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2026.02.25
リバーサイドの開放的な空間。登戸「リビングカフェ シャンティ」で味わう至福のオリジナルスパイスカレー
小田急線・JR登戸駅から歩くこと約5分。賑やかな駅前を抜け、多摩川の土手沿いを進むと見えてくるのが、「リビングカフェ シャンティ」です。大きな窓から広大な河川敷を一望できる店内は、驚くほどの開放感。のどかな景色を眺めながら、カレーやジャークチキンなど、異国の香りあふれるスパイス料理が楽しめます。
多摩川の風を感じて。旅する気分でくつろぐ「リビングカフェ シャンティ」

大きな窓から光が差し込む開放的な空間
多摩川のゆるやかな流れに寄り添うように佇む「リビングカフェ シャンティ」。大きなガラス窓の向こうには、どこまでも続く青空とリバーサイドの緑。土手をゆくジョガーやサイクリストを眺めていると、ここが東京近郊であることを忘れてしまいそうな開放感に包まれます。 この場所に惚れ込みお店を開いた店主は、ネパールやモロッコなどを旅してきたバックパッカー。メニューに並ぶのは、店主が異国の地で出会い、心をつかまれた味を再現した多国籍な料理の数々です。ひと口食べれば、日常からふわりと離れて旅先を散歩しているような、ワクワクした気持ちを運んでくれます。

本棚には名作漫画や食に関する本などが並んでいます
店名の「リビングカフェ シャンティ」には、リビングのようにくつろいでほしいという思いが込められているのだそう。実はここ、建物全体がシェアハウスになっていて、2階に住むスタッフたちがみんなでカフェを運営しているんです。店内の一角にあるのは、スタッフのみなさんがお気に入りを持ち寄ったという本棚。そこから一冊手に取り、お茶をしながらページをめくる。そんな、自分の家のように気取らない時間がここには流れています。 日が落ちると、お店は昼間の開放的な表情から一転、しっとりと落ち着いたカフェバーへと姿を変えます。静かな夜の川辺を眺めながら、美味しいごはんとお酒を楽しみにくる女性も多いのだそう。
自由に混ぜて自分好みに仕立てる「あいがけスパイスカレー」
「カレー2種あいがけ」(1,180円)
こちらのお店の名物は、店主こだわりのオリジナルスパイスカレーです。今回いただいたのは、いろんな味わいを楽しみたい人におすすめの「カレー2種あいがけ」(1,180円)。「本場ネパールやインドのように、豆カレーとお好みのカレーを混ぜて、味の変化を楽しんでほしい」という店主の想いが詰まった一皿です。数あるメニューの中から、今回は「ダル梅干しカレー」と、本日のカレー「きのこ入りほうれん草カレー」をチョイスしました。

爽やかな酸味を感じる「ダル梅干しカレー」
「ダル梅干しカレー」をひと口食べて驚くのは、お豆の優しい甘みのあとにやってくる、梅干しのきりりとした爽やかな酸味。「カレーに梅干し?」と意外に思うかもしれませんが、実はこれ、ネパールの「青マンゴーのピクルス」から着想を得た店主のアイデア。日本の梅干しを使うことで、私たちの慣れ親しんだお米に驚くほどしっくり馴染む、唯一無二の味わいに仕上がっています。 お隣に添えられた「きのこ入りほうれん草カレー」は、驚くほど濃厚。ふんだんに使われたほうれん草の、力強くもシンプルな滋味がダイレクトに伝わってきます。ぷりっとしたキノコの食感も楽しく、食べるほどに体が喜ぶような、ヘルシーで奥深い一杯です。

付け合わせの「キャロットラペ」と「フムス」が爽やかなアクセントに
お皿の脇には、「キャロットラペ」となめらかな黄色の豆ペースト「フムス」が。まずはそれぞれの個性を味わい、次に2種のカレーを混ぜ合わせ、最後はフムスを溶き入れて……。混ぜるごとに表情を変える複雑なスパイスの重なりは、まるで一皿の上で旅をしているかのよう。「本日のカレー」は季節によって10種類ほど入れ替わるそう。訪れるたびに新しい味わいに出会えるのも、このお店の楽しみのひとつです。
噛みしめるほどに広がる、スパイスの奥行き「ジャークチキンライス」

