェイシャル、スクラブなどのオリジナルトリートメントメニューやプロダクトが体験できます。「フォション」が誕生したパリと京都、2つの⽂化や伝統・芸術のイメージを融合させた新しい形のスパに今後も注目です。

施術室のフロアにフォションピンクに染めた畳を使用している
「フォション」の魅力が体感できるホテル

四条河原町や祇園エリアといった人気観光地も徒歩圏内の「フォションホテル京都」。京都を訪れたらぜひ泊まってみてください。

フォションホテル京都
フォションホテルキョウト
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南森エレナ
Writer
スイーツコンシェルジュ 南森エレナ

テレビ局や大手旅行会社などの勤務を経て雑誌やwebで執筆するライター。カフェめぐりと旅行が趣味
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