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2021.10.10
衣食住を五感で楽しむ♪淡路島の山の上にたたずむ複合施設「こぞら荘」
淡路市の景色の良い山の上に建つ「こぞら荘」。カフェ、雑貨店、焼き菓子店、宿の4つからなる複合施設で、淡路島の自然や空気を感じながら“衣食住”で心安らぐ時間を過ごせると人気です。
空と山並みを見渡すロケーション
公式HPの「こぞら荘周辺マップ&山の上のおやくそく」を確認してから訪れるのがおすすめ
「こぞら荘」が建つのは、津名一宮インターから南へ車で約20分、国道28号から山側(西側)の横道を進んだ先の閑静な場所です。 山上の敷地内に雑貨店と焼き菓子店、宿が集まり、カフェ「森のオト。」と宿の離れ「木漏れ日」は車で3分ほど離れた場所にあります。
衣服や日用品がそろう「山の上の雑貨店」
シンプル&良質で、毎日使いたくなるモノが集まる
最初に訪ねたのは、すてきな衣服や雑貨、小物に出会える「山の上の雑貨店」。 店内には、オリジナルブランドの服やバッグ、暮らしの道具や作家さんの作品、淡路島産の食品など、種類豊富なアイテムが集まっています。使い心地の良さにこだわった今治タオルや革製のバブーシュなど、宿で使われているものもここで購入できます。
自然な風合いで着心地のよいリネン素材の衣服
おすすめは、洗いざらしでもさまになるオリジナルブランドの衣服「小空荘の美しい暮らし着」。静岡県の職人さんが手作業で染色し、天日干しで仕上げた自然な風合いが特徴です。シンプルで丈夫なリネン生地のシャツやワンピース、ベスト、スカートがそろいます。
手作り焼き菓子の店「こぞらのおやつ」
毎日手作りされる焼き菓子がそろう
山の上の雑貨店の隣には、「こぞらのおやつ」が隣接しています。 ショーケースに並ぶのは、マフィン10種類のほか、スコーンや焼きタルトなど併せて14種類の焼き菓子。どれも淡路島の新鮮な牛乳など地元素材をたっぷり使っているそうです。
マフィン365円〜、スコーン310円〜、焼きタルト385円〜
スタンダードなマフィンはきび砂糖の自然の甘みを生かした、しっとりとした食感。 バターや玉子を使わない、蒸しパンのようにもっちりとした食感の豆腐マフィンもあります。マフィンは月替わり、焼きタルトは季節替わりで内容が変わります。写真は、チョコバナナマフィン、珈琲マフィン、ラズベリーとサワークリームのマフィン、ミルクスコーン、苺と紅茶のタルトです。 「こぞらのおやつ」では少し離れたカフェ「森のオト。」で提供しているオリジナルコーヒーなどのドリンク類も販売。購入した焼き菓子とともに、広場のテラス席でのどかな景色を眺めながらいただくこともできます。
1日3組限定の宿「森の宿」
本敷地内の建物2階がベランダ付きの客室「風のへや」と「月のへや」
宿泊施設の「森の宿」には、本敷地内にある「風のへや」「月のへや」、離れた場所にある「木漏れ日」の3部屋があります。どの部屋もアンティークな家具と照明が配された暖かな空間で、森から聞こえる鳥や風の音、自然の香りに癒やされながらゆっくりと過ごせます。 オーナーは「空の色が変わる時間とその空気感を味わってほしい」と、チェックインの時間を15時から17時に限定。五感で非日常を体感しつつリラックスできる、特別なステイを提供してくれます。
緑に包まれた一軒家カフェ「森のオト。」
店内は古い家具と珪藻土壁が配され落ち着いた空間
山の上の本敷地から車で3分ほど離れた場所に、緑に包まれたカフェ「森のオト。」が建っています。ここでは、淡路島の季節の野菜を中心に使った手作りのランチ、甘さを控えた自家製スイーツ、オリジナル焙煎のコーヒーなどが楽しめます。
白いビーフストロガノフ1580円
ランチは「森のオト。プレート」(限定15食)をはじめ、数種類のセットメニューが用意されています。おすすめは、淡路島の玉ねぎと国産牛を生クリームでじっくりと煮込んだ「白いビーフストロガノフ」。季節の野菜を使ったサラダ、淡路島米と黒米のごはん、ドリンク、ミニスイーツが付きます。なお、ランチは事前の予約が必要です。
苺のショートケーキ600円と森のオト。ブレンド560円
スイーツは、季節替わりの自家製ケーキが5種類。甘さを抑えた生クリームをふわふわのシフォン生地にたっぷり挟んだ「苺のショートケーキ」をほおばれば思わず笑顔になります。 風味を逃がさない適温の軟水と、挽きたての豆をドリップして淹れる「森のオト。ブレンド」をおともにどうぞ。
「日々ここにある風景」でのイベントも要チェック
山の上の本敷地内広場にある小屋「日々ここにある風景」
「こぞら荘」の本敷地内で、プラスアルファで注目したいお楽しみが「日々ここにある風景」と名付けられた小屋でのイベント。作家さんの個展やワークショップを不定期で開催しているので、おでかけ前にHPでチェックしてから訪れるのもおすすめです。 雑貨や焼き菓子を選んだり、購入したり、カフェでひと休みしたり、宿泊してゆっくり過ごしてみたり。「こぞら荘」で淡路島の四季の自然をすぐそばに感じながら、思い思いに過ごしてみてはいかがでしょう。
こぞら荘
コゾラソウ
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百田愛、写真:吉村竜也
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