熱海の老舗旅館が受け継ぐ、京都の人気モンブランの味

シンプルでスタイリッシュな外観

熱海駅から歩いて約15分。観光客でにぎわう「熱海銀座商店街」のアーケードの一角に、「和栗菓子kiito」はあります。 こちらは、創業1806年の熱海の老舗旅館「古屋旅館」が、京都にある人気モンブラン専門店「和栗専門 紗織」と共同プロヂュースしたお店。熱海の街を盛り上げたい！との想いから、2021年3月、モンブラン専門店をオープンさせました。

壁に飾られた写真は、お店で使用している和栗を撮影したもの

注文が入ってから仕上げる、芸術的なモンブラン

カウンター席ではライブ感あふれるパフォーマンスを楽しめる

注文が入ると、スタッフが特注の「モンブラン絞り器」で、細さ1mmの極細モンブランを絞り出していきます。熊本県上益城郡産の和栗は濃厚な香りが特徴ですが、ふわっとエアリーに折り重なることで、よりいっそう栗の香りが強くなるのだとか。 栗の糸が山のようになっていくと、ワクワクも最高潮！あまりの美しさに、まばたきするのも忘れて見入ってしまいます。

儚く繊細なモンブランは、崩すのがもったいないぐらい！

看板メニューは、和栗11個分を贅沢に使用した「生糸モンブラン」(1980円)。モンブランには、無添加の梅昆布茶、味を変化させるための塩キャラメルとベリーソースがセットで付いてきます。ボリュームたっぷりですが、塩気やフルーツの酸味が加わることで、最後まで飽きずに美味しく食べられますよ。

ここでしか味わえない特別な１杯

茶舗 名取園「彩の白」(セット料金に+330円)

ドリンクは静岡県産のお茶にこだわり、煎茶、ほうじ茶、和紅茶の他に、コーヒーも取り揃えています。 このお店のためだけに新しく開発した「名取園」の「彩の白」は、ぜひ試してほしい一品。カウンターで点てられる出来立てのお抹茶は、爽やかで香り高く、格別な味わいです。

旬のフルーツも同時に味わえるモンブランのパフェ

「和栗と季節の果物パフェ」(2750円)

「和栗と季節の果物パフェ」はモンブランの他に、熱海産の橙のジュレ、静岡茶のパンナコッタやわらび餅など、地元の食材を使った、ここだけのオリジナルメニューです。 和栗はまろやかな風味があるので、実はフルーツとの相性も抜群。2ヶ月毎にメニューが変わるため、何度も訪れたくなります。7月末頃までは、最高級さくらんぼ「佐藤錦」を使ったパフェが楽しめますよ。

アルコールとのペアリングも最高♪

「磯自慢」(セット料金に+770円)、「シャンパーニュ」(セット料金に+1100円)、「赤ワイン」(セット料金に+770円)、「白ワイン」(セット料金に+770円)

料金をプラスすると、モンブランに合う、ワイン、シャンパン、静岡の地酒を選ぶこともできます。これから暑くなる季節は、シャンパンや白ワインでさっぱりいただくのがおすすめです。

食べ歩きにぴったりなテイクアウトも

「モンブランソフト静岡茶」（1150円）

テイクアウト専用の「モンブランソフト静岡茶」は、モンブランの下に「名取園」のお茶を使用したオリジナルソフトが入っています。搾りたてのモンブランと静岡茶のひんやりおいしいマリアージュを楽しんでくださいね。 お店から熱海のビーチまでは歩いてすぐ。海を眺めながら味わうのもおすすめですよ。