ゆっくり腰をおろして、鶴岡八幡宮境内を借景に

一面ガラス張りの窓から差し込む光があたたかい店内

「風の杜」の店内は白を基調としたモダンな空間が広がり、一面ガラス張りの窓からは美しく手入れされた中庭や年季の入った樹木などを眺めることができます。のんびり腰をおろしながら鶴岡八幡宮の優雅な景色を堪能できるため、来訪者からも密かな人気を集めているスポットです。

“長寿を願う縁起もの”のおうどんで、ほっこり体をあたためて

老舗日本料理店仕込みの鰹の出汁香る門前うどん「鎌倉うどん」（1100円）

店内でいただけるメニューは、すべて日影茶屋仕込み。甘味やお食事は店内で丁寧に手作りされています。寒い季節に人気なのは、鰹一番だしの旨味あふれる上品な味わいの「鎌倉うどん」。やわらかくジューシーなお揚げがのっており、“長寿を願う縁起もの”とされています。ちょっと贅沢したい方は、なめらかな舌触りの自家製お餅が入った「ちからうどん」（1400円）や、上質な国産牛がやわらかく煮込まれた「牛煮込みうどん」（1500円）もおすすめ。鎌倉散歩で疲れた体を、ほっこりあたためてくれます。

もちもちの白玉と上品なつぶあんが、口の中でほどける

ほうじ茶と箸休めが添えられた「白玉ぜんざい」（900円）

お茶をしたい方におすすめなのは、梅の花のごとく白玉が並んだ「白玉ぜんざい」。老舗日本料理店が監修していることもあり、素材の良さ、味わいの良さを感じられます。もちもちの白玉とつぶあんのほどよい甘さが口の中でほどけ、一気に幸せ気分。わざわざ食べたい一皿です。栗が入った「栗ぜんざい」（1000円）、ひんやりスイーツの「白玉クリームあんみつ」（1100円）も人気のメニュー。

ゆったりと流れる鎌倉時間と旅の思い出に浸る

白を基調としたモダンな店内が心地よい。蓮池の花の見頃は６〜７月

鶴岡八幡宮の神聖な空気感を存分に味わいながら、贅沢なひとときが過ごせる「風の杜」。店内、お食事、甘味、すべて上質なものに囲まれながら、ゆったりとした時間が流れます。鎌倉の街のにぎわいからちょっと離れ、旅の思い出に浸ってみてはいかがでしょうか。