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2016.07.04
萩ガラスから庭園カフェまで。山口県萩で和さんぽ
江戸時代から変わらない町並みが広がる山口県萩市。伝統的な建築物が並ぶ城下町には、伝統工芸の萩ガラスや日本庭園を眺めるカフェなどもあります。 城下町ならではの和の風情を楽しめる萩へでかけてみませんか?
日本庭園を眺める「庭園カフェ畔亭」でランチ&カフェ

庭を眺める洋室「サウス・ルーム」
萩でランチやカフェ利用するなら、日本庭園を眺める「庭園カフェ畔亭(ていえんカフェほとりてい)」がおすすめ。 店内にはソファ席や座敷席があり、枯山水の庭園をどの席からも眺めることができます。しだれ桜やツツジなど、庭園を彩る季節ごとの花々も楽しめますよ。
夏にぴったり。涼し気な印象の萩ガラス

ヒビを封じ込めた3層構造の内ひびガラス
萩ガラスは、江戸時代末期に製造されていたガラスを、萩市の中心部から少し離れた笠山に建つ萩ガラス工房が1992(平成4)年に復刻したもの。萩ガラス工房では、原石選びから製造までを一貫して行っています。

左から色付しょうゆ挿し(小2310円)、特製皿(3564円)、内ひび丸コップ(3564円)
萩ガラスはその美しさはもちろん、強度が高いことも特徴で、レンジで使用できるものもあります。また、透明なガラスに金属酸化物を加えることによって、淡いピンクやブルーなど、さまざまな色合いのガラスを作り出すことができます。
県内外の作家作品がそろう「art shop TAZZ」

店内奥にある和室では、不定期で企画展やイベントを開催
萩の中心部にある昔ながらの田町商店街にあるのが「art shop TAZZ(アートショップタズ)」。自身も作家として活躍するオーナーが営む、小さなセレクトショップです。

オーナーの田村さんは、筆ぺん1本で描く線描画を制作しています。主に動物をモチーフに、筆ペンとは思えない繊細なタッチと、植物やそのほかの生物などを織り交ぜた幻想的な作風に、魅了されるファンも多いようです。

草木や顔料などで手染めした繊維を手編みした「手染め手編みの小物入れ」(各1500円)
そのほか萩焼や萩ガラスなど地元の作家作品をはじめ、県内外のクラフト雑貨や服飾品など、どれも手作りのあたたかみを感じる、どこか素朴な作品がそろっています。
********************************** いかがでしたか?萩にしかない逸品が集まる工房やショップへ、自分だけのお気に入りを探しにでかけてみませんか?
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上川奈穂美
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