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2014.05.28
福岡発のフレンチトースト専門店「Ivorish(アイボリッシュ)」が渋谷にオープン
福岡で人気を呼んでいるフレンチトーストの専門店が2014年4月にオープン。独特の軽い食感に多彩なトッピングなど、これまでにない斬新なフレンチトーストが味わえます。
オープン早々から行列ができるほどの人気ぶり
フライパンをモチーフにした店名ロゴがキュート
2014年4月オープンから、あっという間に人気店になった「Ivorish渋谷(アイボリッシュ渋谷)」。開店から閉店まで客足が途絶えず、最大4時間待ちの行列ができたこともあるそうです。 お店はJR渋谷駅ハチ公口から西武百貨店に向かって進み、その先を左折した公園通り沿いのビルの地下1階。 店の窓には、フレンチトーストやフルーツ、キッチンアイテムなどのサンプルが飾られ、店の前で待っている間も目で楽しませてくれます。
アメリカンダイナーを思わせる居心地の良い店内
店内からはフレンチトーストの調理風景が眺められます
店内は、アメリカンダイナーのような開放的な空間。 ガラス越しにキッチンスペースが眺められるカウンター席や、三角屋根があるソファ席など、さまざまなタイプの客席が設けられています。
たっぷりのトッピングと軽い口当たりが魅力のフレンチトースト
「クリスピー ブルーベリー」。トーストにまぶしたフレークのサクサク感もポイント
フレンチトーストといえば、見ためにシンプルなものが一般的ですが、こちらではフルーツなどのトッピングをたっぷり盛り込んだフレンチトーストが楽しめます。 開発に半年を費やしたというオリジナルパンをはじめ、芳醇な香りが特徴の発酵バター、トーストの味を生かすためにあっさり味に仕上げたアイスクリームなど、随所にフレンチトースト作りへのこだわりが感じられます。 今回オーダーしたのが、「クリスピー ブルーベリー」レギュラー1944円。ベリーやイチゴをちりばめた渋谷店限定メニューです。 食べて最初に気づくのが、トーストの軽い食感。ふわっとした口当たりは、ほかのフレンチトーストとは一線を画す新感覚です。 甘さの加減もほどよく、トーストにサンドしたクリームチーズのコクや、ブルーベリージャムの酸味が味にバリエーションをもたらしてくれます。 一見するとかなりボリューム感があるのですが、気がつけばペロッと完食してしまうほどの食べやすさです。
食事系フレンチトーストも必見です!
渋谷店限定の「グリルチキンとアボカドのディルマヨネーズ」1404円と、「カフェラテ」540円
スイーツ系フレンチトースト以外に、食事系もそろっています。 食事系のフレンチトーストは、甘さが抑えられ、文字通りしっかり食事ができます。 フレンチトースト版の「エッグベネディクト」1404円や、塩麹を使ったやわからいチキンが印象的な「グリルチキンとアボカドのディルマヨネーズ」など、デザート系同様、その顔ぶれも実に多彩です。 10~14時のランチタイムなら、ドリンク(コーヒー・紅茶・オレンジジュースのいずれか)が付いてきます。
混んでいるなら、テイクアウトして近くで食べてもOK
テイクアウトの料理は、専用のランチボックスに入れてくれます
並ぶのが苦手だけど、どうしてもフレンチトーストが食べたいという人には、テイクアウトがおすすめです。 12種類中、11種類が持ち帰りでき、イートインの行列とは別に、注文は専用のカウンターで受け付けてくれます。 できたての状態で味わうのがベストなので、買ったら近くの代々木公園などでいただきましょう。 アメリカの朝食の定番、フレンチトースト。その味の幅広さを知り、“ポストパンケーキ”ブームの予感がします。 店内の雰囲気も含め、アメリカ気分が味わえるのも魅力的でした。
Ivorish渋谷
アイボリッシュシブヤ
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渡部真人、写真:渡邊裕未
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