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2016.05.07
とれたてフルーツたっぷり♪目の前の畑で収穫した、果実を使ったパフェが味わえる農園カフェ
※こちらの記事は2016年5月7日に公開されたものです 美しい散居村の風景で知られる富山県砺波平野にある「農工房長者」は農園がオープンしたカフェ。目の前の果樹園で採れた新鮮なフルーツを使ったパフェをはじめ、自家製の米でつくるお団子など、自然の恵みをふんだんに取り入れたメニューが評判を呼んでいます。
築140年の古民家を改装したカフェ
もともとは仏間と居間だったというカフェスペース
砺波駅から車で15分ほどの田園地帯にある「農工房長者」。“アズマタチ”と呼ばれる伝統建築の古民家である自宅を改装し、2015年1月にリニューアルオープンしました。 天井の太い梁に築140年の歴史を感じるカフェスペースは広々として、田舎の懐かしさを感じさせます。 米、野菜、果物をつくる専業農家だった林さんご夫妻。農園で採れた新鮮な果物をせっかくだからスイーツにして提供したいと、2010年にカフェをオープン。とれたて食材でつくるメニューの数々が評判を呼び、現在は遠方からのお客さんも多いそう。
季節のおすすめはイチゴとブルーベリーがたっぷりのパフェ
季節によって素材が変わるフルーツのパフェ。春から夏にかけてのおすすめは、目の前の農園で採れたブルーベリーと、厳選した地場産のイチゴ・紅ほっぺを使った「ベリーベリーDX」(1408円)。甘酸っぱいブルーベリーがふんだんに入っています。冷たいシャーベットとの相性も良く、さらに自家製のおだんごもごろごろと入っているのがうれしい一品。 そのほか、同じくブルーベリーとイチゴがたっぷり乗った「ベリーベリーパンケーキ」(1222円)もありますよ。
毎年8月頃、開店前から行列ができるほど大人気なのが「桃パフェ」。自家栽培された新鮮な桃がふんだんに使われています。甘くみずみずしい桃と、さっぱりとした桃シャーベットが存分に堪能できる一品です。 年によっては、前の畑で桃狩り体験も開催。こちらもなかなか出来ない体験ができると、例年予約でいっぱいになるのだとか。
自家栽培のお米と新鮮野菜がうれしいランチ
季節によって内容が変わるのが楽しいですね
カフェオープン当初はスイーツメニューのみでしたが、「スイーツだけでなくごはんも食べてみたい」とのお客さんからの声が多く、リニューアルオープンと同時にランチも始めたそう。 「主菜ランチ」(880円)は、日替わりのメインおかず1品と手作りの副菜5品のセット。この日は、自家製ローストビーフや、富山の伝統食である「かぶらずし」など、店主の丹精込められた数々が並びました。あっさりと身体にいいものを、との思いで作られる料理に、身体だけでなく心も満たされます。
自然な味わいの「長者だんご」はパフェに並ぶ絶品スイーツ
自家製のお米を蒸して作られる「長者だんご」(1本98円〜)も、ぜひ味わってほしい一品。10種類ほどあるだんごメニューのなかでも人気があるのは、「クリームチーズ」(125円)、「きなこ」(102円)、「ごはん昆布」(116円)。だんごは白米特有の自然で素朴な口当たり。 昆布の消費量日本一の富山ならではの「ごはん昆布」は、だんごの甘みと昆布の塩気が絶妙な味わいです。
ランチやスイーツのほか、お店の入り口付近では自家製の切り餅や旬の野菜なども販売。新鮮な野菜を購入できるのも、農園ならでは。家に帰ってからも、自然の恵みを心ゆくまで味わうことができます。 季節ごとのとれたてを楽しめる「農工房長者」に、ぜひ足を運んでみてはいかがですか?
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小林 麻衣
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