知る人ぞ知る隠れ家的カフェレストラン

ドアを開けてまっすぐに進んだ先が店内

代々木公園駅から徒歩1分のところにある、雑居ビルにあるカフェレストラン「プルミエメ」。階段を上って2階に進み、重たい扉を開けると、緑のパステルカラーを基調としたおしゃれ空間が広がります。店名は、フランス語で「5月1日」の意味。フランスでは「幸福が訪れるように」とすずらんを贈る習慣のある「すずらんの日」に当たるそうです。

広々としたテーブル席

縁側のような半外の要素のスタンディング席

厚切りトーストを使った絶品の朝食メニュー

目の前で焼き上げる。甘い香りがたまらない

店内でいただけるメニューのコンセプトは、「ちょっとよそゆきの朝ごはん」。注文を受けてから目の前の鉄板で焼き上げるさまざまな朝食メニューが一日を通して楽しめます。 朝食メニューは全部で約11種類。なかでもオープン当初から一番人気のメニューは、「お食事 鉄板フレンチトースト プレート」（1700円）。デリは時期によって内容が変わりますが、今回は、ケールやくるみラペ、ペコロスのオーブン焼き、雑穀米と新ジャガイモのマッシュのデリが付いていました。 厚切りのフレンチトーストは、バニラビーンズを混ぜ込んだ無糖の卵液に浸した厚切りパンを、国産発酵バターを使って鉄板でじっくり熱を加えてトーストし、サトウキビ100%で作られるフランス産のカソナードで表面をキャラメリゼしたもの。トッピングのベーコンと絡まったあまじょっぱさが絶妙なおいしさです。添えられた珈琲の花から採った蜂蜜を絡めて味変も楽しめますよ。

「お食事 鉄板フレンチトースト プレート」

贅沢食材をたっぷり使ったデザート

「春のロングミルフィーユ」

約4種類のデザートも要チェックです。中でもおすすめは、「ミルフィーユ」。季節によって内容は変わります。取材に訪れた日のミルフィーユは、カルピスバターを使ったサクサク食感のパイ生地に、特製カスタードクリームとバニラの生クリームを重ね、フレッシュないちごとオレンジ、有機抹茶クラムとチョコレートサブレ、チョコの人参、メレンゲのうさぎをトッピング。 チョコレートはショコラオレと同じMinimalさんのBean to Barのカカオ68%を使用。添えられたCedric Casanovaさんの「シチリア産オリーブオイルFRCIB」で味変もおすすめです。おいしいものを少しずついただけるのはなんとも贅沢ですね。

ふわふわのフォームがたまらない「ティーオレ〈H〉」

「Cedric Casanova オリーブオイル」（3,564円〜）や「カネ十 アールグレイ ティーバッグ」（1400円）など

ドリンクは、香り高いオリジナルブレンドのドリップコーヒーやヴィネガードリンク、こだわりのナチュラルワインなど20種類以上あります。ちょっとよそゆきのメニューと空間で、特別なひと時を過ごしてみてはいかが？