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2024.03.07
【3月8日はミモザの日】ミモザがすてきな関西のスポット6選
マメ科アカシア属の総称・ミモザ。黄色の花が球状になり、さらに房状になってふわふわと木を覆います。ヨーロッパでは春を告げる花として愛され、3月8日の「国際女性デー」は、イタリアでは男性から女性にミモザを贈る「ミモザの日」としても有名。今回は京都・大阪・兵庫・和歌山の4府県から、美しいミモザが咲く場所をまとめてご紹介します。
【京都】100年の歴史を持つ「京都府立植物園」
【京都】庭園のように美しい小さな公園「桜井公園」
【大阪】春の花々の競演がすてき。「万博記念公園」
【大阪・兵庫】飛行機と一緒に♪「大阪国際空港(伊丹空港)」
【兵庫】心癒やされる“花のお寺”「円照寺」
【京都】100年の歴史を持つ「京都府立植物園」
京都の市街地の北部、賀茂川のほとりにある「京都府立植物園」。2024年に100周年を迎えた歴史ある植物園で、24万㎡の園内に約12000種類の美しい花や木を展示し、日本最大級の温室もあります。賀茂川に近い「未来くん広場」のそばにはミモザ(ギンヨウアカシア)の木があり、まさに見頃。木の近くにはビル・ゲイツ氏からの贈り物も納めるベニテングタケをかたどった書庫「きのこ文庫」があり、おとぎ話のような風景を楽しめます。
京都府立植物園
キョウトフリツショクブツエン
【京都】庭園のように美しい小さな公園「桜井公園」
古くから織物のまちとして知られる西陣エリアの一角にある小さな公園「桜井(さくらい)公園」。花や木、花壇、小川などが美しく整備された庭園のような敷地内にミモザの木があり、地元の人にまじって静かに楽しむことができます。公園のすぐ隣には、源義経が奥州への旅立ちにあたって旅の安全を祈願したといわれる「首途(かどで)八幡宮」も。旅やさんぽの途中に合わせて訪れるのもすてきです。
桜井公園
サクライコウエン
【大阪】春の花々の競演がすてき。「万博記念公園」
岡本太郎氏の代表作のひとつ「太陽の塔」でも知られる「万博記念公園」は、1970年に開かれた日本万国博覧会(大阪万博)の跡地を緑豊かに整備した公園。春夏秋冬、いつ訪れてもさまざまな花に癒やされます。展示施設を記念館に改修した「EXPO’70 パビリオン」近くの「世界の森」に、1本の大きなミモザの木があります。同じく黄色の花をつけるサンシュユなど、周囲の花とともに春の訪れを感じさせてくれます。
万博記念公園
バンパクキネンコウエン
【大阪・兵庫】飛行機と一緒に♪「大阪国際空港(伊丹空港)」
大阪府と兵庫県にまたがる「大阪国際空港(伊丹空港)」。ターミナルビルの屋上には展望デッキがあり、ミモザの木が2本植えられています。ウッドデッキ敷きで長さ400m・総面積7700㎡の広々とした空間には花壇や遊び場、カフェなどもあり、ライトアップや冬季のイルミネーション、アート作品の展示も。飛行機に乗るとき以外に訪れても楽しく過ごせます。発着する飛行機とミモザを一緒に写真に収められるのはここならではの魅力です。
大阪国際空港(伊丹空港)
オオサカコクサイクウコウイタミクウコウ
【兵庫】心癒やされる“花のお寺”「円照寺」
兵庫県中南部・加古川市ののどかな景色の中にある「円照寺(えんしょうじ)」は、1444年に開かれた浄土真宗のお寺。羽柴秀吉が中国平定の戦いで使った梵鐘「豊臣秀吉の陣鐘」が残されていることでも知られます。紫陽花や彼岸花、梅など季節ごとの花の名所としても愛されるこちら。3月から4月にかけてはミモザがたくさんの花を咲かせ、同じころ見頃を迎えるクリスマスローズや椿、雪柳などとともに境内を彩ります。
円照寺
エンショウジ
【和歌山】春らんまん♪「和歌山県植物公園緑化センター」
和歌山市のお隣、岩出市にある「和歌山県植物公園緑化センター」。花と緑がいっぱいの憩いスポットです。園内にはパノラマ花壇や温室、ハス池などがあり、珍しい植物や植物に関する展示も多くあります。2月から3月にかけては、のどかな里山の風景とともに春の草木を楽しめる時季。ミモザ(パールアカシア)や水仙の黄色、雪柳や河津桜のピンク、豊後梅の淡紅色などが競演。夢のような春の風景が広がります。
和歌山県植物公園緑化センター
ワカヤマケンショクブツコウエンリョッカセンター
いかがでしたか? 今回は、過去に「ことりっぷweb」で紹介した中から、美しいミモザが咲く関西のスポットをまとめてご紹介しました。最新の情報をご確認のうえ、おでかけくださいね。
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文/高柳涼子
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