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2022.07.23
夏の朝だけの優雅な姿を見に出かけたい、ハス&スイレンの花の名所8選【東日本編】
夏の盛りに見頃を迎えるハスの花。凛と水面に浮かぶ花姿は気品にあふれ、青々とした大きな葉と合わせて涼し気に映ります。夏の早朝に咲き昼には閉じてしまう、儚い美しさを持つハスやスイレンの花を見にでかけてみませんか。
【静岡】自生するハスが公園名になった「蓮華寺公園」
【神奈川】さまざまなハスの楽しみかたを体験「三溪園」
【東京】江戸時代から芸術家にも愛された「不忍池」
【東京】屋外と温室にスイレンが咲く「神代植物公園」
【千葉】市の花・オオガハスを栽培「千葉公園」
【静岡】自生するハスが公園名になった「蓮華寺公園」
藤枝市のほぼ中央にあり、市民の憩いの場として愛されている「蓮華寺公園」。春の桜や藤をはじめ四季を通じて花が咲き、遊歩道の散策を楽しめます。夏には公園の名前の由来になったハスの花が池で見ごろを迎えます。陸から見るほか、足漕ぎボードに乗って池を周遊するのも楽しめますよ。
【神奈川】さまざまなハスの楽しみかたを体験「三溪園」
実業家の原三溪により1906年に公開された本牧にある三溪園。三溪がハスの花を愛好していたことから、現在も季節になるとハスの花を楽しむ行事が行われています。 恒例の「観蓮会」は、2022年は7月22日から8月14日の開催。ハスの観賞用通路を開放するほか、園内の茶店ではレンコンを取り入れたメニューが登場。週末は、ハスを使った子ども向けワークショップも行われます。
【東京】江戸時代から芸術家にも愛された「不忍池」
東京のハスの名所として名高い、上野公園の現在の上野公園の「不忍池」。ずっと昔に東京湾の入江だった場所に水が海岸線の後退により池になったとされています。江戸時代からすでにハスの名所だったようで、浮世絵にも残され、近代文学にも多く登場。弁財天を祀る辯天堂(べんてんどう)を入れて撮ると、上野らしい一枚になりますね。
◎住所:東京都台東区上野公園
【東京】屋外と温室にスイレンが咲く「神代植物公園」
広大な園内で、季節ごとに様々な花を見ることができる「神代植物公園」。大温室には、紫や黄色の花を咲かせるオリエンタルな花姿のスイレンや、巨大な葉を持つ「オオオニバス」の展示も。屋外の水生植物園エリアでは、スイレンとハスの花をはじめ、さまざまな水辺の植物を見ることができますよ。
◎住所:調布市深大寺元町5-31-10
【千葉】市の花・オオガハスを栽培「千葉公園」
1951年に市内の検見川で、大賀博士を中心としたグループによって発見された、2000年以上前の古代ハスの実から咲いたのが「オオガハス」。古い地層から発掘され、発芽・生育に成功した蓮として世界最古だそう。千葉公園のハス池で栽培されているオオガハスの見ごろは6月上旬からと早く、7月中旬以降は徐々に減っていくそう。発祥の地で目にすると、古代のロマンを感じますね。
◎住所:千葉県千葉市中央区弁天3-1-1
【福井】世界の花ハスの競演「花はす公園」
花ハスを多く出荷している南越前町。杣山(そまやま)城跡のふもとにある「花はす公園」の園内には10か所のハス池や鑑賞スポットがあり、夏になると世界から集められた約130種の花ハスとスイレンが咲きます。例年、6月下旬から8月中旬の開花時期、約ひと月のあいだ開催される「はすまつり」では、ハスにまつわるイベントも行われますよ。
◎住所:福井県南条郡南越前町中小屋64-41
【宮城】遊覧船から花を見る「伊豆沼・内沼はすまつり」
宮城県北部、栗原市と登米市にまたがる「伊豆沼・内沼」は東北最大の低地沼湖。毎年7月下旬から8月末にかけて行われているのが「伊豆沼・内沼はすまつり」。イベント中は、広い湖全体を覆うように咲くハスの花を小型遊覧船から間近に見ることができます。まるで極楽を思わせるような花畑の体験はいかがですか。
【青森】神池に蓮が群生する「猿賀神社」
弘前市のお隣、平川市にある「猿賀神社」は、平安時代に坂上田村麿によって建立されたと伝えられる神社。境内の神池・鏡ヶ池は北限のハスの群生地で、夏になると淡いピンク色の花を咲かせます。例年開催される「平川市蓮の花まつり」は、2022年は3年ぶりに7月23日から8月28日までのあいだ開催。週末を中心にイベントも楽しめます。
********** いかがでしたか?盛夏の時季だけの短い間だけ見ることができる蓮の花の名所は、気温が高くなる前の朝の外出ににおすすめのスポットです。おでかけの参考にしてみてくださいね。
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ことりっぷ編集部



























