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2016.05.18
表情で変わる3つの味♪ 福岡みやげに買いたい、かわいい焼き菓子「こぐまかろん」
※こちらの記事は2016年5月18日に公開されたものです 福岡市東区箱崎の「こぐまや洋菓子店」は、焼き菓子がメインの小さな洋菓子店。“看板娘”ならぬ、“看板くま”のぬいぐるみ「タツオくん」をモチーフにしたマカロン「こぐまかろん」は、毎日売り切れ御礼の人気者です。
白い壁に水色の扉。街角の小さなパティスリー
博多駅から門司港行きの普通列車にゆられて5分、箱崎駅下車後、歩いて5分。福岡県立図書館や箱崎小学校が建つ福岡市東区のふれあい通り沿いに、お目当ての「こぐまや洋菓子店」はあります。 白い壁に映える水色の扉が目印。
通りに面した窓辺で、白こぐまのタツオくんと兄のニイチャンがお店番
店を切り盛りするのは、パティシエのキッカワタカコさん。 東京のケーキ屋などで8年間修業して地元福岡に戻ってきました。はじめはインターネットやイベント限定で焼き菓子を販売していましたが、瞬く間にファンが増え、2013年9月に路面店をオープン。
白とブルーを基調にした明るい店内
大人が3人も入ればいっぱいになるほどの小さな店内には、定番商品と日替わり商品を合わせて15種ほどが並びます。焼き菓子、生菓子ともにオーソドックスで、「シンプルなものをていねい」がタカコさんの信条なのだとか。
お菓子をのせる陶器のプレートは、タカコさんが手作りしたもの
数量限定なので、閉店前に売り切れることがほとんど。バレンタインやホワイトデーなどイベントが近づくと開店前から行列ができ、1時間ほどで完売するそうです。
「こぐまかろん」のつぶらな瞳に、きゅん♪
なかでも、多くのファンに愛され、はじめての人も一目ぼれしてしまうという、このお店の人気商品が、タツオくんをモデルにした「こぐまかろん」(210円)。 フレーバーは、塩キャラメル・木いちご・レモンの3種。「あはは」「にっこり」「びっくり」と、その表情で味が異なります。
左からレモン、塩キャラメル、木いちごの味
中には自家製のコンフィチュールやクリームがたっぷり入っていて、3種すべてに挟んだバタークリームは、まろやかさを出すための隠し味。口に入れると、サクサク、ほろほろと口溶け軽やか。一つ食べると二つ、三つと手を出してしまいそう。
ケーキの中の遊びゴコロ、気づきましたか?
左からレモンケーキ(200円)、あめがけシュークリーム(220円)、ヘーゼルナッツメレンゲ(2枚入180円)
卵の味が濃厚なカスタードのシュークリーム、きめ細かいふわふわ生地のパウンドケーキ、チョコとヘーゼルナッツがアクセントのメレンゲ菓子なども人気があります。 写真を見て、気づきましたか? 「お客さまが、笑顔になってくれるとうれしいから」といたずらっぽく微笑むタカコさん。レモンケーキの中に「スマイル」が潜んでいますね。 「こぐまや洋菓子店」のケーキには、ときどきタカコさんの遊びゴコロが隠されているんですって。 食べる人への愛情と、愛らしい工夫が詰まったタカコさんのお菓子たち。 今日のおやつに、おもたせに、かわいいこぐまを連れて帰ってみませんか? 売切れ必至の人気商品のため、早めの予約がおすすめです。
こぐまや洋菓子店
コグマヤヨウガシテン
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