外国人の避暑地として栄えたリゾート・雲仙温泉

雲仙温泉街から車で20分ほどの仁田峠

雲仙温泉は夏の平均気温が22℃を下まわる涼しさ。明治期は多くの外国人が来訪し、避暑地としてにぎわったそうです。

硫黄臭と白い噴気が立ち込める雲仙地獄を訪れたり、散策途中に名物の温泉たまごでひと休みもおすすめです。 雲仙温泉の散策で疲れたときは、無料で利用できる雲仙足湯広場にも立ち寄って。

湯けむり上がる雲仙の象徴「雲仙地獄」

雲仙地獄見台から周辺を見渡す

キリシタン迫害の地としても知られる源泉湧出地帯。お糸地獄、大叫喚地獄など地獄にはそれぞれ名称が付き、30分程度の散歩コースが整備されています。お糸地獄の近くには、無料の休憩所や足蒸しなどがあります。

神秘的なガラスの輝きにうっとり「雲仙ビードロ美術館」

ボヘミアン・ガラスやオイルランプなど世界各国のアンティークガラスを展示

温泉街の中心部に建つ山小屋風の美術館。長崎ではじまった江戸期の「びいどろ」や19世紀ヨーロッパのガラスなどを多数収蔵しています。工房ではガラスのストラップやサンドブラストなどのガラス作り体験ができます。

細かいレースの柄が美しいガラスの靴

一枚ずつ手焼きの湯せんぺいをおみやげに「遠江屋本舗」

外国人避暑地をイメージしたレトロなパッケージ。純手焼き湯せんぺい10枚入り800円

雲仙銘菓の「湯せんぺい」を製造直売。雲仙温泉街で唯一、伝統の一枚手焼きを継承し、店頭では手焼きならではの軽やかな歯ざわりともちもちとした「耳」を堪能することができます。「純一枚手焼き焼立て耳付」は一枚100円です。

ソフトクリームは380円、全8種

温泉卵がまるごと入ったユニークなパン「かせやcafe」

雲仙ばくだんは1個183円。ケチャップをつけて食べてもおいしい

雲仙地獄で蒸したゆで卵がまるごと入った「雲仙ばくだん」をはじめ、和洋折衷のアイデアパンが評判です。雲仙市愛野町産の太陽卵とフランス産の塩を使っています。

店内にはイートインのスペースがある

作風が異なる陶芸一家の作品が並ぶ「雲仙焼窯元」

ギャラリーでは個性的な3人の作品を展示販売する。奥にある石川裕基さん作のコーヒーカップ＆ソーサーは3500円

雲仙岳の火山灰のみを釉薬に使った石川照さん、雲仙焼の直系の継承者で焼締めの作品で知られるハミさん、現代的でシンプルな作風の長男の裕基さんの作品がそろいます。

陶芸体験は送料別途で3000円

雲仙温泉ぶらり旅はいかがでしたか？高原の温泉リゾートで、のんびり町歩きを楽しんでくださいね。

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