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2022.04.11
【金沢】ご当地グルメにクラシカルなホテルまで。1泊2日の小さな旅
近江市場や兼六園、21世紀美術館など、観光スポットが充実している石川県・金沢エリア。今回は、古き良き街並みと一緒に訪れたい、グルメやスイーツのお店からおすすめの宿まで、金沢を満喫できる1泊2日のモデルコースをご紹介します。
【1】活気ある近江町市場の食処で海鮮ランチを味わいましょう
【2】金沢最古の神社として知られるパワースポットへ
【3】金沢の水引でアクセサリーづくり体験で思い出作り
【4】大正ロマンの情緒漂うクラシカルホテルにチェックイン
【5】名物の金沢おでんと地酒を味わう
【1】活気ある近江町市場の食処で海鮮ランチを味わいましょう
JR金沢駅から歩いて15分ほどの武蔵ヶ辻にある「近江町市場」。1721年から加賀藩前田家の御膳所として始まり、300年以上もの歴史とともに金沢の食文化を支えてきました。約180店が軒を連ねるなか、地元産の野菜、果物、漬け物、菓子などもありますが、目を引くのは、やはり日本海の新鮮な魚介です。
2階の飲食店街にある海鮮居酒屋としても知られている食処「鮮彩えにし」では贅沢な鮮魚丼が味わえます。名物の3種の違う味わい方を楽しむ「のど黒のひつまぶし」や、ばい貝、ぶり、甘エビ、のど黒といった地物の魚介に、イクラやウニまでトッピングした贅沢な丼ものを贅沢に味わいましょう。
「鮮彩えにし」の記事はこちら
近江町食処 鮮彩えにし
オウミチョウショクドコロセンサイエニシ
【2】金沢最古の神社として知られるパワースポットへ
金沢21世紀美術館の東側、兼六園に隣接している「石浦神社(いしうらじんじゃ)」。約2200年前に創建された、金沢で最も古い神社です。
縁結びをはじめ、安産や家内安全、厄除など女性に嬉しいご利益がいろいろあるだけでなく、最近はずっと持っていたくなる授与品があることでも知られます。じっくり選んでいると、自分が今何を求めているのかも見えてきそうです。
「石浦神社」の記事はこちら
石浦神社
イシウラジンジャ
【3】金沢の水引でアクセサリーづくり体験で思い出作り
前田利家公とおまつの方をお祀りする尾山神社、金沢城公園からすぐのところにある、創業四十余年の「平岡結納舗本店(ひらおかゆいのうほほんてん)」は、昔ながらの結納品を、伝統的なものから今の時代に合うものまでそろえているお店。
お土産探しと一緒に、お箸置きやミサンガ、イヤリング・ピアスといったワークショップ体験にも挑戦してみて。金沢の水引文化に触れながら、日常づかいできる好みのものを、買うのもいいし自らつくってみるのも楽しい時間に。自分みやげを見つけるのにおすすめのお店です。
「平岡結納舗本店」の記事はこちら
平岡結納舗本店
ヒラオカユイノウホホンテン
https://www.hiraokayuinouho.com/
※ワークショップ体験は1名~可能で電話にて要予約(空いていれば当日電話予約可能)
【4】大正ロマンの情緒漂うクラシカルホテルにチェックイン
金沢城公園内の大手門跡から歩いてすぐのところにある「金沢白鳥路 ホテル山楽(かなざわはくちょうろホテルさんらく)」は、金沢城のお堀のひとつ白鳥濠跡にあり、美術館さながらに像が立ち並ぶ白鳥路、そのそばに建つホテルです。
兼六園やひがし茶屋街、近江町市場といった金沢名所が徒歩圏内の立地で便利なこともありますが、大正ロマンをコンセプトにしたロビーや客室、郷土料理も並ぶブッフェの朝食、金沢市内では珍しい天然温泉の白鳥路温泉(はくちょうろおんせん)も楽しめて、特に女性から人気の宿です。
「金沢白鳥路 ホテル山楽」の記事はこちら
金沢白鳥路 ホテル山楽
カナザワハクチョウロホテルサンラク
【5】名物の金沢おでんと地酒を味わう
古都金沢に店舗を構えて半世紀の加賀伝統料理店「あまつぼ」は、金沢市内に、趣の違う4店舗を構える地元でも人気のお店。創業は1964(昭和39)年、先代が香林坊に店を構え、1984(昭和59)年に柿木畠への移転を経て今に至ります。
おだしまでしっかり味わえる名物の金沢おでんは、25種以上と豊富。金沢らしい赤白の渦巻きかまぼこ「赤巻」や、出汁がしみ出る「車麩」のほか、丸ごとトマトなどの変わり種も。地酒を味わいながら、金沢の夜ごはんをゆったり楽しめますよ。
「あまつぼ」の記事はこちら
あまつぼ柿木畠本店
アマツボカキノキバタケホンテン
【6】金沢の伝統に触れる。九谷焼の絵付けに挑戦♪
九谷焼や加賀友禅、金沢箔、加賀水引など、多くの伝統工芸が受け継がれている金沢。江戸時代に前田藩が文化振興に力を注いだことから工芸が盛んになり、時代が変わった今でも人々の暮らしの中に溶け込んでいます。 金沢市長町にある武家屋敷の敷地内にある体験施設やショップ、レストランなどが入った複合施設「atelier & gallery creava」では、九谷五彩と赤絵金彩の上絵付け手作り体験ができます。
体験はまず器を選び、図案集を参考にしながら下書きをし、色見本で仕上がりをイメージしながら色付けします。色塗りの工程が終わったら、あとはスタッフの手によって窯でじっくりと焼き上げられます。完成までは約2ヶ月ほど。完成後自宅に発送してもらえるので、イメージした色合いになっているか、上手く色が出ているかドキドキしながら待つのも楽しみです。
「atelier & gallery creava」の記事はこちら
atelier & gallery creava
アトリエアンドギャラリークリーヴァ
【7】金沢らしい麩のスイーツをいただきます
金沢駅「あんと西 百番キッチン」の中にある「カフェ 加賀麩不室屋」。金沢観光のしめくくりに、金沢らしい食材が主役のスイーツをいただきましょう♪ カフェを運営するのは、1865(慶応元)年に創業した麩の老舗「加賀麩不室屋」。長年麩づくりと向き合ってきた「不室屋」が、スイーツを通じて、麩の意外性と新たな可能性を知ってもらいたいと始めたお店です。
カフェの看板商品は、このフレンチトースト。ドーナツみたいな見た目の車麩は、フレンチトーストにするために考案された特別なもの。軽いのに弾力がある歯ごたえは、車麩の特徴です。まずシンプルにメープルシロップだけで楽しんだら、次はマイルドな生クリームや、さっぱりとした甘さの豆乳アイスといっしょに味わってみましょう。それぞれが車麩の味を引き立てます。添え付けのおやつ麩のサクサク食感やラズベリーの酸味がアクセントになり、食感や彩りの楽しみが一皿にたくさん詰まっています♪
「カフェ 加賀麩不室屋」の記事はこちら
カフェ 加賀麩不室屋
カフェ カガフフムロヤ
【8】かわいいお土産を旅の思い出に
旅の最後は、おいしさはもちろん、美しくかわいいパッケージの心ときめくお菓子をお土産にどうぞ。金沢駅直結の「金沢百番街 あんと」やひがし茶屋街などで購入できるお菓子も多数あるので、新幹線に乗車する前や観光途中に立ち寄って購入できますよ。
「金沢で買えるかわいいおみやげ15選」の記事はこちら
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