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2021.08.22
自分へのごほうびに♪心ときめく横浜の絶品パフェ5選
たっぷりのアイスや生クリームと、豪華な素材が美しく飾られた贅沢なパフェ。今回は横浜でいただける、ビジュアルだけでなく、専門店が作るフルーツやチョコレートに抹茶まで、素材や味にとことんこだわった、特別感のあるパフェを5つご紹介します。歴史的な建築を生かしたレトロな喫茶店や美しい並木道や港を望む好ロケーションのカフェなど、ゆっくりと心ゆくまでパフェを味わえますよ♪
果実の甘みたっぷり♪老舗青果店のフルーツパフェ。「水信フルーツパーラー」
高い天井にはステンドガラスがはめられ、より開放感が感じられる
横浜港の開港以来ハイカラな街として繁栄してきた横浜は国産生糸の輸出拠点という役割も果たし、馬車道の湾岸沿いには旧帝蚕倉庫事務所や倉庫が建てられていました。「水信フルーツパーラー」はそんな横浜の歴史のある重厚な建物を保存・復元した文化施設「北仲ブリック&ホワイト」の一角にあり、天井の高いレンガとコンクリ―ト造りの外観は当時を思わせるレトロな雰囲気が漂います。 壁や床、テーブルマットに至るまで、さまざまな植物のテキスタイルが彩る店内は、豪華列車の内装を次々と手掛ける水戸岡鋭治氏のデザインです。梨の木を加工したペアウッドの壁材の色合いが柔らかいライティングが優しい雰囲気を醸し出し、幾何学模様が美しい組子という日本伝統の技法を使った衝立や椅子の背もたれ、曲線が美しい長椅子など木目の美しさにも目を奪われます。明るい日ざしを感じながらのんびりと過ごせます。
「フルーツパフェ」にはクリームチーズクリームやクッキー、自家製パインシャーベット、沖縄産の塩がアクセントのバニラアイスクリームが加わり豪華
お店の母体の「水信」は大正4年創業の果物店で、横浜市内に高級果物店が数店舗あるほか横浜中央卸売市場の青果仲卸しとしてホテルなどに選りすぐりのフルーツを納入しています。お店で扱うフルーツもそうした仕入れによってクオリティーが高く、鮮度も抜群。しっかりとした甘みが際立ちます。 最高ランクの完熟フルーツは看板商品の「フルーツバフェ」にもたっぷり。繊細なフルーツカービングの技術も兼ね揃えたパティシエによって約10種類のフルーツが盛り付けられ、とても華やか。自分へのご褒美パフェにおすすめですよ。
「水信フルーツパーラー」の記事はこちら
水信フルーツパーラー
ミズノブフルーツパーラー
「CAFE de la PRESSE」でビタースイートなコーヒーゼリーのパフェを
みなとみらい線日本大通り駅からすぐ。昭和初期に建てられたレトロなビルの2階にある「CAFE de la PRESSE」は、パリの老舗カフェを訪れた気分に浸れるカフェです。 スチームミルクが付く「記者たちのカフェ」、エッグリキュールが付く「弁護士たちのカフェ」、オレンジリキュールが付く「裁判官たちのカフェ」など、コーヒーのネーミングもユニーク。
チョコクッキーとゼリーの食感も楽しい「コーヒーゼリーのパフェ」
チョコクッキーの上にぷるぷるのコーヒーゼリーをのせ、コーヒーとミルクのアイスを並べたパフェは、ちょっぴりビターな味わいが魅力。ほかに、ストロベリーやチョコレートのパフェもあります。 パティシエが作るケーキやマカロンなどの焼き菓子は、ギフトにもぴったりです。日本大通りの銀杏並木を見下ろしながら、時間を忘れてくつろいで。
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CAFE de la PRESSE
カフェ ドゥ ラ プレス
歴史のある街並みを見ながら楽しむ旬のフルーツいっぱいのパフェ♪「ミルピグパフェ部」
バーカウンターの高さに合わせたイスも座り心地がいい
県立歴史博物館など新旧入り混じった建物がひしめく馬車道の雑居ビルの2階にある「ミルピグパフェ部」は、もともと野毛エリアのチーズとワインの店「ミルピグ都橋店」の馬車道店としてオープンしました。当初は夜だけの営業だったのを“パフェ部”として昼間にパフェを提供したところ、そのおいしさが口コミで広がり終日のメニューに加わったのだそう。店名もそうした流れが由来なのだとか。 中央にお洒落なバーカウンターのある店内は、バー発祥の地としても知られるこの界隈らしいつくり。大きな窓からは緑の生い茂る街路樹とガス灯が見おろすことができて、馬車道らしい雰囲気が漂います。その一方カウンターでは、生ハムの原木が置かれワインバーとしての一面も垣間見られます。
