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2025.06.05
豊洲の仲卸が手がける生本まぐろの贅沢丼を♪「傳 人形町店」でいただく贅沢ランチ
水天宮駅近くの「傳(でん) 人形町店」は、築地で70年以上、現在も豊洲にてマグロの仲卸を営む会社が運営する店。マグロのおいしさは折り紙付きで、ランチでリーズナブルに味わえる丼が人気です。豊洲で当日の朝仕入れたばかりのマグロや旬の魚を使った丼を目当てに、開店と同時にお客様でにぎわいます(丼は平日のランチのみ)。中トロ、赤身、ネギトロがのった「鮪三種盛り丼」、マグロと旬の魚を楽しめる「海鮮丼」、だし汁をかけて好みの食べ方で味わえる「鮪と鯛のお茶漬け御膳」などのメニューがあり、新鮮な魚のおいしさに満足できること請け合いです。
下町情緒と食べ歩きを楽しめる人形町界隈

暖簾をくぐって店の中へ
水天宮や甘酒横丁があり、下町の風情やグルメを楽しめる人形町エリアにある傳 人形町店。半蔵門線水天宮駅7番出口から歩いて1分ほど歩くと到着です。ビルの中にある店ながら、店舗の入口は日本家屋風の造りで、足を踏み入れるのがわくわくするようなしつらえです。
掘りごたつ式の座卓がある和モダンな内装

カウンター席があり、一人で訪れても気兼ねなく食事ができる
店内に入るとカウンター席があり、その奥と隣は座卓があるスペースです。店内は明るさを抑えた照明で、渋みを感じる濃い茶色の壁に朱色の座卓が映えます。座卓は掘りごたつ式になっているので、腰を落ち着けて食事をすることができますよ。

間をとり、ゆったりと配置された座卓
新鮮な生・本マグロをたっぷりとのせた三種盛り丼

「鮪三種盛り丼」茶わん蒸し、味噌汁、小鉢、お新香付き
マグロが売りの傳 人形町店。まずはマグロをたっぷりと味わえる「鮪三種盛り丼」(1480円)を注文。つやつやと輝く厚切りの中トロ、赤身とネギトロが酢飯の上にのっています。中トロは脂の甘みを、赤身はうま味を、ネギトロはコクを。口に運ぶたびに、新鮮な本マグロのおいしさに感動するかもしれません。 そんな生の本マグロをランチで味わうことができるのは、マグロ仲卸を営む会社が運営しているお店だから。おもに三重県・伊勢で水揚げされた本マグロを、豊洲で朝仕入れてさばき、店舗へと運びます。
マグロと旬の魚介をのせた海鮮丼も人気

「海鮮丼」は旬のネタをいろいろ味わえる
旬の魚介をいろいろと味わえる「海鮮丼」(1300円)も捨てがたい人気メニュー。ネタはマグロのほか、朝の仕入れにより変わります。写真はカツオ、カンパチ、鯛、ホタルイカ、玉子焼きで、マグロ以外のネタももちろん朝仕入れたばかりで新鮮そのもの。 甘みがある秋田直送の米を使った酢飯。茶碗蒸し、味噌汁、小鉢、お新香もついて、しっかりと満足感のある内容となっています。
お出汁をかけて、お刺身で。食べ方いろいろお茶漬け御膳

だし汁をかければ刺身の食感の違いも楽しめる
ひと味違うマグロを楽しめるメニューもあります。「鮪と鯛のお茶漬け御膳」(1400円)は、自家製ゴマだれのかかったマグロとタイの刺身に、ご飯と薬味、だし汁がセット。コクのあるゴマだれが刺身の味わいをマイルドに包むようで、醤油で味わうのとはまた違うおいしさ。 まずはお刺身で、そしてお出汁をかければ、刺身の食感の変化も楽しめます。こちらもお新香、小鉢、茶わん蒸しが付き。わさびや薬味、お新香とともに、さらさらといくらでも食べられそうな一品です。

「鮪と鯛のお茶漬け御膳」薬味やお新香でさまざまな味わいを楽しめる

自家製ゴマだれとマグロの相性もいい
生・本マグロのおいしさをリーズナブルに堪能できる傳 人形町店のランチ丼。ランチは平日のみですが、夜はお酒とともにさまざまな生マグロの一品メニューを味わえるのでこちらもおすすめ。わざわざ足を運ぶのも納得の、マグロの目利きによるごほうび丼を味わいに訪れてみませんか。

傳 人形町店
デン ニンギョウチョウテン
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文:五箇貴子(オフィス・ポストイット) 撮影:古本麻由未
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