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2025.07.11
神奈川・足柄の里山でからだ想いのランチを♪ 涼やかな木漏れ日のテラスがある築100年の隠れ家カフェ「cafe だいず」オープン
2024年9月、自然豊かな足柄郡山北町に、築100年の古民家をリノベーションしたカフェがオープン。レトロな空気が心地いい店内では、手づくりにこだわったランチプレートやデザートを味わえます。木漏れ日が気持ちいいテラスで、からだ想いのごはんをいただけば、最高のリフレッシュタイムに。喧騒から離れ、静かな里山で緑に癒される休日を過ごしてみては。
丸太のトナカイが目印の一軒家

オーナーお手製の木のトナカイがお出迎え
都心から電車で約1時間半。JR御殿場線「山北駅」から10分ほど歩くと、木のトナカイが迎えてくれます。ちょこんと立つ姿が、どこか誇らしげで、見ているだけでほっこり。まだ知らない物語のはじまりを感じさせる、不思議でやさしい空気が流れています。

「cafe だいず」の入り口

庭先に佇んでいるのは、オーナーの愛車だったクラシックミニ。少し色あせたその姿が、ノスタルジックな風景にとけ込んでいます。

棚には黒電話やタイプライターなど、昭和の香り漂うアイテムが並ぶ
カフェは、靴を脱いで、スリッパに履き替えるスタイル。どことなく懐かしくて、「ただいま~」と言いたくなります。
ご夫婦の手しごとが詰まった空間

カヌーマラソンの町にふさわしく、小さなカヌーの飾りも店内を彩る
建物の味わいはそのままに、床や壁をご主人が改修。ノスタルジーを感じさせるカフェとして生まれ変わりました。聞けば、竹でつくられたスピーカーも、ご主人が作ったのだとか。スピーカーから流れる、丸みを帯びた、やさしい音色にも癒されます。


レトロな建具のそばには、ミニ(MINI)のミニカーがずらり。クラシックカー好きなら、きっと「おっ」と目が止まるはず。
季節ごとに表情を変える、木々に囲まれたテラス席

ウッドデッキの席はワンちゃんもOK
天気のいい日は、ウッドデッキに出てくつろぐのがおすすめ。ここは、自然を感じながら過ごせる特等席。春はしだれ桜、夏は青もみじが風にそよぎ、秋には色づいた葉が舞い、冬は凛とした空気が景色を引き締めます。
隣の畑で育った野菜や大豆が、そのまま店の味に

お店のすぐ隣には、農薬や化学肥料に頼らない「自然農法」の畑があります。季節の野菜や柑橘、自家製味噌に使う「だいず」などは、ここで育てたもの。そんな畑の恵みが、そのまま店のごはんとなって、訪れる人の体と心を満たしてくれるのです。
野菜もお肉もバランスよく。彩豊かなランチプレート

「ランチプレート」(1200円)
お食事系の人気は、色とりどりの手づくりお惣菜が楽しめる「ランチプレート」。畑や地元で採れた旬の野菜をふんだんに使い、目にもおいしい一皿に仕上げています。 この日は、塩こうじ豚のソテー・金柑ソースに、紅茶で煮た鶏、甘夏入りのラぺ、ブロッコリーのナムル、ピクルスにキッシュなど。サラダにはおからを加えた自家製ドレッシングを添えて。味噌汁には地元のお豆腐と酒蔵の酒かすを。 どれもが、土地の恵みと奥様の手間ひまが詰まった、大満足のラインナップです。

ランチのセットドリンク(コーヒーor紅茶)は300円
食後のコーヒーは、「アメイズコーヒーハウス 小田原店」の豆を使用。コーヒー豆のかたちをした氷の演出に、思わず笑みがこぼれます。

「本日のデザート」(400円)、「酵素ドリンク」(450円)
デザートも、すべて奥様の手作り。その日によって種類が変わるため、「今日は何かな?」という楽しみがあります。 なかでもキャロットケーキは、ファンの多い逸品。ほんのりスパイスを効かせた生地には、人参をたっぷりと。アクセントに、ほしぶどうも練りこまれています。 暑い日には、ドリンクは自家製酵素シロップの炭酸割りをぜひ。季節の果物を砂糖とともにじっくり発酵させて作る酵素シロップには、植物性の乳酸菌や酵素が含まれています。しゅわっとさわやかな飲み口で、美や健康にもうれしい♪

夏はもちろん、どの季節もゆったりとくつろげる「cafe だいず」。小田原や御殿場の観光途中に、ランチをかねて静かな里山でひと休みしてみませんか。

cafe だいず
カフェ ダイズ
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安藤美紀
Writer
安藤美紀

湘南を拠点に全国を旅するフリーライター。執筆した記事は1000以上。温泉の資格も複数保持。
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