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2024.04.03
7/13-9/23|巡回展が広島で開催「金曜ロードショーとジブリ展」
日本テレビ系の映画番組「金曜ロードショー」の歩みを辿りながら、スタジオジブリ作品の魅力を紹介する展覧会「金曜ロー ドショーとジブリ展」の巡回展が2024年7月13日(土)~9月23日(月・振休)に「広島県立美術館」にて開催。スタジオジブリ作品の魅力を時代の記憶と記録を通じて体感する展覧会をご紹介します。 ※メインカット:© Studio Ghibli ※画像はイメージです
“金ロー“とジブリのヒストリーを辿る圧巻のデータベース!
「金曜ロードショー」はこれまで200回以上にわたってスタジオジブリ作品を放送してきました。その歴史はスタジオジブリが人気を確立し、作品の評価を不動のものとしていく足跡とともにあり、現在も続いています。 番組の放送が始まった1985年は、スタジオジブリが“スタジオ開き”をした年であり、日本テレビが 特別番組で『風の谷のナウシカ』を初放送した年でもあります。
© Studio Ghibli ※画像はイメージです
本展ではそんな1985年を起点に、スタジオジブリ作品の公開年、そして「金曜ロードショー」で初放送された年がどんな時代だったのかを丁寧に振り返りながら、各時代の記憶と記録を通じて映画の魅力に迫ります。昭和から平成、令和に至る世相を掘り起こすことで、作品が持つ時代性と普遍性を 浮かび上がらせていきます。 *** ここからは、本展のみどころを詳しくご紹介していきます。
ジブリ作品の“設計図”に迫る!
© Studio Ghibli ※画像はイメージです
会場には『風の谷のナウシカ』から『アーヤと魔女』まで、絵コンテの一部が展示されています。絵コンテはいわば映画の設計図。シーンの流れをコマ割りしたもので、場面構成やセリフなど演出イメージを具現化するもの。作品の生まれる過程を見ることができますよ。
ジブリ映画ポスタースタジオ~あなたが主役のポスターが撮れる!
© Studio Ghibli ※画像はイメージです
みなさんの心に刻まれたスタジオジブリ作品の映画ポスター。ここでは『魔女の宅急便』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』などの作品のポスターを、自分が主人公になって撮影できます。
© Studio Ghibli ※画像はイメージです
音と光に包まれるジブリの幻燈楼
© Studio Ghibli ※画像はイメージです
2018~2019年に開催された「ジブリの大博覧会」の富山展のために作られた巨大な「ジブリの幻燈楼」が、京都会場に登場します。こちらはガラスの町・富山の富山ガラス造形研究所、富山ガラス工房、地元作家らが制作。富山のガラスに照射された光と音楽で、スタジオジブリの映画の世界に包まれましょう。
風の谷のナウシカ 王蟲の世界
© Studio Ghibli ※画像はイメージです
金曜ロードショーとスタジオジブリのヒストリーにおける原点、『風の谷のナウシカ』。本展では稀代の造形作家、竹谷隆之さんらが作成した造形物をもとに、“腐海”の空間が出現。今にも動き出しそうな王蟲、大王ヤンマ、ムシゴヤシ・・・ 足を踏み入れた瞬間、言葉を失う圧倒的なクオリティを、是非全身で感じてください。
**** 「金曜ロードショーとジブリ展」はこの後も、秋田、三重、長崎とまだまだ全国を巡回予定。近くに巡回展がやってきたときは、ぜひ訪れてみてくださいね。
「金曜ロードショーとジブリ展」広島展
広島県 広島市中区上幟町2-22 広島県立美術館 3階 企画展示室
082-221-6246
広島県立美術館
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ことりっぷ編集部
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