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2022.02.01
ひつまぶしもコーチンも名古屋名物を一度に満喫♪「ひつまぶし登河 那古野本店」
名古屋を訪れたらぜひ食べて欲しいのが、香ばしく焼いた鰻をのせたお櫃ご飯、ひつまぶし。薬味を添えたり、お出汁をかけたりとさまざまな味わい方ができる料理です。鰻やひつまぶしを提供するお店は市内に数多くありますが、今回は名古屋コーチンなどの鶏料理とひつまぶしの両方が名物というお店をご紹介します。古い街並みが残る下町、那古野エリアにあり、散策途中にゆったりと寛ぐことができますよ。
古い街並みが続く四間道エリアに残る古民家へ
「ひつまぶし登河」があるのは、名古屋市西区にある円頓寺商店街のほど近く。室町時代からの歴史がある商家、福田家の邸宅を改装した趣のある建物となっていて、門をくぐると中庭も。建物は戦後建てられたものですが、扉や欄間など歴史を感じる建具があちこちに配されています。
鰻と名古屋コーチンを一度に味わえる贅沢なお重
「中黄金鰻重」(3850円)
ひつまぶしや長焼き、丼などさまざまな鰻料理を楽しむことができますが、鶏料理もこちらのお店の名物となっていて、鰻と鶏を一度に味わえるメニューも用意されています。なかでも名古屋コーチンの卵を使った出汁巻きと鰻の蒲焼が一緒になった「黄金重」は、お重から鰻や玉子が溢れんばかり。鰻巻きのようにも味わえる、欲張りな一品です。
鰻のひつまぶしに負けない、旨味と香り溢れる鶏ひつまぶし
「かしわひつまぶし」(1980円)
名古屋名物ひつまぶしも、鰻と鶏から選ぶことができます。鶏は地元愛知の奥三河どりを使用。ひつまぶしといえば鰻が定番ですが、皮目を香ばしく焼き上げた奥三河どりは食感も香りもよく、食欲をそそる味わいです。
御膳には、鰹昆布などで取った合わせ出汁のほか、山葵やネギなどの薬味、名古屋コーチンの温泉卵が添えられていますが、まずはそのまま味わってみてください。
最後は名古屋コーチンのデザートでほっこり
ひつまぶしなどすべてのお料理の最後には名古屋コーチンの卵黄と生クリームをたっぷり使って仕上げたプリンが付いてきます。口どけ滑らかで上品な味わいに仕上げてあるので、おなかいっぱい…という人も食べてしまうほど。こちらのデザートはお客様からのリクエストが多かったことから、お土産としても販売しています。贅沢なプリンは手土産にもよさそうですね。
「コーチンプリン」(1個400円)
鰻づくし、鶏づくしのコースも。個室で心おきなく
夜は味噌鍋やすき焼きなど奥三河どりを使った名古屋らしい料理や、鰻尽くしのコース料理を味わうことができる「ひつまぶし登河」。ほかにも名古屋市内に2店舗あり、それぞれ同じメニューを楽しむことができます。いつもとは違ったひつまぶしを食べたい、いつもより贅沢に名古屋名物を楽しみたい…というときにぴったりなお店ですよ。
ひつまぶし登河 那古野本店
ヒツマブシトガワナゴノホンテン
https://togawa-ikeshita.com/
(登河池下店)
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田口真由美
Writer
田口真由美
好物は古いものと発酵したもの。名古屋を拠点に町や人、美味しいものを訪ねる日々を過ごしています。
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