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2014.10.23
歩き回るのが楽しくなる♪信州の森の中の雑貨店「ペースアラウンド」
※こちらの記事は2014年10月23日に公開されたものです。 軽井沢にほど近い御代田町の雑貨店「pace around」。店名は“歩き回る”という意味です。お店をめぐるように、広々とした店内でヴィンテージの器や体にやさしい食材を探し歩いてみませんか。
小鳥のさえずりしか聞こえない静寂の空間
軽井沢の名山、浅間山方面に向かって林道をドライブすると、木立の中に現れるのが一軒家の雑貨店「pace around」。標高が高く、清々しい空気がお店を包んでいます。 アンティークのブルーのドアを開けると真っ白なエントランスへ。季節感あるテーマでディスプレイされた空間が素敵です。レンガを積み、壁に漆喰を塗ったのはオーナーやスタッフ。家に招かれたような雰囲気です。
日常を彩る機能美に優れた雑貨がずらり
約100坪もの広さのある店内は、元は印刷工場でした。ワンフロアを贅沢に使った空間に、オーナーの山岸夫妻が国内外から買い付けたヴィンテージものを中心とした雑貨や家具、オーガニック系の食材がテーマごとにディスプレイされています。長く使える、飾るよりも日常的に使える“機能美”を重視してセレクトしたものです。 土間の英国ガーデニンググッズからはじまり、近郊農家の無農薬野菜、燕三条のキッチン道具、ヨーロッパのヴィンテージの食器、アクセサリー、文具、洋服、オーガニックワイン、ルヴァンの天然酵母パン、植物、なんとハンモックまで。ひとつひとつのコーナーが個性的なショップのようです。 ヴィンテージの食器は1930~1980年代のものが多く、価格も2000~3000円台とお手頃。イギリスやドイツ、フランス、チェコなどで長く愛されてきた素敵な器が見つかりますよ。
イギリスの製陶ブランド「T.G GREEN」のコーニッシュブルーシリーズ
雑貨屋さんが発信するオリジナル雑貨
オリジナルカッティングボード2800円~(税別)
「ワクワクする感じを大事にしたいです。店内をぐるっと2周以上回っていただけると、新しい発見があるかもしれません」と山岸さん。ヨーロッパで見た、生活に欠かせない主要な場所を循環する路面電車のある街のように、訪れた人が歩き回ってモノと出会える場を作りたかったそうです。
新たに取り組んでいるのがオリジナル雑貨の販売。なで肩ハンガーやカッティングボード、キッチンペーパーホルダーなど、雑貨店目線で作ったものです。温かみのあるデザインと手ざわりにホッとしますよ。雑貨屋さんならではの発想で生まれた雑貨も楽しみにしたいですね。
pace around
ペースアラウンド
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細江まゆみ
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