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2024.03.04
【静岡】葛飾北斎の浮世絵がパッケージに!田子の月の「富士山もなか(葛飾北斎/冨嶽三十六景)」
旅の思い出として、友人・知人・同僚などにプレゼントしたくなる全国各地のステキな「おみやげ」をピックアップ。今回は、静岡のおみやげ「富士山もなか(葛飾北斎/冨嶽三十六景)」をご紹介いたします。
地元で長く愛されている、富士山型のかわいらしいもなか
「富士山もなか」は、和・洋菓子を製造、販売している「田子の月」で販売されているこだわりのお菓子。この地域ならではの富士山から湧き出る「良質な水」と厳選した「素材」を活かし、丁寧に作られた富士山型のもなかです。
袋から取り出してみると富士山の手前には田子の浦、後ろには月をイメージした風景が。もなかのフォルムがなんともかわいらしく、テンションが上がってしまいそうです。
もなかの皮の中には、北海道・十勝産の小豆と富士山の湧き水から作られた自家製小豆のつぶ餡が。ロングセラー商品にもなっている富士山もなかは全部で2種類。こちらの「小倉」の他に、北海道産の白いんげんまめ(手亡豆)を使って甘さ控えめに練り上げた「白餡」があります。 富士山もなかを食べてみると、なめらかなつぶ餡がぎっしり。やさしい甘さのつぶ餡は、パリパリとした皮との相性もぴったり。食べ応えもあって大満足のもなかです。
世界文化遺産登録10周年を記念!富士市の風景が描かれた浮世絵パッケージ
定番として長く愛されている富士山もなかですが、その特別バージョン「富士山もなか 小倉4個入り(葛飾北斎/冨嶽三十六景)」が2023年に登場。2013年6月22日の富士山がユネスコ世界文化遺産に登録されてから10周年を記念して2023年の「静岡県民の日」から販売がスタートしました。
懸け紙のデザインには、江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎の「冨嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)」から、田子の月の創業地でもある、富士市の風景を描いた3枚の作品が採用されています。 「駿州片倉茶園の不二」「東海道江尻田子の浦略図」「駿州大野新田」の3つの作品のデザインから1種ずつがランダムに販売がされているのだそう。どの掛け紙に出会えるのか、購入する時の楽しみのひとつになりそうですね。
「富士山もなか (葛飾北斎/冨嶽三十六景)」は、田子の月の各店、公式のオンラインショップで購入できます。富士山がモチーフになったお菓子は、静岡県のおみやげとしてもお祝いの贈り物としても喜ばれそう。お近くにお出かけの際はぜひお店を覗いてみてくださいね。
御菓子庵 田子の月 本店
オカシドコロ タゴノツキ ホンテン
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モリサワ ジュンコ
Writer
物撮り写真家 モリサワ ジュンコ
魅力あふれるモノゴトをインスピレーションとともにお伝えします。デザインやアート、建築が好き
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