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2021.07.06
甘いローズの香りにつつまれる至福のティーパーティー♪横浜「カフェ・ザ・ローズ」
横浜の山手エリアにたたずむ西洋館・山手111館の地階にある「カフェ・ザ・ローズ」。日当たりのいい東側に張り出したテラスでは、素敵な庭園を眺めながらバラがブレンドされた紅茶やオリジナルのスイーツなどが楽しめます。洋館めぐりの途中に立ち寄って、優雅なティータイムを過ごしてはいかがでしょうか。
そよ風が吹き抜ける居心地のいいテラス
みなとみらい線元町・中華街駅6番出口から徒歩7分
正面から見ると2階建ての山手111番館は白い壁と赤い屋根、玄関先の3連アーチが特徴的なスペイン風のおしゃれな洋館です。「カフェ・ザ・ローズ」はその地階にある明るいテラスを併設したカフェで、山手111番館の正門の反対側に入り口があり、お日様が燦々と降り注ぎます。
庭がキレイに整備された山手111番館正面
まるで私庭のように感じる多種多様のバラが咲くガーデン
ローズガーデンを見渡すテラス席
カフェの正面には港の見える丘公園の中の「バラとカスケードの庭」が広がります。カスケードと呼ばれる小さな滝を中心に約80種類、およそ700株のバラが植えられ、春と秋のバラの開花時期にはピンクや赤、オレンジ、黄色といった様々な種類のバラが咲きます。半円形の広いテラスから見下ろすとまるでどこか遠い異国の別荘にでも招待されたかのよう。庭の様子は店内の席からも目にやさしく映り、静かなソファ席でくつろぐのもおすすめです。
落ち着いた店内
大きなパラソルの下で楽しむティーパーティー
(ケーキ左から)「イチゴのタルト」「瀬戸内レモンと日向夏のケーキ」(各660円、コーヒーなどとのドリンクセットは1200円)、(紅茶)ニナス「マリー・アントワネット」(860円)
このカフェでは朝焼きのクロワッサンを使ったサンドイッチやハンバーグなどが終日用意されているほか、自慢のケーキも定番と季節のフルーツを使ったケーキが8種類ほどショーケースに並びます。ケーキにはそれぞれホイップクリームと季節のフルーツが添えられとても華やか。西洋館ならではの異国情緒あふれる雰囲気を思いっきり楽しんで。
バラの香りがほんのり漂うローズティー
クラシカルなティーセットでじっくり味わう紅茶「マリー・アントワネット」
ローズガーデンを見ながらぜひ味わいたいのがローズティーです。「マリー・アントワネット」と命名されたフランス生まれの紅茶ブランド「ニナス」社の茶葉を使います。セイロンティーにベルサイユ宮殿の中にあるキングスガーデンと呼ばれる農園で育ったリンゴとバラの花びらで香りづけをした茶葉は、品のいいほんのりとしたバラの香りが漂います。
茶目っ気たっぷりのソフトクリームデザート
「ワッフルコーンソフト ローズ」(660円、ドリンクセット1100円※コーヒーまたは紅茶付き)
バラの香りはソフトクリームにも。無農薬で大切に育てられた国産のバラの花びらから作ったローズペーストが入ったソフトクリーム「ワッフルコーンソフト ローズ」は、香りもよくほんのりとしたピンクに色づいたここだけのオリジナルです。オシャレなティーカップに入れられ、ミルク味の「北海道ミルク」と2種類です。
ローズガーデンの思い出を横浜のおみやげに
「ニナス マリー・アントワネット缶」(100g入り2808円)、「カフェ・ザ・ローズ オリジナルローズティー」(30g入り 540円)※カフェで単品(660円)やセットドリンクでの提供あり
店内にはバラのモチーフの小物も数多く取り揃えていて、購入だけでも立ち寄ることができます。 カフェで人気の茶葉「マリー・アントワネット」やダージリンベースの茶葉に天然のローズエッセンスとバラの花びらを配合した「カフェ・ザ・ローズ オリジナルローズティー」などもおみやげに最適です。西洋館の思い出と一緒にぜひ持ち帰ってくださいね。
カフェ・ザ・ローズ
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高橋茉弓
Writer
高橋茉弓
おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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