この春は、出会えてよかった、心をゆさぶられる、アートな場所を探しに

３年に１度開催される世界からも注目の現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」が4月から開催。また、待ちに待った「大阪・関西万博」も4月に開幕し、最新のテクノロジーや多彩な価値観、未来社会の形が発信される年。アートにテクノロジーなどあたらしいものに注目が集まる2025年の春の旅は、春景色も楽しみながら、心にも脳にも刺激をうけるアートな場所を探しにでかけませんか？ アートな施設、まるでアートな美しい花景色に没入する旅を…。 淡路島・大阪・香川など、話題のイベントが今年催されるエリアや、一度は見たいとおもっていたあのアートと花景色に出会える茨城、青森、群馬をご紹介しています。

淡路島の焼き物「珉みん平ぺい焼やき」をルーツに、長く愛用できる丈夫で美しい日用の器

海と空、アートがつながるリゾート淡路島

関西屈指の花の名所としても知られ、春になると海と花が織りなす美しい景色が楽しめる淡路島。３月20日から４月27日まで「淡路花みどりフェア2025」が開催されます。淡路島でアートと花を楽しむなら必ず立ち寄りたい、世界的な建築家・安藤忠雄が手がけた「淡路夢舞台」。淡路花博の開幕を機に誕生したリゾート施設で、イベントの主要会場のひとつで、この時期には斜面に広がる百個の花壇「百段苑」に花々があふれ、空と海、安藤建築の美しいコントラストが満喫できますよ。近年はほかにもアートスポットや話題のお店も増えて、ますますにぎやかな淡路島。春の景色とアートに出会いに、淡路島におでかけしませんか。

自然との調和をテーマにした「淡路夢舞台」にある、立体迷路のような花壇「百段苑」

話題の美術館とアートシーンをめぐる大阪まちなかアートさんぽ

大阪・関西万博の開幕を迎える大阪の街は、今年はアートが旬。新たな美術館やギャラリーをはじめ、都市ならではの作品との出会いがある街です。そんな大阪で必ず訪ねたいのが、開館以来の大規模改修を経て3月1日にリニューアルオープンする大阪市立美術館。1936（昭和11）年、住友家の本邸跡に、日本で3番目の公立美術館として開館し、日本と東洋の作品を中心に、重要文化財6件を含む約8700件を所蔵しています。また、半世紀を経ても色あせない、55年前にはじめて万博が開催された、万博記念公園にも足を運んでみましょう。公園のシンボルになっている太陽の塔内の生命の樹は、生物の進化の過程を表す巨大な造形になっていますよ。

大阪・北加賀屋の街では、ショップやカフェ、工場、 民家の壁など、いたるところでポッ プなウォールアートに出会えます

島でも街でも、アートが溶け込むまち・香川へ

瀬戸内海の島々と2つの港、香川のまちを舞台に、３年に１度開催されているアートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」。今年は第6回を数え、香川県の宇多津町や東かがわ市、さぬき市の3つのエリアが会場に加わり、直島では５月に新しい美術館が開館することも話題です。そのメイン会場である香川は、芸術祭の開催以前から世界的アーティストや建築界の巨匠とゆかりが深く「アート県」として知られ、まちを歩けば、芸術家が手がけた作品に至るところで出会えます。瀬戸内エリアならではのクラフトや植物に囲まれたカフェなど、コンパクトなエリアに香川の芸術と風土が感じられる場所がたくさん。島めぐりと合わせてもっとアートな香川旅を楽しんでみませんか？

高松にあるカトラリー作家の樫原ヒロさんが構えるアトリエ兼ショップ「コノヒノ道具店」

ひたちなかと水戸をめぐる花と歴史の茨城旅

花の名所として知られる茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」。潮風に揺れる約530万本のネモフィラは、毎年秋に種を蒔き、丹精込めて育て、例年4月上旬ごろから咲きはじめ、中旬から下旬ごろに見ごろを迎えます。緩やかな「みはらしの丘」の斜面をゆっくり歩きながら、青に染まる美しい花畑で癒やされましょう。そのあとは、水戸の歴史スポット「偕楽園」や園内にある和モダンなカフェで庭園を眺めながらスイーツをいただきましょう。そのほかにも歴史的建築物、地元の人に愛されている和洋菓子店をめぐってみませんか。

ていねいに作られた和菓子と お茶のマリアージュを「菓匠にいつま hanare」

アートにときめく青森、鉄道にのってアート・花・温泉さんぽができる群馬へ

野外展示もたのしい「青森県立美術館」は、訪ねるたびに新しい出会いがあるアート施設

５つの美術館とアートセンターが連携し、青森のアートの魅力を国内外に発信するプロジェクト「AOMORI GOKAN」をきっかけに、アートを軸にした旅が注目を集めている青森県。参加施設の中でまず訪れたいのが青森市にある「青森県立美術館」。美術家の奈良美智をはじめ、棟方志功、怪獣デザインの成田亨など、個性豊かな郷土作家の作品や、日本画や洋画、現代アートまで幅広く収蔵しています。青森市ではアートのほかにも、レトロな喫茶に、地元であがる新鮮な魚介をいただける海鮮丼にお寿司、リンゴスイーツなど、おいしいグルメも見逃せません。

江戸時代に造られた土蔵や 水路が残る宿場町「白井宿」。八重桜の名所も

気分がぱっと華やぐ花のスイーツもご紹介

花をモチーフにした愛らしいお花のスイーツで春の訪れをひと足先に感じてみませんか。すべてオンラインでも購入することができるものをセレクト。自分へのご褒美に、そして「ありがとう」「おめでとう」の気持ちを込めて、大切な人に贈ってみてくださいね。 ・・・・・・・・・・・・・ この春は、自分の感性にささるアートを感じる場所を探しに旅にでかけませんか。 自然景色と一体となったアートな場所、巨匠の作品に、アートな美しい建築物、 まちなかのちょっとしたアートな場所も。 感じるままにそこに立ち、豊かな時間の流れを感じてみましょう。

ことりっぷオンラインストアで予約いただいた方限定で特典ありますよ♪

3月11日（火）までに、ことりっぷオンラインストアでことりっぷMagazine Vol.44 2025春「アートな場所を探す旅」をご予約された方には、1冊の注文につき1枚、ことりっぷオリジナルのクリアファイルをプレゼントします。この機会にぜひ、ことりっぷオンラインストアをのぞいてみてくださいね。

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