77
2024.08.28
鎌倉の風情あふれる古民家でのんびり楽しむモチモチのクレープ♪「コクリコ 御成通り店」
店頭の昔ながらのガラスの引き戸がひときわ目を引く「コクリコ 御成通り店」。オーダーごとに焼くクレープをレトロな古民家の雰囲気を楽しみながら味わえます。お店の横の路地を進むとまるで秘密基地のような裏庭につながっていて、こちらのテーブルでいただくのもおすすめです。鎌倉で生まれて50年になる人気のクレープを古民家の情緒と一緒に楽しんではいかがでしょうか。
桜模様のガラスを入れた建具が時代を語る古民家
御成通り沿いのお店
ノスタルジックな雰囲気が親しみやすい「コクリコ 御成通り店」。小町通りに本店のあるクレープのお店「コクリコ」の姉妹店で、本店と同様に店頭で焼くクレープが評判です。
ゆっくりと過ごせる店内
古民家を改築したお店は奥行きがあり、柱や梁はそのままに古き良き時代の暮らしぶりを彷彿とさせます。突き当りのガラス戸はレトロな桜の模様や緑色のガラスが入った貴重な建具。ほんのり灯る照明もアンティークで、静かにほっと過ごせる空間です。
50年前に小町通りでクレープ店を開く前はサンドイッチ屋さんをしていて、そのころ使っていた籐で編んだイスも置いてあり、この古民家にすっかり馴染んでいます。2階に上がる階段前に置いてあるので見つけてくださいね。
少しだけ鎌倉の日常を感じる路地裏
外のベンチではペットと同伴もOK
店内からは細い路地を通って、裏庭にも出られます。こちらにもコクリコのイメージカラーのペパーミントグリーンの長椅子や、アンティークのテーブルなどが置いてあり、鎌倉らしい風情を感じながら過ごせますよ。
店内から眺める裏庭
目の前で次々と焼きあがっていく大きなクレープ
「レモンシュガー」(400円)
本店と同じく、こちらもはじめに自動販売機で食券を購入します。シンプルながらも人気の「バターシュガー」や「レモンシュガー」をはじめ、クリームチーズや生クリームをトッピングする種類や、ツナやレタスをはさんで軽食になるものまで、50種類以上をラインナップしています。
鉄板の温度に配慮しながら均一に生地をのばしていく
オーダーごとに焼くクレープは、直径40㎝の大きな丸い鉄板ギリギリまで生地をのばします。こんがりとした焼き色のついた生地をヘラ1本でひっくり返し手際よく焼いていく様子は、見ていても気持ちがいいものです。
焼きたてをほおばるのんびりとした鎌倉のひととき
「バターシュガー」(400円)「アイスティー」(350円)
外側はパリパリ、食べ進んでいくうち内側はモチモチとした食感も楽しめるのが魅力のクレープ。先代のオーナーがパリの街角で見かけた屋台のクレープ屋さんの味に近づくよう研究を重ねたオリジナル生地で、ほんのりと甘く冷めても食感が変わらないのが人気の秘密です。
鎌倉名物ともいえるクレープを古民家で
焼いたクレープに野菜やハムをのせていく
地元の鎌倉ハムを使った「サルサやさい ハム」やツナの味付けが絶妙な「サルサやさい ツナ」は、サンドイッチ屋さんの頃に評判だったメニューを、材料もそのままにクレープに受け継いでいます。昔からよく知っている常連さんはサンドイッチをいただくような感覚でオーダーするのだそう。
「サルサやさい ハム」(600円)「ブレンドコーヒー」(350円)
レタスやキュウリといった野菜たっぷりの「サルサやさい ハム」は、ピリ辛のサルサソースがシャキシャキとした野菜によく絡み見た目以上のボリュームです。ぜひドリンクと一緒に味わって、古民家の雰囲気も楽しんでくださいね。
コクリコ 御成通り店
コクリコ オナリドオリテン
ことりっぷ編集部おすすめ
このエリアのホテル
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
高橋茉弓
Writer
高橋茉弓

おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
カフェ
の人気記事
の人気記事

















