「ジャークチキンライス」(1,180円)
カレーと並んでファンの多い看板メニューが、ジャマイカの郷土料理をアレンジした「ジャークチキンライス」(1,180円)です。運ばれてきた瞬間、食欲をそそるスパイシーな香りがテーブルいっぱいに広がります。オールスパイスやクミン、コリアンダーなど、10種類以上ものスパイスを贅沢にブレンドし、鶏肉を丸二日かけてじっくりと寝かせているのだそう。
たっぷりのスパイスに漬け込んだ、ジャマイカ発祥の名物メニュー
一口運べば、その「パリッ」とした皮の香ばしさに、思わず笑みがこぼれます。フライパンで丁寧に焼き上げられたチキンは、驚くほどジューシー。スパイスの刺激だけでなく、お肉の旨みがギュッと凝縮されていて、噛みしめるほどに深みのある味わいが広がります。絶妙な「焦げ目」のほろ苦さもアクセント。添えられたライスと一緒に頬張れば、もうスプーンが止まりません。
鮮やかなグラデーションに心ときめく「ブルーラテ」&「タイティー」
色鮮やかな「タイティー」と「ブルーラテ」(各500円)
食後のテーブルを彩るのは「リビングカフェ シャンティ」ならではの個性豊かなドリンクたち。なかでも、旅情を誘う2つのシグネチャーメニューが人気です。 吸い込まれるような青さに目を奪われる「ブルーラテ」(500円)の色は、着色料ではなく、タイで親しまれているハーブ「バタフライピー」による天然のもの。現地では水に混ぜて飲まれることの多いこのハーブを、店主が試行錯誤を重ねて、優しくミルキーなラテへと昇華させました。シナモンのエキゾチックな香りとハチミツの柔らかな甘みが、まろやかな味わいのミルクとマッチします。
マドラーでかき混ぜて色の変化を楽しんで
鮮やかなオレンジ色が目を引く「タイティー」(500円)は、タイの街角で愛される味わいを忠実に再現しており、コンデンスミルクをたっぷり加えた濃厚なコクと、とろけるような甘さが特徴です。タイから訪れたお客さんが「故郷の味を思い出す」と驚くほどの再現度は、まさに本物の証。しっかりとした甘みがありながらも、どこか懐かしく、心を優しく解きほぐしてくれるような一杯です。 マドラーでそっと混ぜると、グラスの中に広がるグラデーションが溶け合って美しく変化していきます。どちらのドリンクも、プラス100円でアルコール入りにカスタマイズが可能。窓の外に広がる多摩川の景色を眺めながら、ゆったりとしたティータイムを楽しみましょう。
自宅でお店の味を楽しむ♪お土産はオリジナルの「スパイスキット」

本格的な料理やドリンクが作れるオリジナルスパイスキット
お腹も心も満たされたら、自分への小さなお土産を選んでみませんか? レジの横には、お店の味を自宅で再現できるオリジナルのスパイスキットが並んでいます。看板メニューの「ダル梅干しカレー」(600円)をはじめ、「ブルーラテ」や「クラフトコーラ」、「チャイ」(各500円)など、どれもぜひ作ってみたくなるラインナップ。丁寧なレシピ付きなので、スパイス初心者さんでも安心です。休日のキッチンで、ふわりと立ち上る香りに包まれながら、スパイスを楽しんでみる。そんな豊かな時間が、日常をちょっぴり特別にしてくれるはずです。 多摩川のゆったりとした流れと、窓いっぱいに広がる青空。そこにいるだけで、心地よいエネルギーが満ちていく「リビングカフェ シャンティ」。次の週末は、異国の香りをのせたスパイス料理を味わいに、登戸のリバーサイドへ小さな旅に出かけてみませんか?
living cafe SHANTI
リビングカフェ シャンティ
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文:宇都宮薫 撮影:土方証子
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