
37
2022.05.07
プランツショップで教えてもらった、室内で育てやすいグリーン8選
グリーンを取り入れたくても、毎日の世話ができる?初心者は何の品種から買えばいい?など疑問がつきもの。「プラントソサエティ トーキョー」「ザ ファーム ユニバーサル 千葉」のスタッフの方に、日本の室内の環境で育てやすい観葉植物を教えてもらいました。
トックリラン

「チーズのような切れ目や穴がある葉が特徴でインテリアのアクセントになります。成長が早いので大きく育てることも、反対にコンパクトに仕立てることも可能です。明るい場所を好みますが、暗めの場所にも適応します。秋冬は、土の状態を観察しながら水やりを少なくして土が乾く時間をしっかりと取りましょう。多少の乾燥にも適応できる強い植物です」(プラントソサエティ トーキョー・片田さん)
モンステラ

「茎の根元がぷっくりと膨らみ、まるで徳利のようなかたち。子馬の尻尾のような葉なのでポニーテールとも呼ばれます。寒さに強く、育てやすい植物です。日当たりの良い方向に幹を伸ばしますので、鉢をときどき回転させて全体的に日光に当てるようにしてください。冬場は水の与えすぎに注意を」(ザ ファーム ユニバーサル 千葉・海老沼さん)
ポトス

「植物を初めて育てるという人にはポトスがおすすめ。少しくらいお世話ができなくても大丈夫な植物。マーブルクイーン、ネオン、パーフェクトグリーンなど品種がたくさんあり、再注目されています。ツルが伸びたものはハンギングしたり、カットしてグラスなど一輪挿しに入れると水耕栽培が楽しめますよ」(プラントソサエティ トーキョー・片田さん)
シェフレラ

「手のひらを広げたような葉のシェフレラ。品種が多々あり、うねるような幹を持つレナータ、グランディなど形状のおもしろいものが人気です。レナータは、葉先が金魚の尾ひれのように裂けているのが特徴。年間、直射を避けてレースのカーテン越しの光を当ててください。冬以外は土の表面が乾いたらたっぷり水やりを」(ザ ファーム ユニバーサル 千葉・海老沼さん)
ペペロミア

「小さく丸い葉がかわいらしいペペロミア。色、形。育ち方のバリエーションが豊富な品種で育てやすく、机上や狭いスペースにぴったり。ペペロミアのいろいろな種類を集めて寄せ植えしてもいいですね。乾燥気味が好きな植物ですので、水やりのしすぎに注意して、明るい場所で育ててあげてください。土がいつも湿っていると根腐れの原因になります」(プラントソサエティ トーキョー・片田さん)
ユーフォルビア

ユーフォルビアは、個性的なフォルムがおもしろい植物。トナカイキリンといったトナカイの角のようなトゲトゲを持つものなど、種類も様々。乾燥に強く、丈夫で育てやすいので手がかかりません。時間が経つと、茎が緑色から銀色に木質化してくるので、成長ともに変わっていく姿をお楽しみいただけます」(プラントソサエティ トーキョー・片田さん)
ガジュマル

「沖縄では木の精(キジムナー)が棲むといわれ、縁起のいいガジュマル。バリでは御神木として崇められ、運気、金運アップ、魔除けの効果があるといわれています。葉は肉厚で光沢がある濃い緑色。耐陰性もあり、乾燥にも強く、他の植物以上に樹形が1本1本違うので、とても愛着が湧きますよ」(ザ ファーム ユニバーサル 千葉・海老沼さん)
エバーフレッシュ

「エバーフレッシュはねむの木の仲間で日が暮れると葉を閉じてしまいます。小さな葉っぱがバタバタと閉じる姿がとってもかわいいと人気です。葉がとても繊細で、少し寒さに弱いですが、比較的育てやすい植物なのでギフトにも。直射日光を避けて、レースのカーテン越しの光を当てて下さい」(ザ ファーム ユニバーサル 千葉・海老沼さん)
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
Tomoko Yanagisawa 写真:Tomoko Arai 編集:ことりっぷ編集部
の人気記事




























