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2025.10.20
ランチはおにぎりおかわり自由。行列ができる、おにぎりとあんみつの専門店「米と蜜」
近年、増え続けているおにぎり専門店。2024年6月にオープンした「米と蜜」は、「日本の良さを最大限に伝えたい」と、365日食べても飽きることのないお米と、自家製寒天のあんみつが主役です。3種あるランチはすべておにぎりのおかわりが自由。毎日水分量や炊き時間、蒸らし時間も変えながらこだわり抜いて炊き上げたお米のおいしさを堪能できる、和食好きにうれしいお店です。
かわいいのれんが目印のおにぎり専門店

大阪メトロ御堂筋線・本町駅2番出口から徒歩4分、角地にある二階建てビルがおにぎりとあんみつの専門店「米と蜜」。最寄りの本町駅は、梅田駅・なんば駅から乗り換えなしで約3~5分と、大阪観光の合間にも立ち寄りやすい立地です。

1階はおにぎりのテイクアウトショップ。季節替わりのおにぎり8種(280円~)、お総菜(250円~)が並びます。おにぎりは持ち歩きしやすいプラスチックケース入りなのがうれしいですね。
Wi-Fiも完備。窓辺のカウンター席は便利なコンセント付き
イートインするなら2階へ。築80年のレトロビルをリノベーションし、古き良きレトロ感と、今っぽい心地よさを融合させたそう。和のペンダントライトと、大工さんお手製のテーブル&チェアですっきり整えられた、居心地のいい空間です。

おにぎりがおかわり自由のランチが3種

契約農家から仕入れるお米は、気温や湿度に合わせて水分量や炊き時間、蒸らし時間も変えながら炊き上げています。塩は味や粒子の異なる5種類をブレンドし、旨味、塩味のバランスを調整。海苔は香りが良く、米をひきたてるようなものを選んで、おにぎりをこしらえています。

おにぎり玉手箱1920円
11時~15時に提供しているランチは「おにぎりプレート」(1300円)、おにぎりがセットになった「米粉うどんの肉うどん」(1190円)、「おにぎり玉手箱」の3種。すべておにぎりのおかわりが可能です。 「おにぎり玉手箱」は、お肉か魚か選べる主菜、小鉢5品、塩にぎり2個、みそ汁を特注プレートに並べて提供。1品ずつ美しく盛り付けられ、器使いにも見惚れます。
自家製の寒天に季節のフルーツと黒蜜を添えて

特製あんみつ(1080円)。提供は14:00~
特製あんみつに欠かせない寒天は自家製。一般的に天草が原料ですが、「どこで食べても同じ味・食感なので、理想を追求したかった」と独自の製法で歯切れの良さが心地よい寒天を作っています。

あんみつの器は、淡路島の焼き物を使っているので、器好きは要チェック
寒天と一緒に味わえるのは、缶詰フルーツではなく、旬のフレッシュフルーツ。あんこは兵庫県芦屋市にある老舗和菓子店「杵屋」から仕入れています。黒蜜が別添えされているので、好みの甘さに調整してくださいね。
水曜~金曜の夜は日本酒&おばんざいで一杯

日本酒一合1000円前後
水曜~金曜の17:30~22:30は日本酒と手作りのおばんざいを用意。定番から珍しい銘柄まで、目を引くパッケージの日本酒や和テイストのクラフトサワーを取り揃えています。お酒に詳しくなくても、気になるパッケージで選ぶのもいいですね。

最近では高級品になりつつある、おにぎり。安心できる素材で手作りしたおばんざいと、こだわり尽くした塩むすびで、少しだけ贅沢な気分を味わってみてください。

米と蜜
コメトミツ
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取材・文/西 倫世 撮影/milk
Writer
西 倫世

関西を中心に雑誌やWEBで旅・グルメ・トレンド情報に関する記事を発信。ラジオ番組への情報提供も担当
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