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2023.11.06
芦ノ湖を眺めながら北欧のおやつ時間を♪ フィンランドログハウスの隠れ家「カフェフィーカ箱根」
たくさんの観光客でにぎわう、箱根・芦ノ湖から車で約10分。自然をめいっぱい感じられる森の奥に、すてきなログハウスのカフェを見つけました。木の温かみあふれる店内では、コーヒー好きを魅了するサイフォンで淹れたコーヒーや自家製のシナモンロールを味わえます。また、芦ノ湖を望むテラス席は、時間を忘れてリラックスするのにぴったり。ゆるりとした時間に身を任せて、北欧のおやつタイムを楽しんでみませんか?
元箱根の森の奥に佇む隠れ家カフェ

薪が置かれた階段を上ってお店へ
芦ノ湖湖畔の元箱根港から車を走らせること約10分。くねくねした山道から入った、ひと通りの少ない林道沿いに「カフェ フィーカ箱根」はあります。 周囲は、鳥のさえずりと、風にそよぐ葉の音しか聞こえない森の中。見つけた瞬間、「わぁ、こんなところにお店が!?」と嬉しくなる隠れ家感がたっぷりです。
「北欧のおやつタイム」を意味する「フィーカ」

席は、わずか8席のみ。小ぢんまりとしていながら、こんなにも落ち着くのは、北欧の恵みであるフィンランドの木がふんだんに使われているから。 飛騨家具やハンモックチェア、ひとり用の席まで、様々な席を用意。木の温もりに包まれながら、お気に入りの場所で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

肌寒い季節になると、暖炉に火が灯る
店名の「フィーカ」とは、スウェーデン語で「北欧のおやつタイム」の意味。オーナーご夫婦が、「おしゃれな北欧のおやつを食べながら、森の中で穏やかな時間を過ごしてもらえたら」との想いで、2021年にカフェをオープンさせました。
芦ノ湖を眺められるテラス席

芦ノ湖を見るための双眼鏡も用意されている
なんと言っても特別なのは、外の景色を楽しめるテラス席。視界の先には、森の緑やきらきらと湖面が光る芦ノ湖が広がります。

双眼鏡を使って、芦ノ湖の大パノラマや海賊船を満喫♪

キンと冷えた冬の日に美しい雪景色が見られたり、空を茜色に染め上げる夕景が見られたり。ここに来たら、その日、そのときしか出会えない、自然の美しさをぜひ満喫してください。
眺めて、飲んで楽しい♪サイフォンで淹れるコーヒー

カウンター席に座れば、オーナーがサイフォン式で1杯1杯丁寧に淹れる様子を見られる
コーヒーはサイフォン式抽出にこだわり、コーヒー本来のおいしさを楽しめます。種類も豊富で、サイフォンで淹れるコーヒーの香ばしいかおりに、心がふんわり満たされるよう。 何にしようか迷ったら、初めての方は「ユニバーサル ブレンド珈琲」を召し上がれ。 酸味と苦味のバランスが絶妙で、スッキリとした後味になっています。
ふんわり、ザクッとがたまらない。名物のシナモンロール

「ユニバーサル ブレンド珈琲」中深煎り(500円)、「自家製シナモンロール」(400円)
北欧のおやつタイムに欠かせない「シナモンロール」も、お店の手作り。生地はしっとり柔らか。食べると、ザラメのザクザク感がほどよいアクセントを添えています。 優しいシナモンが香る「シナモンロール」は、コーヒーとの相性抜群。穏やかで充実したフィーカタイムを楽しんで。

「ベイクドチーズケーキ」(400円)
しっかり焼き色がつきた「ベイクドチーズ」も人気のメニュー。レモンのさわやかな酸味と、こっくり濃厚なクリームチーズのバランスが絶妙にマッチ。何度でも食べたくなる、不思議とクセになるおいしさです。

「箱根山麓紅茶」ホット・アイス(500円)

「チーズトースト」(400円)
小腹が空いたら、オーナーご夫婦が以前住んでいた大井町で人気の「ベーカリールーム YOKOYAMA」のトースト使った「チーズトースト」を。店主の愛情がこもったパンは、とてもシンプル。とろ~りチーズにも心が踊ります。

最後にお茶と無料の駄菓子でほっこり癒される
「カフェ フィーカ箱根」は、心と体が癒される、自然に包まれた隠れ家カフェ。箱根でゆっくり静かな時間を過ごしたい方は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

Kafe Fika 箱根
カフェ フィーカ ハコネ
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安藤美紀
Writer
安藤美紀

湘南を拠点に全国を旅するフリーライター。執筆した記事は1000以上。温泉の資格も複数保持。
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