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2022.04.12
職人が染め上げる風合いが魅力。おしゃれな「ことりっぷ×かまわぬ オリジナルてぬぐい」ができました
ことりっぷオンラインストアから待望の「てぬぐい」が発売になりました。てぬぐいの人気ブランド「かまわぬ」と一緒に作った、おしゃれでかわいらしく、長く使える、ことりっぷオンラインストアだけのオリジナルてぬぐいです。
ことりっぷらしさがつまった限定の柄&色合いです
今回作られたのは「生成色(きなりいろ)」と「空色」の2色。日本の固有種であるマメザクラやサツキなどをモチーフとした、ボタニカルな柄は、オンラインストアのために作られたオリジナル柄です。ところどころに小鳥もいて、どちらも落ち着きがありながらも華やかな色合いになっています。
職人さんが染め上げた、長く使って“育てられる”てぬぐいです
てぬぐいの人気ブランドである、かまわぬが得意とする「注染(ちゅうせん)」という技法で染められた今回のてぬぐい。 「注染」というのは文字通り、染料を注いで糸の中まで染める手法で、明治時代に確立して広まった日本ならではの技術です。プリントと違って布地が硬くならず、さらに吸水性がよくて乾きやすいのが特徴。糸まで染めているので裏表がないのもうれしいポイントです。 使い込むうちに少しずつ色落ちしてきますが、それがやさしい風合いとなり、まさに「なじむ」という言葉がぴったりの注染てぬぐい。使い込むことで自分だけのものになり、いつしか日常に寄り添ってくれる相方となってくれます。
てぬぐい<生成色>をご紹介します
こちらの生成色(きなりいろ)は「生地染め」「ぼかし」という手法を使って作られました。 地色は「生成り」という色合いで、少しだけ黄味がかった、自然な白色。木綿や麻のような天然素材そのままの、ふんわりしたやわらかな白色です。 柄は「ぼかし」で色が入れられており、モチーフごとに色がきっちり異なるのではなく、ゆるやかにピンクや紫、水色など、グラデーションとなって続いていきます。 このグラデーションの濃淡や染まる範囲などは、職人さんの塩梅によるため、てぬぐい1枚1枚で異なっています。自分の手元にやってきたものは、世界にひとつしかない自分だけのもの。それがてぬぐいの大きな魅力のひとつです。
てぬぐい<空色>をご紹介します
こちらの空色は「生地染め」「差し分け」という手法で作られています。地色は空のように爽やかな水色で染め上げ、さらに柄にも色を入れています。こちらはモチーフごとにきっちり色が分かれる「差し分け」という技法を採用。この差し分けは、絵柄ごとに土手を作り、隣に染料が流れ出ないよう、色を分けながら染めていきます。 「ぼかし」も「差し分け」も、そして地色を染めることも、まずは職人さんが染料を調合するところから始まります。染料は古くから変わらないものを使用していて、空気に触れると発色するそう。つまり気温や湿度などの環境によって発色に若干の違いが生まれることから、職人さんが長年の経験を生かして、季節やその日の天候によって調整しているのだそうです。 そんな日本ならではの繊細な技術が生きたてぬぐいは、平安時代から使われてきたといいます。手をぬぐうほかにも、掃除に使ったり、食べ物などを包んだり、多くの人が幅広い用途で使ってきた歴史があります。
贈り物にも自分用にも便利です
使い込むほどに味わいの出るてぬぐいは、自分用としてはもちろん、友人や親族などへのちょっとしたプレゼントにも最適です。年齢や季節を問わずに使えるものなので、かしこまらずに、日ごろの感謝の気持ちを込めて届けてみませんか? ことりっぷオンラインストアではオリジナル巻紙をつけてご用意。お好きな色をどちらかひとつでも、用途によって生成色と空色をセットでそろえてもすてきです。 ぜひストアをのぞいてみてくださいね。
ことりっぷオリジナルてぬぐい<生成色>はこちら
ことりっぷオリジナルてぬぐい
価格:各1枚1870円(税込)
サイズ:90×34cm
綿100%
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ことりっぷ編集部 写真:清水ちえみ
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