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2025.02.23
西日本で楽しむ春の輝き♪ ミモザが美しい癒やしスポット10選 〜歴史ある庭園や瀬戸内海や桜との競演もすてきな名所も〜
鮮やかな黄色の花が春の訪れを告げる季節がやってきました。西日本にはミモザが美しく咲くすてきなスポットがたくさんあります。京都の「京都府立植物園」や大阪の「万博記念公園」、兵庫の「円照寺」などの名所から、大分の「おおがファーム」や福岡の「到津の森公園」(福岡)といった動物と触れ合えるスポットまで、10カ所をご紹介。春のやさしい風に吹かれながら、ミモザの輝きを楽しみませんか?
【京都】100年の歴史を持つ「京都府立植物園」
【京都】庭園のように美しい小さな公園「桜井公園」
【大阪】ミモザと早咲桜が同時に楽しめる「寺ケ池公園」
【大阪】春の花々の競演がすてき。「万博記念公園」
【大阪・兵庫】飛行機と一緒に♪「大阪国際空港(伊丹空港)」

【京都】100年の歴史を持つ「京都府立植物園」

撮影:スターユーザーmilkさん
京都の市街地の北部、賀茂川のほとりにある「京都府立植物園」。2024年に100周年を迎えた歴史ある植物園で、24万㎡の園内に約12000種類の美しい花や木を展示し、日本最大級の温室もあります。賀茂川に近い「未来くん広場」のそばにはミモザ(ギンヨウアカシア)の木があり、まさに見頃。木の近くにはビル・ゲイツ氏からの贈り物も納めるベニテングタケをかたどった書庫「きのこ文庫」があり、おとぎ話のような風景を楽しめます。
京都府立植物園
キョウトフリツショクブツエン

【京都】庭園のように美しい小さな公園「桜井公園」
古くから織物のまちとして知られる西陣エリアの一角にある小さな公園「桜井(さくらい)公園」。花や木、花壇、小川などが美しく整備された庭園のような敷地内にミモザの木があり、地元の人にまじって静かに楽しむことができます。公園のすぐ隣には、源義経が奥州への旅立ちにあたって旅の安全を祈願したといわれる「首途(かどで)八幡宮」も。旅やさんぽの途中に合わせて訪れるのもすてきです。
桜井公園
サクライコウエン

【大阪】ミモザと早咲桜が同時に楽しめる「寺ケ池公園」

撮影:スターユーザーmilkさん
大阪・河内長野市にある寺ヶ池公園は、四季折々の自然を楽しめる癒やしのスポット。広々とした芝生広場や遊歩道が整備され、春には色とりどりの花々が咲き誇ります。なかでも、ミモザの花が公園をやさしく彩る風景は必見。ふんわりとした黄色い花が春の訪れを感じさせ、桜との競演も楽しめます。特に遊歩道沿いの河津桜と一緒に咲く景色はとても華やか。春の心地よい空気を感じながら、のんびりお散歩してみませんか?

撮影:スターユーザーmilkさん
寺ケ池公園
テラガイケコウエン

【大阪】春の花々の競演がすてき。「万博記念公園」
岡本太郎氏の代表作のひとつ「太陽の塔」でも知られる「万博記念公園」は、1970年に開かれた日本万国博覧会(大阪万博)の跡地を緑豊かに整備した公園。春夏秋冬、いつ訪れてもさまざまな花に癒やされます。展示施設を記念館に改修した「EXPO’70 パビリオン」近くの「世界の森」に、1本の大きなミモザの木があります。同じく黄色の花をつけるサンシュユなど、周囲の花とともに春の訪れを感じさせてくれます。
万博記念公園
バンパクキネンコウエン

