趣味が高じて始めた、おやつとコーヒーのお店

営業日には遊歩道沿いにこの看板が出る

JR沢井駅から徒歩7分、多摩川の清流が目の前に流れる御岳渓谷の遊歩道沿いに建つ木造一軒家が「おやつ うりぼう」。御岳渓谷の人気スポットである澤乃井園にも近く、遊歩道沿いに歩いて2分ほどの距離です。

（左上）自宅の庭に増築した北欧風の建物がカフェスペース（左下）白と木目を基調にしたシンプルなインテリア（右）床に貼られたうりぼうの足跡はソーシャルディスタンスのライン

渓谷沿いに建つ自宅を増築し、2020年の夏にカフェをオープン。店内は4人も入ればいっぱいになってしまうほどのコンパクトなサイズで、テイクアウトがメインです。 エントランス前の小さなお庭は季節ごとに植栽を変え、四季折々の花が遊歩道を歩く人たちの目を癒しています。店先のベンチで、景色を眺めながら休憩することもできますよ。

こだわりの自家焙煎コーヒーと手作りの絶品おやつ

ピーナツバターとチョコチップのマフィン410円、ハウスブリュー540円

一杯ずつていねいにハンドドリップするコーヒーは、好きが高じて、厳選した豆を自家焙煎しているそう。これからの季節はアイスオレもおすすめです。 焼き菓子は日によってメニューが変わりますが、マフィンやケーキなどが常時5〜6種類並びます。特にマフィンはラインナップが豊富。りんごとくるみのクランブルやレモンカード、デコポンカスタード、金柑サワークリームなど、季節ごとに旬の果物を使ったマフィンを焼いています。

（左上）金柑のタルト410円（左下）チーズチョコケーキ324円（右上）ミカンとバナナなど、数種類あるマフィンは410円（右下）バスク風チーズケーキ378円

レモンや柚子、栗、イチジクなど、青梅市内で栽培される果物を積極的に取り入れているのも「おやつうりぼう」の特徴です。焼き菓子はもちろんのこと「青梅産ブラッドオレンジとレモンのソーダ」や「大人のジンジャエール」など、ドリンクメニューにも地産の素材を使われています。 お店は土日のどちらか1日だけ営業という週末カフェですが、口コミで評判が広がり、午後の早い時間にお菓子が売り切れてしまうことも少なくないそうですよ。

お店のトレードマーク、かわいい「うりぼうクッキー」をおみやげに

うりぼうクッキーは1枚162円

お店の人気商品のひとつ「うりぼうクッキー」は、食べてしまうのがもったいないほどキュートなルックス。お店のトレードマークでもあるうりぼうを友人にデザインしてもらい、オリジナルのクッキー型を作成したそうです。アーモンドプードルとバターをたっぷり使ったクッキーはリッチな味わい。新たな御岳みやげになりそうですね♪ 〜〜〜〜〜〜〜〜 四季折々の渓谷美が美しい御岳渓谷。これからは木々の緑と清流がまぶしい季節を迎えます。うりぼうの営業日をチェックして、近場の絶景ハイキングに出かけませんか？