芝生に寝ころんでのんびり「代々木公園」で花見&表参道の洗練されたスポットめぐり~東京 桜さんぽ~
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芝生に寝ころんでのんびり「代々木公園」で花見&表参道の洗練されたスポットめぐり~東京 桜さんぽ~

暖かい日も増え、桜の開花もすぐそこまで近づいている今日この頃。都内屈指の花見スポットで、のんびり花見をしながらくつろげる「代々木公園」と、連日多くの参拝者が訪れる都内有数のパワースポット「明治神宮」を起点に、表参道周辺エリアをおさんぽしてみませんか? 最新のカルチャーが渦巻く原宿と、洗練された大人の雰囲気が漂う表参道。多様な表情を見せるこのエリアには見逃せないすてきなカフェや器のお店、ミュージアムが集まっています。

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芝生の上に寝ころびながら花見ができる「代々木公園」へ

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メイヨシノと芝生のグリーンが美しい代々木公園の中央広場

広さは54万平方メートル、23区内で5番目の広さを誇る都立公園。例年3月中~下旬にはソメイヨシノが満開になり、春の訪れを祝うかのように華やかな雰囲気が漂います。2月中旬に河津桜などの早咲きの桜が咲くところから始まり、サトザクラ、ヤマザクラ、コヒガンザクラ、ウワズミザクラなどおよそ600本の桜が植えられており、長い期間、桜の花見を楽しめる場所としても有名です。 なだらかな起伏に富んだ地形、広々とした芝生の広場、大きな木陰をつくる木々など、都心にありながらとびきりの開放感を感じることができる代々木公園。今年は、都心にいながら桜と桜からのぞく青空をのんびり寝ころびながら、ゆったりと花見を楽しんでみませんか?

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緑あふれる100年の杜。2019年には博物館もオープン

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上:本殿 左下:高さ12m、柱間9.1m、柱径1.2mの大鳥居。木造の明神鳥居としては、日本最大級 右下:パワースポットとして有名な「清正井」(きよまさのいど)

まず訪れたのは、都内有数の規模を誇り、連日多くの参拝客でにぎわう「明治神宮」。明治45(1912)年に崩御された明治天皇をしのぶための神社として、大正9(1920)年に創建されました。約70万平方メートルの広大な境内は美しい緑に包まれ、新宿と渋谷の中間に位置しながら、都心とは思えないほどの豊かな自然が魅力で「永遠の杜」ともいわれています。

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左上:ダークグレーの外装が周囲の緑と美しく調和 右上:大きな窓から木々を望む2階ロビー 左下:明治22年の憲法発布の日に明治天皇と昭憲皇太后が乗車された英国製の馬車「六頭曳儀装車」 右下:ミュージアムグッズも要チェック。陶製 御玩具「毛植の犬」5500円

令和2(2020)年に鎮座100年を迎え、令和元(2019)年には御祭神ゆかりの品々を展示する博物館「明治神宮ミュージアム」もオープン。明治天皇や昭憲皇太后のゆかりの品々をはじめとする収蔵品を保管するほか、明治神宮をより深く理解できる企画展を開催しています。設計を手がけたのは日本を代表する建築家・隈研吾。杜の緑と溶け込むようにデザインされたメインロビーの開放感は素晴らしく、館内にいながら季節の移ろいを感じることができます。

「明治神宮」の記事はこちら

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明治神宮

めいじじんぐう

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03-3379-5511
明治神宮ミュージアムは03-3379-5875

clock-icon開門5:00~6:40、閉門16:00~18:30(日の出と日の入りの時間に合わせて変動)※明治神宮ミュージアムは10:00~16:00
pin-icon無休(明治神宮ミュージアムは木曜、祝日の場合は開館、展示替期間)
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素材にこだわる和定食が味わえる「THE TEISYOKU SHOP」

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赤と黒の斬新な壁紙が印象的な店内

明治神宮を参拝したあとは表参道方面へ足を延ばし、観光客や若者でにぎわうキャットストリートからほど近い路地裏にたたずむ「THE TEISYOKU SHOP」でランチ。こちらは、日本各地から厳選したこだわりの食材を使用した本格的な和定食が味わえると評判の定食屋。定食のお店とは思えないポップでかわいい店内では、肉じゃがや味噌カツ、生姜焼きから、ピザ窯で焼くふっくらとした焼き魚まで、種類豊富な定食が味わえます。

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「鯖の文化干し 石窯焼き」定食1650円

店のイチオシは焼き魚の定食。「鯖の文化干し 石窯焼き定食」は、銚子港近くで70年以上続く、茨城県の干物店・越田商店から仕入れる鯖の文化干しを使用。ピザ窯で焼く魚は脂がのってふっくらです。ご飯にもこだわりがあり、北海道のゆめぴりかや山形のつや姫など、その時期においしい一等米を玄米で仕入れ、その日使う分だけを店内で精米し、毎日羽釜で炊き上げています。

「THE TEISYOKU SHOP」の記事はこちら

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THE TEISYOKU SHOP

ザテイショクショップ

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心が華やぐカラフルな北欧雑貨「HAY TOKYO」でお買い物

