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2025.03.27
桜の季節にお散歩を♪砧公園の一角にある「世田谷美術館」の「セタビカフェ」でほっと一息
いよいよ桜の季節が到来。都内には多くの桜の名所がありますが、アート×桜を楽しみたいなら砧公園の中にある自然との調和が美しい「世田谷美術館」がおすすめ。光がいっぱい差し込む地下にはおしゃれなカフェメニューがいただける「セタビカフェ」もあります。気持ちの良いこの季節、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか。

自然との見事な調和を感じる「世田谷美術館」

美術館の入り口
用賀駅から向かって歩くこと20分。桜の名所として有名な広大な砧公園の中に「世田谷美術館」はあります。「用賀駅」から美術館行バスに乗って「美術館」で下車もできます。こちらは、フランスの画家であるアンリ・ルソーをはじめとする素朴派や世田谷区ゆかりの美術家の作品などを展示する美術館。 緑が豊かな空間の中に佇む世田谷美術館は、日本を代表する建築家・内井昭蔵が手がけたもの。「生活空間としての美術館」「オープンシステムとしての美術館」「公園美術館としての美術館」のコンセプトをもとに自然との融和をひとつのテーマにかかげて設計。アーチ形や三角形が多用されたモダンな美術館です。

周辺の自然と調和した建築

1Fのエントランスと展示室の入り口

オリジナルグッズも充実「ミュージアム・ショップ」

アンリ・ルソー関連のオリジナルグッズ
こちらの美術館では、近現代の作品を中心に、国内外の約18000点の美術作品を収集。素朴派などの作品や、世田谷区ゆかりの作家の作品、美食家で、書、器といった多くの分野で才能を発揮した北大路魯山人の作品を、収蔵品を紹介する「ミュージアム コレクション展」で楽しめます。

花森安治のグッズもいろいろ

「セタビカフェ」でほっと一息

広々とした明るいカフェ店内
館内には自然の外空間と美術館である内空間を両方楽しめるレストランやカフェが充実しています。地下にあるカフェ「セタビカフェ」では、地下空間にもかかわらず、空に向けて吹き抜けの空間である広々とした外テラスから差し込む光を感じながら軽食やランチ、スイーツをいただくことができます。

「ガレット サーモン」(1400円)

「ルバーブのタルト」(750円)と「アイスカフェラテ」(520円)
気持ちの良い季節はぜひ外のテラス席でいただきましょう。店内が29席、テラス席が56席の合計85席もあるのもうれしいところ。テイクアウトもできるので、目の前に広がる公園で花々を眺めながら楽しむ人も多く、特に3月から4月にかけてのお花見シーズンは多くの人で賑わいます。

たっぷりの席が用意された気持ちの良いテラス席

セタビカフェ
セタビカフェ

美術館の中庭
1階にあるフレンチレストラン「ル・ジャルダン」からは公園の桜が一望できます。気軽なランチからコース料理までメニューは幅広く、世田谷美術館企画展コラボメニューも登場します。四季折々の豊かな自然を眺めながらゆったりとしたひとときを過ごせますよ。

世田谷美術館
セタガヤビジュツカン
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田賀井リエ 撮影:廣江雅美
Writer
田賀井リエ

東京都在住。フリーエディター&ライター。趣味は街歩きと食べること。
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