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2022.11.13
カエルの和スイーツがとってもかわいい♪ 名古屋の老舗菓子店「青柳総本家」の浅草店へ
「青柳総本家」は、尾張徳川家17代目の慶勝公から青柳の屋号をたまわり、1879(明治12)年に名古屋で創業した老舗菓子店です。看板商品の「青柳ういろう」が有名ですが、創業110周年を記念して作られた、ロゴマークの「柳に飛びつくカエル」をモチーフにしたカエルまんじゅうがかわいいと評判♪ さらに進化してラインナップが増えています。「浅草店」では、東京初上陸の「カエルのミルク風呂」や「ケロトッツォ」も購入可能。さっそく行ってみましょう。
浅草寺にも近い通り沿いにある浅草店
「青柳総本家 浅草店」は、浅草寺からもほど近い、仲見世商店街と背中合わせの通りに面しています。カエルを連想させる優しいグリーンを基調とした店構えで、愛らしいカエルたちについ足が止まります。 カエルのイラストのパッケージがかわいいおみやげ用のもの、その場で食べるワンハンドタイプのもの……用途にあわせて、いろいろなスイーツが楽しめます。なかでも、「浅草店」では、定番の「青柳ういろう」も購入可能ですが、直営店ならではのカエルのスイーツが人気だそう。
カエルまんじゅう+マリトッツォ=「ケロトッツォ」♪
(左から)ケロトッツォ ラムレーズン&くるみ360円、ケロトッツォ クリームチーズ&レモン350円。3個購入すると、カエルのイラストの懸け紙付きパッケージに入れてもらえる
「ケロトッツォ」はカットしたカエルまんじゅうに、クリームをサンドした和洋菓子です。おまんじゅうの部分は、中のあんこにあうように、職人さんが試行錯誤したオリジナルのクリームがほどこされています。 クリームのフレーバーは2種類。「クリームチーズ&レモン」はレモンの酸味がバランスよくチーズとひとつになった味わい、「ラムレーズン&くるみ」はラム酒にくるみの苦みが効いた少し大人な感じです。 当初は限定販売の予定だったのが、愛らしいビジュアルが人気を呼んで、レギュラー入り♪ 今ではすっかり浅草店の看板メニューです。
「いい湯だな~」カエルまんじゅうがお風呂でゆったり♪
「カエルのミルク風呂」450円
東京初上陸でこちらも人気な「カエルのミルク風呂」は、カエルが気持ちよくお風呂に浸かっているようなビジュアルがとってもキュート♪ 透明なカップに描かれたゴールドのカエルのシルエットもワンポイントになっています。 「カエルのミルク風呂」は、カエルまんじゅうがミルクシェイクに浮かんだアイデア満載のメニュー。カエルまんじゅうのこしあんとミルクシェイクを一緒に食べると、マイルドな優しい甘さが口に広がってほっこりします。 残念ながらおみやげ用に持ち帰りはできないので、店頭でいただきましょう。
定番を守りながら、新しいことを柔軟に生み出すパワー
カエルまんじゅうが6個入ったパッケージは843円
定番のカエルまんじゅうはドリンクとセットでも購入可能。しかも、ドリンクのふたが少しくぼんでいて、そこにちょこんとカエルを乗せられるような仕掛けが。これまでありそうでなかったキュンと来る演出です。 カエルまんじゅうやケロトッツォは、季節やコラボ限定のフレーバーやカエルの表情も登場します。これまで登場したのは、春のさくらあん、秋のおいもあん、敬老の日のじぃじトッツォ・ばぁばトッツォ、ハロウィンのケロキュラトッツォ、紅茶専門店カレルチャペックとコラボのルフナミルクティーなど、ワクワクするラインナップ。 由緒ある老舗の菓子店という枠にとらわれず、定番を大切にしながら柔軟にどんどん新しいものを取り込んで、さらに新しいものを生み出す「青柳総本家」。今後もどんな商品が登場するのか注目です。
カエルまんじゅうドリンクセット400円。柳の下で風流な一枚♪
青柳総本家 浅草店
あおやぎそうほんけあさくさてん
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いちきドーナツ 市来恭子 撮影:依田佳子
Writer
いちきドーナツ 市来恭子
東京在住のフリー編集兼ライター。尾道観光大使・群馬県文化審議会委員。すてきな情報をお届け♪
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