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2014.02.20
世界各地から選りすぐったデザインとプロダクトが揃う雑貨店「QUICO(キコ)」
オーナーが世界各地を巡って選び抜いた北欧ヴィンテージのお皿やポット、モロッコやチュニジアのカゴ、ミッドセンチュリーのヴィンテージ家具など、デザイン性の高いアイテムが揃うセレクトショップです。
開放的で上質な空間が迎えてくれます

表参道駅A1出口から出て、表参道に沿って歩き、路地に入ってしばらくすると白い壁のモダンな建物が見えます。それが今回ご紹介する雑貨屋さん「QUICO」です。駅から徒歩約10分ほど、閑静な住宅街の一角にあります。 オーナーの山本弘美氏と小杉正佳氏が、代官山の人気ショップ「COCUE」を経て、2005年にオープンさせたお店です。 大きく開いた窓から自然光がたくさん差し込む店内は明るく開放的。1階、2階、半地下、地下が階段状に構成された特徴的なフロアも、連続した一つの空間を生み出していて広くゆったりとしています。
オーナーの感性で選び抜かれたアイテムに心躍ります

店内には、ヴィンテージの北欧家具、中南米のファブリック、国内外のクラフト作品やウェアなどが揃います。どれも、世界各地からオーナーの厳選したものばかり。 例えば、フィンランドの陶器ブランド「アラビア」の「コーッキ・シリーズ」。 トレイからボウル、バターケースまで全部そろえたくなるほどの可愛さで、白と深いブルーという色の組み合わせと、のびのびとした手描きのデコレーションが特徴的です。同社の人気デザイナーだった、グンヴォル・ウリンーグロンクヴィスト(1928~2005年)が装飾、フォルム両方のデザインを手掛けています。 視線を他にうつすと、そこにはセラミックのムーミンが。こちらもフィンランド製で、現在庫数限りのレアアイテムなのだとか。 気になるモノであふれています。

オリジナルアイテムもこだわっています

オーナーのこだわりが生んだ「QUICO」オリジナルのアイテムにも注目です。 リネン100%のロングチュニックドレスは、ナチュラルで心地良い肌触りです。ロシアの古い人形をモデルにしたオリジナルこけしは、宮城県鳴子温泉のこけし工人によって製作されたとのこと。ロシアと和が融合した面白さが、そのデザインにあらわれています。 訪れるたびに新しい物に出会え、世界中を旅しているような気分にさせてくれる・・・、「QUICO」は、そんなお店です。このお店の世界観に共感した人は、『QUICO(キコ)のスタイル』という本も出版されているので、チェックしてみてください。

QUICO
キコ
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