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2021.12.24
フランス・リヨンと同じ空間&味を金沢で楽しむ「カフェ&ブラッスリー ポール・ボキューズ」
フランス料理の巨匠といわれる三ツ星シェフ、ポール・ボキューズ氏の名前が入った金沢市内にある「カフェ&ブラッスリー ポール・ボキューズ」。フランス南東部にある都市・リヨン近郊にあるレストラン「ポール・ボキューズ」の味や想いを知るコース料理、デザートなどを、気軽にリーズナブルに味わうことができます。大正時代の建物を改装した空間や、店内から見える金沢城公園の美しい景色も魅力の一つ。非日常を感じる旅先で素敵なひとときを過ごしましょう。
気軽に味わいたい本格的なコース料理
ポール・ボキューズ氏直伝のクレーム・ブリュレ
リヨン本店の味を2階の「ジャルダン ポール・ボキューズ」で堪能
おみやげに「ポール・ボキューズ」の味を楽しんで
洗練された空間で本場のフレンチを満喫
緑豊かな金沢城公園を見ながらゆったりとした時間を。赤い照明は金沢の松の雪吊りをイメージ
JR金沢駅からバスに乗り、バス停・広坂で下車してすぐ。大正時代に建てられた旧県庁を改装したレンガ造りの建物「しいのき迎賓館」にお店があります。 ポール・ボキューズ氏は「世界中にフランス料理を広めたい」という熱い想いを持つシェフ。50年以上にわたりミシュランの三ツ星を取り続けています。店内には等身大のパネルもあり、料理を楽しむゲストをまるで見守るかのようです。 「ポール・ボキューズ」の名前のついたレストランは東京に数店ありますが、日本国内のほかの地域にあるのは金沢の地のみ。その理由は、魚介から野菜までの海の幸・山の幸が豊富であることなど、本店があるリヨンととても環境が似ているからだそうです。
気軽に味わいたい本格的なコース料理
メインディッシュの一例「豚ヒレ肉のパネソースロベール能登野菜添え」では伝統的なソースを楽しめる
「カフェ&ブラッスリー ポール・ボキューズ」では、ポール・ボキューズ氏の想いやレシピをもとに、店舗の料理長が考えた一皿やスイーツなどを楽しむことができます。料理長は、フランスの星付きレストランなどで修業をした、リヨン本店でも料理を学んでいる方です。 「地元の食材を大切にしたい」という想いから、能登や金沢の新鮮な食材や旬の味を贅沢に取り入れた本格的なフランス料理を提供。リーズナブルな価格で気軽にいただけるのも嬉しいポイントです。 ランチ・ディナーともに2種のコースがあり「MENU A」1650円は、軽いアミューズ的なサレからはじまり、メインディッシュにデザート・飲み物まで。「MENU B」2420円は、「A」にボリュームのあるサラダパリジェンヌが付くスタイルです。
ポール・ボキューズ氏直伝のクレーム・ブリュレ
「ムッシュポールボキューズのクレームブリュレ」はセット850円にプラス110円
ティータイムに楽しめるドリンクが付く「デザートセット」850円は、クレーム・ブリュレ、アマレット香るティラミス、黒無花果のクレームダンジュの3種のデザートからお好みのものを選べます。 中でもクレーム・ブリュレは、パリパリとしたキャラメル&バニラの風味と食感、とろりとしたカスタードクリームが特徴です。いまでは定番ともいえる、このクレームブリュレの構成要素ですが、実はこれを最初に思いつき形にしたのがポール・ボキューズ氏だといいます。表面のキャラメリゼを楽しめるよう、広めのお皿で提供されているのがこだわりで、ポール氏直伝のレシピを味わうことができます。
リヨン本店の味を2階の「ジャルダン ポール・ボキューズ」で堪能
トリュフのスープや甘鯛ポワレ、特選牛フィレ肉のロッシーニ ペリゴール風などポール・ボキューズのスペシャリテも味わえる
「しいのき迎賓館」の2階には、同じく「ポール・ボキューズ」の名を冠したレストラン「ジャルダン ポール・ボキューズ」があります。こちらでは、リヨンの本店から受け継がれたスペシャリテや、石川の食材を使った本格的なコース料理など、ランチは4598円~ディナーは9680円~で楽しめます。(クリスマスディナーは別途)
2階はとてもシックな雰囲気
いろいろと逸話のあるスペシャリテも多いのですが、その中でもトリュフのスープは、今から40年以上前に「レジオン・ド・ヌール勲章」を受賞したポール・ボキューズ氏が、当時の大統領に捧げた料理です。サクサクのパイにスプーンを入れると、閉じ込められた豊かな香りがふわりとただよって幸せな気分に…。世界中でファンが多いといわれているメニューです。
おみやげに「ポール・ボキューズ」の味を楽しんで
3種類2個ずつのセットで箱も上品
「カフェ&ブラッスリー ポール・ボキューズ」ではテイクアウトも楽しめます。パティシエが手がける「小菓子セット」1800円は、おみやげにぴったり。ホワイトチョコレートのトリュフショコラとカヌレ、コーヒーのマカロンの3種が入っており、コーヒーとの相性も抜群です。
「鶏もも肉と季節の茸のシュープレームソース能登野菜のジャルディニエール」(1296円)
ほかにも、魚や肉料理、サラダ、スープなども単品でテイクアウトが可能。菜園からお届けする「リッチディナーセット」といった、前菜からメインディッシュなどコースとして楽しめるセットもあります。ホテルの部屋でゆっくり食事をしたい方でも、しっかりと堪能できます。 フランスにある本店とよく似た、緑深きゆったりとした時間が流れる金沢での贅沢な時間。どこにもない雰囲気とともに、三ツ星のお店の味を、その土地の食材を使うフレンチで楽しむのもいいですね。
カフェ&ブラッスリー ポール・ボキューズ
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Union Synapse 撮影:保志俊平
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