【湯沢】秋田のごはんやうつわを蔵の空間で♪「momotose」

黒漆喰の蔵を改装して10年ほど前にオープン。明るく優しい雰囲気が漂う

「ヤマモ味噌醤油醸造元」のすぐ近く、ぜひ合わせて訪れたいのが、「momotose（モモトセ）」。築120年の蔵をリノベーションしたインテリアショップ＆カフェです。木の香りが漂うぬくもりある店内には、地元の伝統工芸品や生活雑貨が並ぶショップスペースと、全国から選りすぐった家具で過ごせるカフェスペースがあります。

旬の食材を地元の味噌や醤油で味つけした料理を楽しめる「月替わり膳」

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【湯沢】泉質も豊富な県内最古の温泉地「秋の宮温泉郷」

風光明媚な保養地でもあり、武者小路実篤などの文人にも愛された

宮城県との境にある栗駒山のふもと、役内川のほとりに1702年に開湯した「秋の宮温泉郷」。奈良時代には発見されていたとも伝わる歴史ある秘湯の温泉地です。

湯量も源泉の種類も豊富。川のせせらぎを聴きながら入れる露天風呂も多い

【横手】アートを気軽に楽しめる「秋田県立近代美術館」

美術館のある「秋田ふるさと村」の敷地内には30を超える野外彫刻も

東京ドーム4つ分の敷地にさまざまな施設が集まり、地元の名産品やグルメ、工芸体験などを楽しめる「秋田ふるさと村」。その施設のひとつが「秋田県立近代美術館」です。 1994年のオープンから30年。江戸時代中後期に藩主や家臣の間で多く描かれた洋風画「秋田蘭画」や、近代以降の日本画や洋画、工芸、秋田ゆかりの作家の作品などを収集。誰もが気軽に楽しめる企画展や講座、創作体験などの取り組みを行っています。

【湯沢】旧正月を彩るユニークな風物詩「犬っこまつり」

かまくらと同じく由緒ある冬のイベントのひとつが、例年、2月中旬の土日に湯沢市で行われる「犬っこまつり」。約400年以上続くといわれる旧正月の民俗行事です。 米粉製の「しんこ細工」の犬などをお供えした伝統を受け継ぎ、現在は犬の像や神社、しんこ細工の犬を置いたお堂が雪で作られ、まちのあちこちに現れます。キャンドルイベントや花火などのほか、愛犬の健康と長寿を祈る祈願祭も。県内外から多くの人や犬が訪れます。

**** いかがでしたか？連載「ニッポンいいとこ案内」では、日本全国の旅の目的地にしたいスポットを順次紹介予定。楽しみにしていてくださいね