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2013.10.08
レトロなトラムに乗ってリスボンの街をひとまわり
リスボンはどこか懐かしい雰囲気が漂う街。この街でぜひ乗ってみたいのが木造のレトロなトラム(路面電車)です。車両は古いですが急な坂道や狭い路地を元気いっぱいに走ります。
市内めぐりは28番のトラムで

まずは市内のおもな見どころを回るのに便利な28番のトラムにカモンイス広場から乗ってみます。チケットはキオスクや地下鉄駅で購入可能。旅行者には1日券(6ユーロ)が便利です。前扉から乗車し、チケットをドライバーの後ろにある機械にかざします。木造の車内はとってもいい感じ。でもスリには要注意です。
展望台から街を眺めましょう

坂をぐんぐん上がって、眺めのいいポルタス・ド・ソル展望台に到着。オレンジの屋根と白壁、青い海がとってもきれい。すぐ近くのサンタ・ルジア展望台にはレストランがあるので、ここでランチタイムにするのもいいですね。ランチのあとはまたトラムに乗ってグラッサ展望台へ。途中、びっくりするくらい狭い路地を入り、通り抜けられるのか一人でヒヤヒヤしてしまいました。

今度は15番のトラムで「発見のモニュメント」へ

28番のトラムで街めぐりをしたら、今度はコメルシオ広場から15番のトラムで町の西側にあるベレン地区へ。ここにはヴァスコ・ダ・ガマの世界一周の偉業を記念して16世紀に建てられた「ベレンの塔」や、帆船をモチーフにした「発見のモニュメント」があります。
伝統菓子「パスティス・デ・ナタ」に舌鼓

ベルン地区へ行ったら、絶対にはずせないのが「パステイス・デ・ベレン」(Rua de Belém 84-92)。ポルトガルの伝統菓子「パスティス・デ・ナタ(エッグタルト)」の専門店で、店頭販売コーナーはいつも行列ができています。 カフェスペースはかなり広いので、混んでいても空席は見つけられるはず。内装にはアズレージョ(絵タイル)を使っていて、とってもいい雰囲気です。ナタは1つ1.20ユーロ(約160円)。皮はパリパリ、クリームは甘すぎず滑らかで、女子でも2個は軽く食べられます。 レトロなトラムを使って大満足の1日を過ごせました。
リスボンのトラム「エレクトリコ」
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青木萌
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