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2016.07.22
夏限定♪ 淡雪氷と鮮やかソースが何層にも重なった濃厚“ずんだ”フラッペ
杜の都・仙台の郷土料理といえば“ずんだ”。仙台の街中では多彩なずんだスイーツが味わえますが、夏になると注目を集めるのが、老舗和菓子店「杜の菓匠 玉澤総本店 一番町店」の「ずんだフラッペ」です。淡雪のような氷を香り高いずんだソースで包む、夏季限定の味わいを楽しんでみませんか?
老舗和菓子店で優雅なティータイム
仙台市営地下鉄勾当台公園駅から徒歩3分。ケヤキ並木が美しい定禅寺通の程近く、ファッションビルやカフェが建ち並ぶ一番町商店街に、和菓子店「杜の菓匠 玉澤総本店 一番町店」はあります。 「杜の菓匠 玉澤総本店」は、贈答やおみやげにぴったりのお菓子がそろう、仙台を代表する老舗和菓子店。市内9か所に店舗を構え、一番町店は、軽食や和スイーツが味わえる喫茶室を併設しています。 洋画や美術書がディスプレイされた喫茶室は、老舗ホテルのラウンジをイメージさせるくつろぎの空間。ゆったりとしたBGMに耳を傾けながら、優雅なひとときを過ごせます。
ふわふわの氷に自家製ずんだソースがとろり
「ずんだフラッペ」(950円)。氷の上に散りばめた枝豆のほのかな塩気が、甘みをより引き立てます
今の時期のイチオシは、9月初旬までの限定で提供する「ずんだフラッペ」(950円)です。綿菓子のように軽やかな氷の上には、手作りの白玉とほんのりと塩気のある枝豆、バニラアイスクリームが盛られ、さらにその上から風味豊かな自家製ずんだソースをとろりと垂らしています。 爽やかな黄緑色のずんだソースは、味の濃さと香り高さに定評のある山形県鶴岡産の枝豆を使用。ずんだソースを氷の上からかけるだけでなく、ふわふわの氷と何層にも重ねているのもポイントです。 クリーミーなソースが染みた氷は、しっとりとなめらかな口当たりで、ケーキを食べているような気分に。アイスクリームと一緒にほおばると、よりミルキーな味わいが楽しめます。
手作りの「ずんだみつ豆」は、羊羹の形に注目です
「ずんだみつ豆」(900円)
一年中味わえる「ずんだみつ豆」(900円)も、涼やかな見た目が夏にぴったりのメニュー。みずみずしい寒天、もちもちの白玉は、すべてお店で手作り。ちょこんと飾られた木の葉型の羊羹は、四季を感じられるよう、季節ごとに色や形を変えているのだそう。お好みで上品な甘さの白蜜をかけていただきましょう。 8月6日から8日の3日間、街中では夏の風物詩「仙台七夕まつり」が開催されます。 実は商店街に面した窓際の席は、色とりどりの七夕飾りを上から見ることができる穴場スポット。お祭りと合わせて仙台に訪れ、風にゆらめく七夕を楽しみながら、夏だけの甘味を味わってみてはいかがでしょうか?
「仙台七夕まつり」の記事はこちら
杜の菓匠 玉澤総本店 一番町店
もりのかしょうたまざわそうほんてんいちばんちょうてん
宮城県 仙台市青葉区一番町4-9-1
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菅原聡子
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