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2022.11.07
大仏様の参拝で賑わう長谷の路地裏にオープンした隠れ家カフェ♪「CHEEERS COFFEE」
路地の多い長谷の住宅街にとけこむようにたたずむ「CHEEERS COFFEE(チアーズコーヒー)」。自家焙煎した豆で淹れるコーヒーを楽しめるカフェで、シナモンロールやキャロットケーキなど手づくりの焼き菓子を味わいながらゆったりと過ごせます。鎌倉の大仏様にお参りしたあとにすこし足を延ばして、静かな長谷の空気に触れてみませんか。
民家の石垣沿いをぐんぐん進むと見えてくる一軒家
江ノ電長谷駅から徒歩約10分
細い路地を進んだ先にたたずむ「CHEEERS COFFEE」は、気さくなオーナー夫妻が切り盛りするアットホームな雰囲気のカフェです。鎌倉の大仏様で知られる高徳院を通り越して大仏切通のハイキングコースの入口へと向かう途中のエリアにあり、この辺りは観光客の姿をほとんど見かけることもなくとても静か。自生する木々が生い茂り、まるで秘密の隠れ家を訪れるかのようです。
扉を開けると広がるナチュラルで素敵な空間
天井が高く開放感のある店内
民家をリノベーションした店内は、明るいグレーの壁と優しい木の風合いに温かみがあります。壁や天井はオーナー夫妻が塗りの作業をして、居心地のいい空間になるようにと仕上げたのだそう。テーブルがゆったりと配置され、大きな窓から見える庭の景色に心が和みます。
庭の緑が目に優しく映る窓辺
クラシックな色合いに仕上げた趣のあるカウンター
まずはカウンターで注文してから席へ
広々とした木製のカウンターの奥はオープンキッチンになっていて、パンやスイーツが焼きあがっていきます。レトロな木枠のショーケースから好きな焼き菓子を選ぶのも楽しいひと時に。
(左上)生豆はCHEEERS COFFEEの名前の入った麻袋で届く(右上)焼き菓子のショーケース(左下)こんがりと焼いた食パン(右下)コーヒー豆の販売も「チアーズブレンド中深煎り」(918円/100g~)
自慢のコーヒーはミャンマーの農場から届く生豆をメインにエチオピア産やグアテラマ産など常時3~4種類ほどを自家焙煎しています。飲み頃を見計らいながら少量ずつ焙煎するコーヒー豆は中煎りから深煎りまで揃い、焙煎の度合いによるコーヒーの微妙な色の違いも楽しめるようにと、ガラスのカップを用意しています。
「カフェラテ」(605円)は磁器のカップで
コーヒー豆を使っているのに色は白いオリジナルプリン
「白いコーヒープリン」(440円)
オープン以来、カフェの名物になりつつあるのが「白いコーヒープリン」です。コーヒー豆を一晩浸したミルクで作るプリンで、ミルクの甘みの中にほんのりコーヒーの香りが漂います。コーヒーの味にこだわったカフェならではのオリジナルスイーツをぜひお試しあれ。
かわいい焼き菓子をちょこんとお皿にのせて
「キャロットケーキ」(385円)
シナモンロールやキャロットケーキなどお店で手づくりする焼き菓子は、マロンパイやパウンドケーキなども時々登場します。好みの煎り加減のコーヒーはもちろん「ジャスミンフラワーティー」とのペアリングもおすすめです。 ジャスミンの白い花だけで煮出すお茶は、お花畑にいるようなフローラルな香りが鼻腔をくすぐり、口の中にはやさしい甘みがふわっと広がります。優雅な気分にもなりますよ。
「ジャスミンフワラーティー」(660円)
サックリとした食感のクロックムッシュを熱々のうちに
メニューから好きなドリンクが選べる「クロックムッシュ」(880円)取材時は「カフェラテ」
できたての熱々をテーブルに運ぶ「クロックムッシュ」。分厚くカットした食パンは甘みのあるサックリとした口当たりで、ハムの上で自家製ホワイトソースがトロリととろけます。好きなドリンクとのセットなので軽いブランチにも。静かな隠れ家カフェで手づくりの美味しさを味わいながらくつろいでくださいね。
CHEEERS COFFEE
チアーズ コーヒー
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高橋茉弓
Writer
高橋茉弓
おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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