【大阪・兵庫】飛行機と一緒に♪「大阪国際空港(伊丹空港)」
大阪府と兵庫県にまたがる「大阪国際空港(伊丹空港)」。ターミナルビルの屋上には展望デッキがあり、ミモザの木が2本植えられています。ウッドデッキ敷きで長さ400m・総面積7700㎡の広々とした空間には花壇や遊び場、カフェなどもあり、ライトアップや冬季のイルミネーション、アート作品の展示も。飛行機に乗るとき以外に訪れても楽しく過ごせます。発着する飛行機とミモザを一緒に写真に収められるのはここならではの魅力です。
大阪国際空港(伊丹空港)
オオサカコクサイクウコウイタミクウコウ

【兵庫】心癒やされる“花のお寺”「円照寺」
兵庫県中南部・加古川市ののどかな景色の中にある「円照寺(えんしょうじ)」は、1444年に開かれた浄土真宗のお寺。羽柴秀吉が中国平定の戦いで使った梵鐘「豊臣秀吉の陣鐘」が残されていることでも知られます。紫陽花や彼岸花、梅など季節ごとの花の名所としても愛されるこちら。3月から4月にかけてはミモザがたくさんの花を咲かせ、同じころ見頃を迎えるクリスマスローズや椿、雪柳などとともに境内を彩ります。
円照寺
エンショウジ

【和歌山】春らんまん♪「和歌山県植物公園緑化センター」
和歌山市のお隣、岩出市にある「和歌山県植物公園緑化センター」。花と緑がいっぱいの憩いスポットです。園内にはパノラマ花壇や温室、ハス池などがあり、珍しい植物や植物に関する展示も多くあります。2月から3月にかけては、のどかな里山の風景とともに春の草木を楽しめる時季。ミモザ(パールアカシア)や水仙の黄色、雪柳や河津桜のピンク、豊後梅の淡紅色などが競演。夢のような春の風景が広がります。
和歌山県植物公園緑化センター
ワカヤマケンショクブツコウエンリョッカセンター

【広島】瀬戸内海や桜との競演もすてきな「やぶ椿と水仙の里」
福山市の西部、しまなみ海道の島々と、美しい風景で知られる「鞆の浦」の間に位置する「田島」。「やぶ椿と水仙の里」は、毎年春にオープンする花の名所です。樹齢300年のやぶ椿と約10万本の水仙が自生していた海沿いのゆるやかな斜面を生かし、地元の人が大切に手入れしているこちら。潮風にゆれるミモザが美しく、時期によっては遅咲きの品種の水仙や河津桜、ケイオウザクラなどとの競演も楽しめます。
やぶ椿と水仙の里
ヤブツバキトスイセンノサト

【大分】ヨーロッパの田舎気分で過ごせる「おおがファーム」
別府湾や美しい海岸線を一望する2万坪ほどの敷地にハーブや宿根草が育ち、山羊やガチョウなどが暮らす「おおがファーム」。森のような園内にはローズガーデンやヨーロッパの田舎を思わせる建物のカフェやショップもあり、別世界が広がります。園内にはパールアカシアやギンヨウアカシアなどさまざまな種類のミモザが咲き、見頃に合わせてブーケの販売などを行う「ミモザフェス」も開催されます。
おおがファーム
オオガファーム

【福岡】動物たちにも癒やされる「到津の森公園」
ゾウやキリン、ライオン、サルなどたくさんの動物を見たり一緒に触れあったりできる都会の森として親しまれている、北九州市小倉の「到津(いとうづ)の森公園」。実は九州最大級のミモザスポットでもあります。「草原の世界」や南ゲートなど、園内のあちこちに植えられたミモザ(ギンヨウアカシア)は、約60本。例年、2月末から3月前半に見頃を迎え、黄色いカーテンのような眺めを楽しめます。
到津の森公園
イトウヅノモリコウエン
いかがでしたか? 今回は、過去に「ことりっぷweb」で紹介した中から、美しいミモザが咲く西日本のスポットをまとめてご紹介しました。最新の情報をご確認のうえ、おでかけくださいね。
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高柳涼子
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