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2016.06.21
シャンパンが香る、夏の甘味。名古屋の人気和菓子店「花桔梗」の“寒氷”
※こちらの記事は2016年6月21日に公開されたものです 名古屋にある和菓子店「菓匠 花桔梗(かしょう はなききょう)」は、洋菓子のエッセンスを取り入れたモダンで斬新な和菓子で人気のお店。夏にぴったりの涼しげな和菓子も登場していますよ。
スタイリッシュな佇まいの和菓子店
地下鉄桜通線桜山駅より徒歩10分、閑静な住宅街が広がる桜山に「菓匠 花桔梗」はあります。 和菓子屋のイメージとはかけ離れた、白壁のスタイリッシュな店構えに象徴されるように、店のコンセプトは「革新と伝統」。職人が江戸時代より受け継ぐ伝統を守りつつ、時代に合わせたモダンな和菓子を生み出しています。 開店は2004年とまだ比較的新しいのですが、名古屋の人気店として、遠方からも多くの人が通っています。
手みやげにぴったりの「シャンパン寒氷」
シャンパン寒氷(1296円)
ショーケースのなかで目を引くのが、すりガラスのように美しい「シャンパン寒氷」。 和菓子の「寒氷」に、洋酒のシャンパンを合わせた斬新な逸品です。 表面はシャリっとしていて、中は寒天らしい弾力のある食感が特徴。アルコールは入っていませんが、シャンパンの華やかな香りがしっかり感じられ、お酒好きにはたまりません。食べる分だけ小皿に移して、冷蔵庫で冷やしてからいただくと、よりいっそうおいしくなるそう。 見た目も愛らしく、手みやげやちょっとしたお祝いにも喜ばれそうですね。 名古屋駅にあるジェイアール名古屋高島屋の店舗では、「モエ・シャンドン」で作った「シャンパン寒氷」(1296円)が販売されているので、そちらもチェックしてみてくださいね。
果物がごろりと入った、瑞々しい「フルーツあんみつ」
フルーツあんみつ(540円)
夏のおすすめは「フルーツあんみつ」。 季節のフルーツの持つおいしさをそのまま寒天に閉じ込めた、贅沢なあんみつです。 寒天は国産一等級のものを使用。ゆるめに炊いてあり、少し固いゼリーのような食感です。寒天は甘さ控えめで、フルーツの自然な香りや甘味が引き立っていて、さっぱりした味わい。 白玉の代わりに乗っている羽二重餅は、店の看板商品。メレンゲを使っているので、もちもち感にやわらかさが加わり、マシュマロのような食感です。 お好みで、黒蜜をかけていただきます。
その他にも、練り菓子の「紫陽花」(324円、6月末まで)や、いちじくの入った「フルーツ生水羊羹」(432円)、「マスカット餅」(292円)など、季節の和菓子がたくさん揃っています。 店内にはイートインスペースも。お抹茶とともにゆったり和菓子を楽しんでみてはいかがでしょう。
菓匠 花桔梗
カショウ ハナキキョウ
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村田明音
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