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内装はブルーボトルコーヒーなどを手がけたことでも知られるスキーマ建築計画の長坂常氏が担当

おいしい定食でお腹を満たしたあとは、表参道のファッション複合ビル「GYRE(ジャイル)」地下1階の「HAY TOKYO」で雑貨選び。こちらはデンマーク発のインテリアプロダクトブランドの日本一号店。北欧らしいシンプルで機能的なデザインながら、ポップすぎず、渋すぎない色使いが魅力的な感度の高い家具や生活雑貨がそろいます。

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左上:トートバッグ2530円 右上:MAXIM BAG イエロー(L)13750円、グリーン(S)12100円 左下:PAO PORTABLE 26400円  右下:カップやボウルなどさまざまなタイプを展開するENAMEL シリーズ

商品は購入しやすい価格帯に設定し「手に届く憧れ」を目指しているため、生活に取り入れやすいのもうれしいポイントです。ショップロゴが入った大人気のトートバッグや、リサイクルプラスチック製のバンドを活用したバッグ、ランプやカトラリーなど鮮やかなカラーリングのアイテムの数々は、少し取り入れるだけで部屋が一段明るくなりますよ。

「HAY TOKYO」の記事はこちら

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路地裏にたたずむ古家具と器の店「pejite 青山」

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店内には古家具から古道具、器がずらり

つづいては青山方面へ足を延ばし「pejite 青山」へ。こちらは益子の人気セレクトショップ「pejite」の東京店。扱っているのは日本の古家具で、100年以上前のものもあるといいますが、店主の目利きと丁寧なメンテナンスで、現在の生活にフィットするアイテムにアレンジしています。

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左:古道具は木の器から事務用品などさまざま 右上:pejiteオリジナルの器。リム皿2200円~、カップ2970円など 右下:展示台8800円~

その家具に陳列するように置かれているのは、益子の作家を中心とした器の数々。どれもぬくもりあふれる、凛としたたたずまいが魅力です。自社工房で職人が仕上げるpejiteオリジナルの器もあり、リム皿やマグカップなど種類もいろいろで、色違いも豊富に展開しています。日々の料理に合わせやすい色見と形なので、少しずつ組み合わせてそろえるのもおすすめです。

「pejite 青山」の記事はこちら

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表参道の隠れ家「A to Z cafe」でのんびりティータイム

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明るい日差しが差し込む店内。テーブル&チェア席やソファ席など豊富な席のなかからお気に入りの場所を見つけて

買い物のあとは静かなカフェでちょっとひと休み。表参道の骨董通りを一本入った静かな通りにあるビルにある「A to Z cafe」へ向かいます。5階に上がると白を基調にした、洗練された空間が広がり、木のぬくもりを感じる店内には明るい日差しが差し込みます。大きな窓から青山の街並みを眺めるのもポイントです。

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グラスモンブラン870円。+400円でコーヒーなどのドリンクが付けられる

ランチセットからアラカルト、スイーツとメニューも豊富。こちらは見た目もかわいいグラスケーキです。季節によって旬の素材が使われ、この日のグラスケーキはモンブラン。お好みで添えられた黒蜜をかけて味わえば、甘さと苦さが合わさった大人な味わいが楽しめます。

「A to Z cafe」の記事はこちら

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A to Z cafe

エートゥゼットカフェ

clock-icon11:30~21:00、土・日曜は11:00~、金・土曜は~22:00(ランチは~15:00)
pin-icon無休
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世界的芸術家の息吹を感じる「岡本太郎記念館」

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入館料一般650円、小学生300円

最後は骨董通りから細い通りを一本入ったところある「岡本太郎記念」へ。こちらは世界的な芸術家・岡本太郎が約40年に渡って生活をしたアトリエ兼自宅をもとにした記念館です。作家が実際に使っていた筆やキャンバスなどの画材など、当時の物がそのまま残されたアトリエは見ものです。

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左・右上:庭にはインパクトのある作品がずらり 右下:ミュージアムショップで購入できるマグネットシート/(上)鯉のぼり(赤・白)各550円、(下)各385円

館内には太郎の作品が点在し、間近で鑑賞できます。庭にも自由に入ることができ、点在する彫刻に近づいて触れたり、一緒に写真を撮ったりすることも可能です。「芸術は一般の人々が身近に触れられる存在であるべき」と考えていた彼の思いをするかのようなオープンな展示が魅力です。作品を堪能した後は、1階のミュージアムショップにもぜひ。関連書籍のほか、岡本太郎のアートが身近に楽しめるグッズが満載です。

「岡本太郎記念館」の記事はこちら

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岡本太郎記念館

おかもとたろうきねんかん

clock-icon10:00~18:00(最終入館17:30)
pin-icon火曜(祝日の場合は開館) ※保守点検日休あり
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いかがでしたか? 個性的なお店が集まり、洗練された空気が流れる表参道エリア。春の温かな気候の中、ぜひゆっくりとおさんぽしてみてくださいね。

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