自家製キャラメルアイスやエスプレッソゼリーも一緒に味わう「キャラメルバナナのパフェ~淑女のパフェ~」
評判のパフェには北海道根釧地区のフレッシュな生クリーがたっぷり。数種類の生クリームを季節にあわせてブレンドし、コクがありながらもあっさりとした味わいでフルーツの甘さを引き立てます。自家製のアイスクリームやマスカルポーネチーズのクリーム、ティラミスなど種類によってさまざまな素材を盛り付ける贅沢パフェです。 短期間で変わる季節のフルーツパフェもあるので、お店のHPをチェックして、ぜひ旬の美味しさを味わってくださいね。 ※2021年9月1日より店名が「ル・パルフェ 馬車道」に変わります。
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ミルピグパフェ部
ミルピグパフェブ
港を眺めながら味わうチョコレートパフェ「バニラビーンズ ザ ロースタリー」
カフェの席数は70席。奥には横浜の港が見える席もある
カカオのローストから自家焙煎で行い、オリジナルのチョコレートづくりを続けている横浜発のチョコレートブランド「バニラビーンズ」。みなとみらいに本店を構えるチョコレートショップ「バニラビーンズ」の、4店舗目となる「VANILLABEANS THE ROASTERY(バニラビーンズ ザ ロースタリー)」がオープンしたのは、「横浜ハンマーヘッド」の2階です。 こちらのお店には、カカオ豆の焙煎をメインに手掛けるロースタリーを併設。店内は広く、窓に面したカウンターや広いテーブルのあるカフェスペース、チョコレートやオリジナルグッズが並ぶショップもあります。
「バニラビーンズ・パルフェ-The Roastery-」1日5食限定、14~18時限定
1日10食限定の「バニラビーンズ・パルフェ-The Roastery-」は、“海を眺めながら食べるパフェ”をイメージしたオトナなデザート。 いちばん下にはオレンジのゼリーが敷き詰められ、チョコレートのクリームやキャラメルナッツのアイスを乗せたパフェで、砕いたチョコや薄く伸ばしたチョコの食感がアクセント。横浜港のサンセットを表現したトップのドライオレンジが華やかです。
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VANILLABEANS THE ROASTERY
バニラビーンズ ザ ロースタリー
お茶屋さんが本気でつくるパフェとお茶でほっこり過ごす「日本茶専門店 茶倉 SAKURA」
みなとみらい線元町中華街駅から徒歩5分
横浜・元町にある「日本茶専門店 茶倉 SAKURA」は異国情緒漂う元町のなかでも、しっとりとした和テイストのお店。 「日本茶本来のおいしさを味ゆったりと味わいながらすごしてほしい」というオーナーの小方夫妻の思いから2002年にオープン。日本全国にあるお茶の産地を回り、確かなモノづくりをする農家との交流を深めて厳選した安全・安心・高品質な茶葉を直接仕入れています。お店ではそんな煎茶や玉露、ほうじ茶など日本各地のお茶を常時20種類以上とり揃えています。
「ほうじ茶パフェセット」
注文した日本茶を淹れるのに使うのは火鉢の炭火で沸かした鉄瓶のお湯。まろやかなお湯が、茶葉本来の味わいの深さや香りをたっぷりと引き出します。スイーツやランチにはすべて好きなお茶をつけられるので、ぜひ一緒に味わってみて。 「ほうじ茶パフェ」は、ほうじ茶を使ったアイスクリームやムースなどのスイーツがいっぱい。ラズベリーのゼリーとムースでさっぱりといただけます。
「日本茶専門店 茶倉 SAKURA」の記事はこちら
日本茶専門店 茶倉 SAKURA
ニホンチャセンモンテン サクラ
いかがでしたか? 今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介したお店の中から、横浜でいただけるパフェをまとめてご紹介しました。各店には期間限定のパフェもあるので、事前にチェックしてみるのもおすすめです。 メニューや営業時間、定休日などの情報は、各記事の公開時点のものですので、事前に確認しておでかけしてくださいね。
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